宮城にもテスラが増えてきましたね。
テスラモデルSが0-100m 3秒を切る加速
ということは知っていましたが
先日、とにかくガラの悪いジグザク運転のテスラを見たのです。
なんだって音がしなくてキミの悪い車。
ヌメッとした未来的なボディ(語彙力w)
極太のタイヤ。
でもなんか、ちっちゃい?
テールエンドエンブレムには
モデル3
という車名がおごられていました。
んで、調べたんです。
このモデル3というモデルは
アメリカでは30000ドルで買える
日本でも599万円から買える。
それでいて航続可能距離は充電満タン状態から350km以上も走り。
車重も1700kgと常識的な重量であり。
スーパーチャージャーという充電ステーションがそこら中に増えている、と。
驚異的なのがスポーツモードにあたる設定の
0-100の加速です。
モデル3パフォーマンスの加速は3.3秒。
イマイチわかりにくいですが。
死んだ
と思った458スパイダーの本気加速が3.4秒。
レクサスLFAが3.7秒です。
世の中の最速記録がリマック社のネヴェーラ
というスーパーEVで
1.97秒です。
ガソリン車だとブガッティ シロン
ピュアスポーツが2.3秒。
どちらも4億とかする値段ですが…
恐ろしいのが世の中で二番目に速い車というのがテスラモデルSで2.1秒という現実です。
まだイマイチ現実味が無いので。
NBロードスター1.8の記録は…8.5秒です(笑)
やっとモデル3の凄さがわかってきました。
これは…恐ろしいですね。
完全にスマホか新幹線の類の移動する「物体」が。
フェラーリやランボルギーニよりも速いという事実。
そこまで速くする必要があったのでしょうか?
「おい、その車、いくらするんだ?」
「おまいらには一生買えない車だ、フェラーリだぞ!クォォォーン」
「やっちまいな」
フェラーリをぶっちぎるフルチューンスープラ。
それを横から涼しい顔でぶっちぎるテスラの画を想像して寒気がしてきた。
そういや昔。
猪苗代湖から福島に抜ける完全に山間部の裏道を夜中にラパンSSライトチューン仕様でリミッター効く速度で巡航していて。
30系のプリウスを秒でぶち抜いたら。
ずーっと後ろから煽られた事を思い出しました(笑)
直線が速いのなんのって。
1.8クラスのエンジンにバッテリーが乗ってて。
赤いスポーツモードのスイッチを入れると。
クソ直線が速くなるんですよね。
で、少しワインディングが入ると全然ついてこれない。
下りが入ると余計に離れるのですが。
直線で180キロ出るから追いつかれる。
30プリウスを所有して運転していた身からすると。
よくあんな船みたいな足でチューンされたK6Aについてくるよなーと。
山道で完全にちぎって点にしてやりましたが。(こちらはただ急いでいるだけだったのだが)
直線だけならEV車の方が速いんですよね。
数千万円から1億近いお金を出してスーパーなガソリン車を買って。
600万円、下手すりゃ30000ドルの大衆セダンに直線でブッチギリされたらどんな気持ちになるのでしょうか?
直線だけだから!と思えているうちはいいですが。
だんだん軽くなって。
スポーティになって。
極太タイヤで武装していく完全電気自動車が。
直線でもワインディングでもガソリン車をちぎる時代がそう遠くないのかもしれません。
老人からおばさんから初心者でも買える1700kgの暴走する鉄の塊
こんなのが街中に溢れたらと思うとゾッとします。
僕はMT車の旧車を選択している時点で
車の愉しさは速さだけではない
という事に気がついてしまったので。
あれは、車ではない、家電である。
という結論にたどり着きましたのでテスラにブッチギリされても新幹線に抜かれたみたいな気持ちになって
まぁ、そりゃ新幹線に直線で敵わないよなぁ。
と思えます。
LFAなら喜んでブッチギリされたいです。
窓全開にして天使野咆哮を聞いて幸せになれる。
ガソリン車は禁止です!
と世の中がなるまでは生きてるかな?
プリウス、アクア、完全EVの日産サクラが人気のようです。
テスラが日本円でこの価格帯で買えるようになる頃には走って良し、曲がってよし、軽くて1000km一回の充電で走るEVが世の中の常識になる日も悲しいかな、近いのかと思いました。
ロードスターも走りの方向にフルカスタムしてサーキットに持ち込めばつくばで一分切りできますので。
ロードスターは遅い
というのは純正の直線に限る
とも思っています。
Posted at 2022/09/17 04:11:11 | |
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