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プリウスPHEVが一位になったとの記事がでております。
https://forbesjapan.com/articles/detail/69627
新型プリウスは、燃費や環境性能重視のコンセプトのクルマではなかったはずが。。
1位とのこと。
ACEEEという団体がやっているランキング。
American Council for an Energy-Efficient Economy
https://www.aceee.org/greener-cars
エネルギー効率利用を推進し経済的繁栄と環境保護の達成を図るべく活動している非営利団体。企業からもちょっとお金もらっているようです。
現行プリウスPHEVが1位なら、52PHVは?と思ったので過去ランキングを見ました。
過去のプリウスPHVのランキングは以下。
2023 データなし(最新データ入手が遅れたのでと釈明あり)
2022 1位
2021 3位
2020 1位
特段今年だけが1位というわけではなく、52PHVも何度か1位になっているようです。
その他、今年のトップ10はEVとHEVで占められています。ガス車はありません。
PHEVは電池が小さいこと、とくにトヨタ車はハイブリッド走行時の燃費性能が寄与しているのかも。
EVでは比較的電池容量の小さな車種が上位にある感じです。
どうやってランキング算出しているのかも見てみました。
算出方法:
https://greenercars.org/greenercars-ratings/how-we-determine-ratings/
具体的な算出式がないので何とも言えないですが、ざっくりは、
各クルマのEPA届出値(車両重量、燃費、電費、CO2排出量他)をベースとして、
EVとHEVについては電池質量、組成、車両寿命期間での電池交換を考慮(どう考慮しているのか不明)、
車両製造や燃料精製、廃棄などライフサイクルの過程でのCO2をはじめ様々な汚染物質の排出量から種々の環境被害、健康被害を算定し、それぞれの対策に必要なコストを算出(どうやって出すのか??)、
そのコストを走行距離あたりに正規化した指標でランキングを作成しているそうです。
電池質量などが考慮されているので、大容量電池を搭載した重いEVはランキングが悪くなる計算と思われます。ほどほどの電池容量でコスト運動性能他バランスの良いEVがやはり理想。
個人的には、52PHVの8.8kWhの電池で90~95%のEV運用率なので、正直これ以上の電池容量があっても高価な重りを積んで走る状態になってしまうので、小さい電池をギリギリうまく使いこなせている状況ではあると思います。外部充電せずに使うとただ重いだけで通常のハイブリッド車以下になると思うので、PHEVのランキングこの辺の運用環境によって違ってくると思います。
ちなみに、ワースト10のリストはデカいガス車がほとんどですが、ハマーEV SUVが入っていました。
車重4.3t 電池208kWh 0-100km/h 3.5秒!
https://www.webcg.net/articles/-/46919
そらそうやろね。。
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Posted at
2024/03/15 19:19:48