Z33ブレーキマスター流用 +α

Z33のマスターシリンダーのサイズは17/16インチになっていて、それまで使っていたS14マスターの15/16インチから2サイズもアップ出来ます。
某オクで23万キロ超の車両から外したというブツが500円で出ていたので、とりあえず当たり付けにと思って落札してみました。
しかし実際分解してみると内部はほぼ新品のような状態だったので、廃車する前に新品交換したようでラッキーでした。

タンクがそのままでは傾きがキツイので、S15の安いマスターを見つけてタンクを交換してみました。ピンで留めるタイプは流用が効くようです。
また、Z33マスターにはPバルブが無いので、ウィルウッドのバランサーも調達しました。

タンク流用の味を占めたので、S15タンクはやっぱりやめにして、ちょっと今後装着を狙っている別のパーツとの干渉を避けるため、画像検索で探しまくってランサーセディアのタンクに変えてみました。
取り付けもキャップのサイズもカプラーも一緒でした。センサーの向きが逆でしたが付け直しで向きの入れ替えが可能でした。
マスター本体は写真手前のところが干渉するので削ってあります。

バランサーはこの位置にステーを作って固定します。
フロントブレーキ出力が2本から1本になるので、マスター下で分岐します。
この車はたっぷり時間をかけられるので、Z32の時のような空中配管は無しです(笑)

ブレーキ配管は新たに制作します。
針金で型を取って作りました。
微調整は手曲げです。
バランサーはネジが違うので注意！

エンジン後方をすっきりさせるために左前輪の配管はパワステラインに沿わせてエンジン下を通します。
旧配管も利用して型取りしました。

ホース付け根まで一発で持って行くのは無理があるので、ストラット下で中継しました。

エア抜き、漏れ点検をして完成です。
リア2ポッドキャリパーを装着する下準備が整いました。