【ABS装着車】ブレーキLED化に伴うチェックランプ点灯を、ハイフラ防止抵抗を使って解決してみよう
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
プレオ(RA系)には数々の癖強いポイントがあります。
そのうちの1つとして、納車直後に出くわした時の症例が入っています。
それが、
《ブレーキランプLED化によるチェックランプ点灯》
整備手帳の投稿順で初っ端から不穏な内容として投稿したアレです。(写真がその時の状態)
買ってすぐにぶっ壊れたかと思いましたが、二週間預けた結果が上記の症例。
前オーナーがブレーキランプをアンブレラ型のLEDにしており、それにより発症。
そういった結果を踏まえ、これまではブレーキランプのみ電球にしていました。
灯火類はLED派なのでどうしても替えたい…と思っている自分のような方に、ひとつ解決策があります。
バタバタしていたのも落ち着き、ようやくやる気が出始めたのでやっていきましょう。
今回は、
『ABS付プレオ特有! ブレーキランプLED化によるチェックランプ点灯は、ハイフラ防止抵抗で消費電力の帳尻を合わせる』
『その為に必要なハイフラ防止抵抗(キャンセラー)は扱いに注意! 熱対策をして取り付けてみよう』
こういった内容で紹介していこうと思います。
2
ブレーキランプLEDによりチェックランプが点灯する症状の原因として、
《消費電力の低さにより球切れと誤認する》
《ABS制御にブレーキランプの消費電力が直接関係している》
の2点が挙げられます。
消費電力低下に至っては、ウインカーのハイフラ現象(高速点滅)が発生してしまう原因とほぼ同じです。
ウインカーをLED化すると、LEDは消費電力が小さいので車が《球切れ》と誤認します。そして、ハイフラが起こります。
その対策によく使われるのが、写真にある
『ハイフラ防止抵抗(キャンセラー) 』
です。
アップガレージで偶然見つけたこちらを購入。
普通に新品買うよりも安価で購入出来たので、とてもラッキーでした。
今回は2つのうち1つを使用。
電球だと両方切れていたら、当然ですが警告灯点灯に繋がります。
しかし、片方の電球が切れているだけの場合では警告灯は点灯しないはずです。
仮に片方電球が切れただけでエンジンチェックランプやABS警告灯が点灯しているとするならば、きっとABS搭載プレオを所有する爺さん婆さんからクレームの嵐になっている事でしょう👴👵
ウインカーは左右で配線の役割や挙動が異なりますが、ブレーキランプは左右共通です。
独立して電圧感知しているとは到底思えません。
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そもそもハイフラ防止抵抗は、
″ わざと電気を消費させ、電球が付いているかのように見せかける ″という発想のもの。
電球の消費電力相当を《熱》へ変えているので、もの凄く発熱します。
ヘッドライトやテールランプの中に入れたり、ライト裏にペタっと貼り付ける等といった場所に取り付けると、樹脂が溶けたり燃えたりするため大変危険。
テールランプ等の樹脂パーツには接触しない場所で、車体の鉄板部分に取り付けるのが理想的です。
しかし相手が鉄板でも、ハイフラ抵抗を両面テープで貼り付けたら両面テープが溶けて思わぬ場所に接触した状態になり火災に繋がってしまいます。
本来であればビス止めをするのが最も良い選択肢ですが、抵抗に合わせた穴開けを必要とするので高難易度。
ステーでの固定も、熱の逃げが最適ともいえません。
そこで、固定に最適なのが
『耐熱アルミテープ』
通常のアルミテープよりも分厚く、使用温度範囲が広いのが特徴。
ポット式ストーブや湯沸かし器の配管補修に使用する為のものです。
今回使用する量はそこまで多くない為、写真の4mの耐熱アルミテープで十分。
新品の養生テープ並の大きさの物を選ぶと値段も高くつきますが、半分近い量なのでローコストで済みます。
こちらはかなりオススメ。
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抵抗器を取り付けるのは、テールランプの真下あたりにあるデッドスペース。リアバンパーの内側に設置します。
それでは、リアバンパー脱着をしていきましょう。
(※事前にテールランプ本体・カプラーは外しておきます)
リアバンパーを正面から見ると、リアハッチと重なるバンパーの上部分にある4点のボルトを外します。
続いて、リアバンパーを下から覗くと見えるボルトを外します。 (写真参照)
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左右反対側も外しましょう。
続いて、ナンバープレートのネジもバンパー固定として機能している為、そちらも外します。(写真を撮り忘れました)
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フェンダー側の裏にナット2つがあるので、短めのエクステンションバーを噛ませた10mmソケットを使って外します。
こちらが外せたら、そのまま引っ張ると固定しているクリップ類も外れ、リアバンパーが外れていきます。
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テールランプ下のクリップのような物が引っ掛かるので、それを持ち上げてそのまま引っ張ると完全に外せます。
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リアバンパーを外せたので、ここからは抵抗器を取り付けていきましょう。
先程も紹介した、耐熱アルミテープを用意します。
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抵抗器の電線の先端にギボシを取り付け、接続できる準備をしておきます。
電線が足りなくなりそうな所は延長しておきました。
続いて、抵抗器をボディの適切な位置に配置し、耐熱アルミテープで貼り付けて固定します。
今回貼り付けた位置は、テールランプ真下。
丁度リアバンパーが接触せず、空間が生まれる場所に取り付けました。
抵抗器の配線は、隣合ったハーネス類と一緒に細いタイラップで固定。
これで、LED化による警告灯問題も解消されて正常に使用する事が出来ます。
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フロントバンパーの時も逆手順での戻しをやっているかと思いますが、リアバンパーも同様に先程と逆の手順で戻していきます。
その際、抵抗器の電線のみがハーネス類と共にテールランプ裏に来るようにしておきましょう。
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テールランプのブレーキランプ配線に抵抗器を繋げる作業へ移ります。
テールランプのカプラーを外し、
″テールランプのソケット裏↔カプラー″間
で加工を行います。
配線は主に4種類(4色)。
・ブレーキ灯(緑)
・スモール灯(赤)
・後退灯(黄)
・マイナスアース(黒)
この4本があります。
今回は4本のうち、
・ブレーキ灯(緑)
・マイナスアース(黒)
この2つをY字分岐して取り付けていきます。
スモール線、いわゆるポジションランプ・イルミネーション電源・スモールランプを司っている赤色の線は、警告灯問題に直接関係ありません。
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よくエレクトロタップで分岐している例が多いですが、将来的に断線へ繋がる危険性があります。
そのため、手持ちにあったギボシ端子によるY字分岐加工をしています。
(本当は防水カプラーが最適なのかもしれませんが…。)
ブレーキ線(緑)とマイナス線(黒)の途中に、並列に割り込ませています。
電球を付け足すようなイメージですね。
小さく細いタイラップで、ある程度の配線を纏めておきます。
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最後に、テールランプのカプラーを繋げたら抵抗器・Y字分岐した電線を繋ぎ、元へ戻します。
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点灯確認を行います。
(※写真はスモール点灯時で、ブレーキランプ点灯時ではありません。)
ブレーキを踏んだり、実際に走行して警告灯が出ないか確認をします。
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結果、無事に警告灯は消灯しており、正常に動作している事を確認出来ました!🙆♂️
【 作業終了時 総走行距離 】
52,000km
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余談ですが、プレオで後期型の方が好きな理由の1つとして、
『テールランプのリフレクター形状が、蓮の花のような形状をしていて美しい』
が挙げられます。
綺麗で芸術的なデザインが個人的には好みで、LEDバルブはそれを更に引き立たせてくれます。
メリハリがあるLEDの光り方が断然好みな自分にとって、これが理想的なプレオのテールランプですね。
ただ残念なのがひとつ…。
後期型テールランプ、
ちょっとどころか赤みが強すぎるのが惜しいところ。(個人的な主観です)
テールランプはスモークが掛かっている方が断然好みな自分としては、もう少し彩度を落としたい所。
元の色が赤色なので、真っ黒過ぎない位のスモークが掛かってると最高な理想形となりそうですね。
ひとまず、警告灯問題の解消とLED化が達成出来たのでハナマルです!
以上、ABS車特有 警告灯問題の解消とLED化の記録でした。
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