アルピーヌA110

実はアルピーヌA110も所有していました。過去形なのは、去年売却してしまったからです。
自動車ジャーナリストが選ぶスポーツカーでも必ず上位に来るこのクルマを一度体験しないことにはスポーツカーを語れないと思ったからです。



インプレッションは、とにかく「軽い」。購入したモデルはPureだったので、車重はたったの1110kg。軽量化された981ボクスタースパイダーより200kgも軽いんですよね。
その軽さからくる身のこなしはまさにヒラヒラという表現がぴったりで、ワインディングをみずすましのように駆け抜けます。
箱根ターンパイクよりもタイトな椿ラインの方が楽しいという感じです。

それと、思いのほか高速クルージングが快適でした。直進安定性も高いし、空力が良いのかノイズも低め。高速域からのブレーキングもポルシェもかくやという安定した効きでした。

スポーツカーとしては本当によくできたクルマです。
6MTがあればさらに良かった。