月に一度の嫁様とのカフェ開拓。
今月はパブリック.コーヒーさん。
2回目です。
色々行った結果、ここのコーヒーが仏恥義理に美味しいという結論に至りました。
モーニングを開店と同時に入店です。
500円モーニングは安すぎ。
コーヒーチケットもモーニングに対応。
スタンダードなコーヒー選ぶと600円だから実質600円でしょうか。
トーストと、ホット深煎り、ホット浅煎りを注文。
トーストは安定のモチモチサクサクな美味しさ。
深煎りはエチオピア?
自宅でコーヒー淹れる時も僕は30gでファイヤーキングのスタッキングマグ2杯分を抽出するのでかなり濃いめが好きなんですが。
豆は同じくらい使われてて香りが新鮮。
浅煎りはケニア。
フルシティで酸味はかなり強いがやはりふんだんに使われてる豆、新鮮な香りで浅煎り。
ドリッパーはスクリューでペーパードリップなのかな、そういう味です。
コーヒーほど些細な積み重ねで味が変わるものはないと思います。
生豆の産地、グレード、洗い方。
事前のハンドピック。
ロースト後のハンドピック。
チャフを除去し。
ローストからの熟成期間、鮮度に拘る。
挽き方、抽出の仕方。
どこかサボると味に出る。
焙煎室が、有りました。自家焙煎で上記を管理しています。
ストレートのコーヒーというのは実にコーヒーとしては難しく、ブレンドしないで豆の香りを楽しむのでごまかしが効かないのです。
なぜわざわざイバラの道を行くのだ、パブリックコーヒーよ…
そして、タウンWi-Fiというものがあった💡
人気店には必ず導入されているFree Wi-Fi。
回転を上げたいのに、のんびりしてくださいという相反する設備をなんでわざわざ入れるのか?Mなのかなこの店
損をしてでも若い層の再来店や暇だしどこ行こうかという層のファン化でしょう。
レトロプリンも注文
甘すぎなくて適度に固さがあり食べごたえも充分。ふつーにケーキ屋のクオリティです。僕は好きでね、素材で勝負しているこの店が。
流石パブリックコーヒーです。
聞いてもいないのに今日の豆は◯◯だと押し付けてくるイバラの道を行くスタイル。
ついていきます、また来ます。
コーヒー誕生の逸話は3つの説があります。
①エチオピアのヤギ伝説
②イエメンの鳥伝説
③アラビアの風邪薬伝説
それぞれの詳細はネット転がっていますのでそちらをご覧いただくとして。
共通していることはカフェイン作用によりヤギがキマったり鳥がキマったり人がキマったりして広がったということです。
ようは麻薬と一緒の始まりなのです。
ときに人はジャコウネコのフンに紛れたコーヒーを重宝したり、象のフンに紛れたコーヒーをありがたがったり。
コーヒー突き詰めるともう変態の嗜好品だと僕は思っています。
実際にコピ・ルアク。
ジャコウネコのフンで醸された一杯4000円のコーヒーを生豆で取り寄せて、オススメのローストで仕上げ。
コーヒー好きで集まって飲んだ事があります。
みんなで顔を合わせて首をかしげました。
さっぱり理解不能の味でした。
これは車のカスタムに共通している部分があり。
どこまでも突き詰めたい。
妥協なく追い求めたい。
普通では、嫌だ。
頂点まで上り詰めた、その結果。
誰にも理解されないアタオカの領域へと人は踏み込んでいきます。
完全に自己満足なのです。
コーヒー専門店の人に見せぬ努力、拘り。
60kgの生豆袋を担ぎ。
大皿にぶちまけてハンドピック。体は粉だらけ。
ロースト室で高温で汗まみれ。
ロースト後、ハンドピックでチャフまみれ。
涼しい顔してハンドドリップをして、提供する姿を思い浮かべるのです。
判る人だけ、判ればいいと。
こういった異常なまでの拘りを追求する姿勢がドMの僕としては萌えてしまうのです。
とはいえ僕が毎日口にするコーヒーは一缶95円のダイトーコクのブレンド350ml。
これはこれで、美味いと感じる。(一応拘りとして香料が使われていないコーヒーを飲むようにしている)
脳が一本95円ですよ、と都合よく変換してくれコスパが良いな、美味いなとなる。
いつも500円のコーヒーは飲めませんが。
僕は常に最高のものを毎日口にする、身につけるのは金銭面でも健康面でも如何なものか?
と考えています。
だけどそれと同時に最高のものを知っている。
という事も重要だと考えています。
Posted at 2024/06/12 13:31:28 | |
トラックバック(0)