オイルフィルタハウジングシール交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
3月の車検をとりあえずシーリングスプレーと添加剤でオイル漏れを止め、無事乗り切ったCCでしたが、さすがにそのままにしておくのも嫌なので、連休を利用してシール交換を実施。
写真はじわっと漏れて来ていたオイルを、ある程度掃除した状態。
2
オイルフィルタのハウジングを外すにあたって、手前の触媒がジャマなので外しますが、19年にもなる排気系のネジは、簡単に外れるのか心配でした。
触媒を止めているナットは4箇所。
エンジンオイルを抜くためにすでに熱くなってるところへ、潤滑剤のラストブリザードをガッツリとスプレー。
意外にも簡単にナットは回りました。
これで最悪を予想して仕入れておいたスタッドボルト×4本は使わなくて良さそうだ。
ナットはソケット#13。
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触媒の下についているO2センサも外します。
ココは#22のスパナ。
こちらもラストブリザードを吹き付けた後で。
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O2センサのコネクタを外します。
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どーなってんの!?
・・・と思ったら、赤い部分を引くと分離する仕組みになってました。
コネクタ内に砂が溜まってますねぇ・・・
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オイルプレッシャスイッチも外します。
このコネクタは簡単。
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外した触媒部分。
一応、O2センサの穴に養生テープ貼ってます。
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触媒の刻印。
普段見えないので興味津々。
"ECIA TR PSA"はPSAのグループ企業のひとつ。
Aciers et Outillages PeugeotとCycles Peugeot が合併してECIAになったそうです。
PSA関連車のみならず、他のメーカーにもパーツ供給する会社。
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さて、メインのオイルフィルタハウジングを外します。
4箇所のボルトで留まってますね。
ソケット#10でトルクも軽いので、すぐに外れます。
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ハウジングを外した直後のエンジン側の状態。
薄いグレーのシーリングゴムがくっついてます。
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ハウジングの方はこんな感じ。
こーいうとこガスケットとかじゃなくて、ゴムリングだけでシーリングするプジョー。
パーツ整形の精度が高くないと、こんなことは出来ませんね。
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ん!?
なんだ?このゴムわぁ・・・
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くっついて出てきたゴム。
断面が四角のリング・・・スクエアリング。
切れてるな。
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キレイに切れてるので形状を再現してみる。
パーツとしては、フィルタカートリッジフィッティングと呼ばれる部分に付いているMULガスケット(1103K6)と思われます。
ただ、変な跡が付いている辺り、生産時から既にズレて組み込まれた模様。
この状態で19年程度、問題無く過ごせたということは、オイル漏れにはカンケーの無い部分となる。
んじゃ、瞬着でくっつけて丸く整形しなおして再装着しちゃえ~。
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今回交換する部品のメインはコレ。
パーツ# 1103J7 で2つのリングが供給されるもの。
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エンジン側、清掃後の状態。
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ゴムシールを組み込んで、ハウジングを再装着完了したところ。
すでにフィルタも交換済み。
そしてオイルプレッシャスイッチも接続済み。
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さて、マフラーを戻します。
触媒とエキマニの間にある"エグゾーストフランジジョイント"(170929)という円形のパーツを交換します。
反対側の繋ぎ部分のフランジも交換。
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触媒をホールドさせるナット(6935A5)も交換します。
セルフロッキング加工されてます。このお陰で楽に外せたんだな・・・。
元から焼き付かない様に考えられてるんだ。
右上の2つは19年間頑張ったナット。
真っ黒になってしまってます。ご苦労様でした。
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こんな感じで無事付きました。
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エンジンオイルは"MOTUL 8100 X-Clean 5w-40"。最近はコレ。
そこへ、"NICHIMORY150"(二硫化モリブデン)を添加。
現在、Odoは120181km。まだまだ走るぜぇ~っ
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