
睡蓮鉢にいろいろな種類のメダカを入れて1週間、お腹の大きかった白い大きなメダカがお尻に卵をくっつけて泳いでいました。
よく見ると他にも卵を付けたメダカがいます。
産卵用に浮かべたホテイアオイを持ち上げてみると思った通り髭のように伸びた根のあちこちに卵が付いています。
昨年まではホテイアオイではなくシュロの毛束を浮かべ卵を産み付けたらその束ごと他のバケツに移動していたのですが、今年は産み付けた卵をひとつずつ採取して小さなタッパーに入れることにしました。
指で卵をつまんで取るのですが意外と卵は硬くつぶれるようなことはありません。
ただ、卵には見えない繊維がついており、それが指についてなかなか水に落ちてくれませんでした。
卵からメダカの子(針子)が出てくるまでは水は水道水でよいらしく毎日水替えをして卵が痛まないようにするといいそうです。
一般的に成体には塩素成分を抜いてから使用しますが、、卵の内は影響がないらしく逆に多少なりとも殺菌作用があるようです。
卵は5月12日から産みはじめ2日分ずつまとめてたので、今のところふたつのタッパーに入れてあります。
それぞれ20個くらいは入っていると思います。
産まれてくるメダカのために特別なエサも準備しました。

ヤフオクで買ったゾウリムシです。
300CCで290円送料はネコポスで250円、計540円でした。
ゾウリムシはパウチされたビニール袋に入っており、ルーペで確認すると小さなゾウリムシがたくさん動いていました。
肉眼では粉のようなものが水中に漂っているようにしか見えません。
この300CCを親として増殖させます。
増殖の仕方は500CCのペットボトルで作るとしてゾウリムシの種を70~100mLにカルキを抜いた水を300~350CCくらい。(両方で約400CC)エサとしては米のとぎ汁、ドライイースト、ビール酵母(強力ワカモトやエビオス錠)などを入れます。
私は家にあったエビオスと米のとぎ汁を使い2本に分けて試すことにしました。
エビオスは1本に1錠、とぎ汁の方は5~7mLでいいようです。
入れたらよく撹拌して酸素を取り込みます。撹拌は1日に2~3回やるといいそうです。保管はキャップを取るか乗せるだけにしておいて日陰に保管。
だいたい3~5日でたくさん増殖するそうです。
写真は左からエビオス錠を入れたもの、米のとぎ汁を入れたもの、そして残した親。
あえて残したのは増殖失敗の場合の保険です。
500CCのボトルがなかったのでそれぞれ900CC用に半分くらい入れました。
一番右のボトルの白い液体は米のとぎ汁です。
使ったのがほんのちょっとだったので大残り。
冷蔵庫で保管できるらしいですが、米ならほぼ毎日炊くので都度調達できます。(1~2日熟成させた方がいいようです)
メダカが生まれてくる頃までにはゾウリムシも爆増の予定です。
ゾウリムシを使用するのは初めてです。
昨年まではすり潰した粉エサを使っていましたが、針子の発育にムラが多く、日数とともに数が減ってしまうので自然に泳ぎながら捕食でき栄養価も高いゾウリムシを利用することにしてみました。
今年は様子を見ながらゾウリムシと粉エサを使い分けたり併用したりするつもりです。
さてさて、自粛も長引いているし、しばらくはメダカに夢中になっていられそうです。
本当は釣りに行きたいのですけどね~。
【追記】5月19日(4日後)のようす

増殖に成功し、ゾウリムシがウジャウジャと湧いていました。
写真左のように肉眼で見ると水の中に白い粉のようなものが漂っているように見えます。ルーペで拡大する(右)と楕円形のゾウリムシが細かく泳いでいるのが見えます。
このゾウリムシは今後、同じ方法で世代交代を繰り返し増やしながらメダカや稚魚にあげたいと思います。
Posted at 2020/05/16 00:22:47 | |
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メダカ | 日記