ＮＢロードスター　デフオイル交換

今回はデフオイルを交換して行きます。一つ前の整備手帳のミッションオイル交換と同時作業になります。
使用したオイルはミッションオイルと同じく「SUNOCO BRILL GEAR OIL 75W-90」で、量は1L使わないくらいでした。
オイルの注入には灯油ポンプを使いました。灯油ポンプは缶に差し込むほうを缶のサイズに合わせて短くカットしてあります。
作業方法はミッションオイルとほとんど同じですが、自分の車両はバンパーカットと純正よりもタイコの小さい社外マフラーに換えているので、作業はデフのほうが楽でした。

まずはジャッキアップして馬をかけます。
画像赤丸がドレンボルト(24mm)、青丸がフィラーボルト(24mm)になるのでフィラー → ドレンの順番で緩めていきます。ミッションオイルのときも書きましたが、かならずフィラーボルトが緩むことを確認してからドレンボルトを抜きましょう。
あと純正マフラーだとタイコが邪魔で少し作業性が悪いかもしれません。

画像はオイルが大体抜けたところです。
こちらもミッションと同じく約1年1万km使いましたが全然きれいでした。この車両は純正のトルセンLSDなので町乗り程度なら車検ごとでも全然問題なさそうです。

こちらがはずしたドレンボルト(右)とフィラーボルト(左)、新しいパッキンの画像です。
デフのほうはミッションと違って、ドレンボルトの磁石に付着した鉄粉は少なかったです。
パッキンサイズはミッションと共通でドレンボルト・フィラーボルト共に「内径18×外径24×厚み1.5mm」になります。

ドレンボルトとフィラーボルトを洗浄しパッキンを取り替えたら、オイルを注入して行きます。
まずはドレンボルトを適度に締めつけたら、オイル缶に灯油ポンプをセットしオイルフィラー部にホースを差し込みます。
あとはポンプをシュポシュポしてオイルがあふれてきたら規定量です。ホースを抜きフィラーボルトを締め付け、ボルト周りを洗浄し、漏れがないことを確認したら作業完了です。
使用した量は1Lいかないくらいでしたので、ミッションと同時交換するなら3Lあれば足りるかと思います。

作業後のデフのフィーリングですが、機械式でもないのでまったくわかりません。(笑)
ただNA・NBを中古で手に入れて、まだ交換したことないよって方は交換して損はないと思いますし、納車前に中古車屋さんが換えてくれてたとしても定期的に換えてあげるのが車にはいいと思います。

※参考にされる方は自己責任でお願いします。