動物虐待

２０１２年７月７日（土）

前ブログからの続き。

JINS仙台一番町店でメガネを購入、買い物と食事をして朝から降っていた雨も止み、カロリー消費の為徒歩で帰宅する事となった。



仙台駅前～○○通り～○○派出所を通り少しすると、ちょっと離れた距離ではあるが進行方向に信号待ちをする犬を連れた女性がいた。
すると思いもよらぬ光景が目に入ってきた。
その女性が連れている犬を何回も蹴飛ばしているのだ。
リードを力いっぱい引っ張り、自分の方へたぐり寄せ再び蹴飛ばす。
「おいあれ犬を虐待してるぞ！」
「うそ？本当だ！信じられない！」とＭｉｙｕ。

少しずつ近付くとその女性と犬は脇の駐車場の敷地内に入って行った。
そしてまた犬を蹴飛ばしている。

とても見ていられないので、私はその女性の後ろから声を掛けた。
「すみません」
振り向いたその女性に唖然とした。
大人しそうな顔をした小学校3～4年生の女の子だったのだ。

近付くと私とＭｉｙｕに茶色で耳のたれたその犬はじゃれて来た。
私とＭｉｙｕは犬の頭を撫でながら女の子に言った。
「…今、犬蹴ってたでしょう？」
「はい…」
「なんでそんな事するの？」
「言う事をきかなかったから…」
「言う事をきかないからって、蹴飛ばして言う事をきくの？」
「………」
「きかないでしょう？」
「…すみません」
「自分ちの犬なんでしょ。そんな蹴るとかかわいそうな事をするのはやめなさい」
「…すみません」

少しの沈黙…。

「そんなに蹴るんだったら、そこのおまわりさんに言うからね！」
「えっ！…すみませんでした…」
再び沈黙があり、私とＭｉｙｕはその場から離れるしかなかった。

そんな注意しか出来ないもどかしさ…だからといって深入りも出来ない。
〝おまわりさん〟と言う単語を出しても、現実的には小学生の動物虐待行動を一時的に止めるだけの単語。
交番に言ったって、なにも出来ないでしょう。

その女の子との距離が離れて行く中、こちらを気にしながら振り返るその女の子。

私の家の犬ではないし、相手も小学生。
こんな感じの注意しか出来なかった…。

小さな女の子の飼い犬への虐待。
その子の親もしている事なのだろうか？

ペットの世話が出来ない飼い主、まして虐待をする飼い主はペットを飼う資格はない！

そしてその女の子の将来が心配。
それよりもあの虐待されていたあの子がとても心配。


はぁ～嫌なものを見た…駅前から徒歩帰宅なんてしなけりゃよかった…。