【油圧低下警告灯トラブル】④
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
05/31
さて、前回JBオートウエルドにて埋めた穴を再生します。
今回は最終的なネジ穴を作るんで、しっかりと垂直に穴開けしなければなりませ
ん。
そのため、手持ちのドリルを固定して、旋盤の様にレバーで垂直に下ろすことのできるアタッチメントを使いました。<最初から使ってればこんなことにはならなかったかも(^^;
画像上はドリルスタンドと、ネジ穴を再生するリコイルキット(M6用)。
ドリルをセットすると画像下のようになります。
対象物のフロントカバーは平面パーツではないので、下に当て布を上手くして平衡を出します。
2
M6の穴をリコイルで作成するため、ドリル径は6.3mmになります。
穴開け後が画像上。
次にタップにてネジを掘ります。これも通常のM6用とは違うリコイル用のもの。
ここからは手動で。
画像中はタップ後、溝ができた状態。
この溝へM6サイズのコイルを挿入。
挿入完了後が画像下。
完了後に一度ネジを入れて締めてみましたが、上手くトルクも掛かりそう。
なんとか成功しました。
これでトラブルから脱出!
3
ついでにオイルプレッシャー・リリーフパルブを紹介しておきます。
画像上が右側(運転席側)からメンテできる箇所のパルブ穴です。
反対側(助手席側)の下部からメンテ可能な箇所と合わせ2カ所存在します。
画像中は右側バルブの中身。
左から順に装填される感じです。
下部のバルブ内には左から2番目のパイブが入っていませんでした。(いらんのかな?)
画像下はバルブキャッブのOリングを外したところ。
すでにゴムではなくプラスチックのように「ペキッ」と折れる状態でした。
このOリングはパーツとして供給されていないため、似たようなサイズを自前で入手して交換。
サイズは以下。
ID : 19.05mm (3/4")
OD : 22.225mm (7/8")
C/S : 1.5875mm (1/16")
4
追加報告。
画像上のタイミングチェーン部分。全て交換するつもりでしたが、悩み中。
交換用に仕入れたチェーンはUS製なので良いとして。
上部のカムシャフト・スプロケットと下部のクランクシャフトギアが、 "China"製のパーツが来ているんですよね・・・
さらに画像下のクランクシャフト・シール。
こちらは"Made in India"と書いてある・ ・ ・(*_*;
どうなの?インドってw
とりあえずは、シール部分は替えておくかなぁ・・・
チェーン部の上下ギアは中華製にするぐらいなら、そのままにしておくほうが無難な気がするw
なんとか来週末は強制的に2日間休みを取って仕上lナたいです。
油圧低下の原因は現在も調査中。どこかに大きなゴミでも詰まっているんじゃないかと・・・。
ただ、ここまで来ていろいろと見てきた結果、「もしやあれだけのことか???」って気がしてる部分があるんですよねぇ・・・(^^;
5
・・・とこの返答で面白いコメント情報が。
"油圧低下の件で、面白い記車を見つけました。
以下引用。
「V8エンジンの過熱の問題により、油圧リリーフバルブが開いたままになり、油圧がゼロのためにエンジンが破壊される可能性があります。さらに、特に長時間にわたって、エンジンを過度に高温にしないことには明らかな理由があります。」
この記軍に当てはめると、サーモスタットの中で詰まっていた異物の関係で冷却水
の通り道が抑制され、エンジンが高温になり油圧が低下した。回転を上げるとFANの回転速度も上がリ一時的にエンジンが冷却され油圧が戻った。
と、理解した方がしっくりくるかもしれませんね。
この記軍のURLは
http://www.v8wizard.com/Coolingpressure_loss.php.
です。
6
上記情報へ私の返答---
非常に有意義な情報をありがとうございます。
ご紹介いただいたURLを参照しました。
おっしゃる様に、"サーモスタットの中で詰まっていた異物の間係で冷却水の通り道が抑制され、エンジンが高温になり油圧低下となった。
回転を上げるとFANの回転速度も上がリ一時的にエンジンが冷却され油圧が戻った。"というのもパスタを発見してから考えていました。
どの程度、エンジン回転数を変えてクーラント温度が変化するのかを検証してみたことがあるのですが、アイドリング時にクーラント温度95℃でも、2000rpm程度で1分も経てば91℃まで下がっていました。
回転数は2500rpmでも、3000でもほぽ傾向は同じでした。
これは、先述の"スパイラルパスタ"を見つけた後に行ったものですが、ガレージ内気温31℃の状況で実施したものです。(ウチのガレージは有圧換気扇を入れていて、外気を強制的に入れて循環させているので、ガレージ内気温の大きな変化はありません<<<その日の気温に左右されるのみ)
3度ほどエンジンを停止して冷まし、温度検証してみたのですが、ほぽ同じ様なデータが得られました。
なので、先に言われたようにFAN回転による一時的な冷却で警告灯が点いたり消えたりしていたのかもしれません。
実は、オイルコーションが出た昨年12月当時、同じようにクーラント温度を測っていたのですが、100℃を何度も超えていたんですよね・・・
ご紹介いただいた"V8WIZARD"というサイト、すごく面白いですね!(^^♪
今後、じっくり見まわしたいと思いますw
すっげー楽しみが増えましたw
ありがとうございます!!!(^^)/
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