■タイヤの豆知識　～ ＸＬ規格の適正空気圧 ～　タイヤ通販メガストアＡＵＴＯＷＡＹ(オートウェイ）

　
　豆知識


こんにちは ヽ(´∀｀)ﾉ .:。+゜。　AUTOWAY　コールセンター M.Iです。



今日は、エクストラロード規格の適正空気圧についてご紹介します。 



前回、タイヤの規格についてご紹介しましたが、今回はそこから少し延長した

お話になります　(｡･ω･)ﾉ



タイヤのインチアップなどでタイヤを交換する時、

タイヤの規格が変わっていることがあります。

この時は空気圧を変えなければなりません。 




例をあげて説明すると


今までつけていた純正サイズ　195/65R15 91H　を　215/45R17 91W XL　に

インチアップする場合。 



インチアップするタイヤのロードインデックスの後ろに

「  ＸＬ 」という記号がついています。

これが、エクストラロード規格です。



JATMA規格のロードインデックス　「91」　のとき、最大荷重指数は　６１５Ｋｇです。

６１５Ｋｇにするには、空気圧を　２４０ＫＰａにしなければいけないことが

下の表で確認できます。 






それに対して、ETRTOエクストラロード規格のロードインデックス　「91」　のとき

同じく　６１５Ｋｇの最大負荷能力を有効にするためには　２９０ＫＰａの空気圧が

必要であることが下の表から確認できます。 




同じロードインデックス 「91」 でも、規格の違いによって、６１５Ｋｇの負荷能力を

有効にするための空気圧に差があることがわかります。

上の表でも確認できるように、 エクストラロード規格では

ＪＡＴＭＡ規格の設定空気圧（240ｋＰａ）より高い空気圧の250ｋＰａを入れた場合でも

１本あたり ５４５Ｋｇ の負荷能力しかありません。 
 





このように、同じロードインデックスであっても、タイヤの性能を活かすためには

それぞれの規格にあった空気圧を守らなければいけないということですね。





※設定空気圧の求め方

まず装着される車両に必要なタイヤの負荷能力を把握し、
次に、取り付けるタイヤの規格とロードインデックスを確認します。
その規格の「ロードインデックスと空気圧の関係表」を見れば、
車両に必要な負荷能力を発揮するために必要な空気圧を知ることができます。



また、ご不安な方はお取り付けの際の専門ショップの方にご相談ください(*´ω｀*)ﾉ