
私にしては珍しく、ブログの連投になります。
最近クルマに入れ揚げすぎですね(笑
さて、皆さんはタイトルのメーカー(マンバ)の名前を聞いたことがありますか?
実はギャレット系(そっくり)のオリジナルタービンをメインで扱う、新興タービンメーカーなのです。
正式には
MAMBATEKという台湾の会社なんですが、日本では昨年末あたりから、CARUパーツ販売というところで代理店販売を始めたようで、今、そちらでタービンの相談をしているところです。
そもそもタービンを探し始めたきっかけは、
この方や、
この方なんかに対抗しようと思うと、重たい自分のクルマでノーマルターボではストレートの加速競争で勝てないことから、今のクルマに合った仕様でHKSの2530kaiのことを調べたのが始まりでした。
ところがHKSに電話するも・・・
廃盤の一言で終了orz
2Lエンジンかつ、ツインスクロールのまま、低速から上まで使える貴重なクラスのタービンでしたが、もう手に入らないそうですT-T
次に目星をつけたのが、ギャレットのGTXタービンまたは、ボルグワーナー社のEFRタービンでした。
前者はそこそこ日本での装着実績もあるようで、もとよりHKSのGTシリーズのハウジングはすべてギャレット製ということもあり、ラインナップも豊富なのが特徴です。
現在は代理店を通して比較的簡単に購入できるとのこと。
代理店(GCG)
http://www.gcgturbo.co.jp/
また、後者は同じGCGでも扱いがあるタービンで、ブレードがチタン製、ハウジングも軽量アルミ削り出しと、かなりハイスペックなモデルがラインナップされています。
ただし、タービンキットがオリジナル形状すぎて、取り付けはレイアウトを含めたワンオフフルタービン仕様になるとのこと・・・
これらのラインナップを、HKSベースで大変分かりやすく解説されている
こすひろさんのブログからヒントを得て、いろいろ検討してみました。
HKS2530(kai)
=
GTX2860R or 2863R
=
EFR6258
が、同じクラスに位置するのですが、ギャレットやボルグワーナータービンは、カートリッジがビレットホイールのデュアルボールベアリングで、HKS製のワンサイズ上でも同じくらい下から使えるタービンなのだそうです。
残念ながらワンオフするガッツはないので、この時点でEFRは除外し、GTXで2863Rクラスを検討しているときにMAMBAの存在を知ることになります(笑
きっかけは某オークションにてGTXで検索すると大量に出てくるタービンで、最初はGCGのような別の代理店かなと思っていましたが、質疑を始めてよくよく聞いてみると、商品名を含めGTXと非常に良く似た(笑)ラインナップで、独自の製造を行っているMAMBA製であることが分かりました。
目を見張る価格帯と、意外と品質の良さそうなタービンということで、少し興味を持ってコンタクトを開始しました。
MAMBAタービンの特徴(CARUの説明一部抜粋)----------------------------
GARRETT社との相違ですが全てが異なります。
GARRETTは使用パーツの詳細までは公表されていませんがおそらく自社生産がほとんではないでしょうか。
それに比べてMAMBAではボールベアリングはNTNを使用し、その他、パーツ供給元がありそれを自社で組み立てを行いバランス取りまで行って製品化しているのです。
NTNベアリングの使用とバランサーにドイツ製を用いている部分が安価なメーカーとは異なり高品質な物を制作できております。
GTXベースのラインナップとしましては、以下のようなご提案が可能です。
MAMBA GTX2867R (128800円)
Comp. Wheel : 49.7 mm / 67.4 mm/Trim 55 (11+0 GTX Billet Wheel w/ Extended Tip)
Turbine Wheel: 47.0 mm / 53.8 mm / Trim 76 (GT28R Turbine Wheel)
Compressor Housing Inlet OD: 2.25” /58 mm
Compressor Housing Outlet OD: 2” / 51.3 mm
Compressor Housing A/R: .57
Turbine Housing A/R : .49
MAMBA GTX2863R (128800円)
Comp. Wheel : 47.1 mm / 63.4 mm/Trim 56 (11+0 GTX Billet Wheel w/ Extended Tip)
Turbine Wheel : 47.0 mm / 53.8 mm / Trim 76 (GT28R Turbine Wheel)
Compressor Housing Inlet OD: 2.25” /58 mm
Compressor Housing Outlet OD: 2” / 51.3 mm
Compressor Housing A/R: .57
Turbine Housing A/R : .49
MAMBA GT2860RS (124800円)
Compressor Wheel : 47.2 mm / 60 mm/Trim 62 (11+0 GTX Billet Wheel w/ Extend Tip)
Turbine Wheel : 47.0 mm / 53.8 mm / Trim 76
Compressor Housing Inlet OD: 3” / 76.2mm
Compressor Housing Outlet OD: 2” / 51.3 mm
Compressor Housing A/R: .60
Turbine Housing A/R : .49
※すべてGDBシングルスクロール用
上記全てセラミックデュアルボールベアリングのビレット削り出しブレードです。
GT2860RSの方はアンチサージ用のインテークとなっておりパイ数が76.2mmとなっております。
ボルトオンタイプの上記2点は58mmです。
エアクリーナーへつながるインテーク部分はボルトオンタイプですと加工は不要です。
76.2mmの方をお選び頂いた場合には異径ホースなどをご利用頂く必要がございます。
メーカーで取り扱っているGDB用のエキゾーストハウジングには限りがございますが
組み合わせなどの変更に関してはメーカー確認をさせて下さい。
メーカー対応可能な範囲であれば変更は無料ですのでご希望の仕様があればお知らせください。
なおお取付に関するサポートとのことですが必要な物があればどこからでも仕入れ致します。
ボルトオンタイプは特別なこともなく現状のタービンと交換が可能なはずです。
価格に関しまして大阪であれば送料は無料となっておりますので
表示価格-5%+消費税といった形になります。
現状の問題点として、GDBのツインスクロールにポンつけできるエキゾーストハウジングがGTX30系に限定されるところです※これはギャレット製も同じ
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と、ここまで調べる限り、書いていることが本当なら28系で装着を考えると、13万円程度でGTXクラスのタービンが買えることになります。
また、GDBへの適合については現在代理店を通してメーカーに直接交渉中ですが、30系のハウジングでよければ、価格そのままでカスタマイズも可能とのこと。
マジっすか!?
何でしょうこの神対応は^^;
尚、GDB用のエキゾーストハウジングは以下の通り、これならポン付けも見えてきます(カスタマイズ費不用)
アンチサージングタイプのコンプレッサーハウジングもラインナップされており、以下のような76Φの専用インダクションホースも提供されているようです(12000円ほど)
アクチュエータも強度(カラー)を選べるという至れり尽くせりのサービス(タービン価格内)
ここまでCARUの方でもかなり細かい相談に乗ってもらえ、こうなったらインプレッサ国内第一号MAMBAユーザ(自称マンバー)になってやろうかと真剣に検討中です(笑
というわけで、細かいタービンの仕様が決まり次第、この怪しいタービンを人柱することに決定しました!使い物にならなくてもたかだか13万!!
今後国内のトレンドになる火付け役を買って出て、MAMBAプロジェクト始動です^^v
続報について乞うご期待!!