
最後のドライブを終えて。
夕日が、包んでくれました。
手放す時に悲しい気持ちになったのは2回目です。
美しいフォルムです。とても十年前のデザインとは思えません。
外装色も飽きのこないディープクリスタルブルーマイカ。
この色が良かった。
スポーティーで上品で。
ロードスターの本気洗剤セットで、2時間かけて隅々まで洗車すると深く艶が輝き。
クラスを超えた高級感がありました。
嫁様本人曰く、紺はパーソナルカラーで似合うのだと。
19インチの純正アルミも、当時としては挑戦的なサイズでした。
この頃のマツダは勢いがありました。
CX-3、CX-5、ND登場。
マニアックなブランドから、みんなが好きな車へ。
この車はコロナウィルス全盛期で新車全く納車されず、中古車が高止まりしている2022年に購入しました。
ほぼ新車のプライスでした。
選べたのは2台で、上品な外装色にシンプルで高品質なブラック内装にビビッときたようでした。
ほぼ新車のような内外装は保護フィルムすら剥がされておらず、完全にノーマル車、前オーナーが丁寧に乗っていたことが伝わりました。
2年2ヶ月で25000km走行。
主に嫁様の通勤で使用です。
たまにしか運転しなかったけどこの車はマツダらしい車でした。
硬めのサス。運転席と助手席の為の車。
2.0Sの2Lのガソリン仕様は踏めば豪快に加速し、シフトダウンすると大きなマフラー音がスポーティーです。
この辺が僕はいい車だと思いましたがやはりマツダだなと。
終始大きなマフラー音は嫁様は気に入らなかった模様です。
彼女の会社の同僚からは
「旦那さんがマフラーに水入れてんじゃないのか」説
「マフラー勝手に交換されてんじゃないのか」説
が浮上するほど😅
計画はしたがやってない(笑)
燃費も遠出すれば16km/Lを下回ることはなかったです。
ただ通勤では夏場は10km/Lを下回りました。
昨今の高止まりするガソリン代考えるとこのグレードはドライバーズカーなのかなと思いました。
一台でスポーティーなサス、大きな排気音、家族の不満も出ない快適性、そして6MTが選べる。
どうしても一台で全部をまかないたい時はマツダ3の6MTが理想だけど快適性や積載性考えたらCX-3に車高調入れて少し車高を落とし。
エアロ組んでマフラー変えて6MTでオンリーワンの車で乗るのも有りかと個人的には思いました。
一方で欠点としてはSUVとしてはサスが硬すぎる。
サスペンションの構造の問題です。
あと19インチは大きすぎる。
後ろの席が物を置くスペース並みに狭く、常に後部座席を使うような方には実質後継車のCX-30をオススメします。
地味にキツイのがオートクルーズやシートヒーターが無い。
マツコネ初期の内装の作りはドリンクホルダーが二つ無いのが遠出すると不便です。
マツコネは使いづらく最後まで慣れませんでした。
マルチディスプレイがいいと思います。
安全装備もやや古さが否めない。
エンジンも2Lなんですがマツダ3のエンジンのようなスポーティーなものではなくトルク重視です。
反応もモッサリしており2Lなんだから速いだろうという過度な期待はしてはいけないです。
色々な事を総合的に考えると。
SUVを新車で車両価格250万で手に入れよう、人とは被りたくないという方にはオススメ。
快適安全な車が欲しい方には2024年時点では他に選択肢がたくさんあると思います。
Posted at 2024/07/08 01:47:53 | |
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