【GB250クラブマン】リアホイールダンパー交換、他

スロットル操作に対するトラクション応答が悪く低速走行時にギクシャクしていて、長く放置されていた影響でキャブレターが原因なのかと思い、何度も調整したのですが改善せず諦めていました。

それが、たまたまドライブチェーン清掃中にドリブンスプロケットが周方向へ大きくガタついていることに気づき、ホイールダンパーに問題があることを認識。

ネット通販で部品発注したものの「在庫なし」で注文キャンセルされてしまい諦めていたところ、偶然にも行きつけのライコランドで4個まとめて売っていたので衝動買いしました。

センタースタンドで車体を上げ、シャフトを抜きリアタイヤを外します。

ドリブンスプロケットを固定する大きめなスナップリングの取り外しには、20年前に買ってから全く出番の無かった軸用スナップリングプライヤーが活躍しました。

ちなみに、
自分が愛用している工具のブランドはドイツ製の「スタビレー」がメインです。

2000年に何も知らずファクトリーギアに置いてあった工具セットのセール品を買っただけですが、航空業界では有名な工具メーカーだったようです。

梨地仕上げで滑りにくいのが気に入ってます。

スプロケットを外した状態ですが、ダンパーゴムが縮んで2mmくらい隙間ができていました。
（多少は摩耗もするようです。）

正確な角度を測っていませんが、感覚的には周方向に5°くらいのズレが発生していたように思います。

部品が入手できない場合は、この隙間か、ダンパーゴム挟み込み部分にゴム板か何かを挿入すればパーツ交換しないでも対応出来るかもしれません。

ダストシールがボロボロなのは見なかったことにして、
回転抵抗が怪しかったベアリングにグリスを追加充填して、とりあえずを凌ぐことにしました。

縮んだダンパーに依るガタツキでハウジングが擦られた痕跡ありましたが、軽微なため問題ないと判断しました。

外したついでにブレーキドラムをチェックしましたが、ほとんど摩耗していませんでした。

この時点で総走行距離18000kmぐらいてすが、フロントブレーキのディスクもほとんど減っていません。

そもそもタイヤも無交換でしたが。

元オーナーの実姉と義兄は相当に大人しく乗っていたようです。（単に無頓着なだけ？）

それでも結婚前に名古屋までタンデムで行っ
たらしいのです。よく分かりません。

せっかくのRFVCなのにエンジン回転が重かったのはそういう理由なのかもしれません。

劣化予防を期待して「ラバープロテクタント〉に漬けて含浸させてみましたが、ほぼほぼ封鎖環境なのであまり関係ないとは思います。

各所にテフロングリス塗布してからパーツを組み込んだあとで再確認したら少しスプロケットにガタがあったので、
ダンパーゴムが嵌まるリブのところに厚手のアルミテープを何層か貼り付け、ガタを減らすようにして再度組み込みました。

本当はもう少し表面硬度が高い材質のほうが良かったかもしれませんが、ホイールベアリングを交換するときにまた考えることにしました。

チェーン清掃では、こんなのも見つけていました。

ドライブスプロケットの齒が2つ折損しています。

オフ車でもないのに何故？