~ノーマルタイヤ(61)~
Q.リムガードって何ですか?
A.タイヤサイド部分の飛び出している部分です。
リムガードとは
タイヤのサイド部分のリムに近いところにある
ちょっと飛び出している部分です。
扁平率の低いタイヤでよく見かけます。
その名の通りリムをガードするもの・・・と思いがちですが
実は
サイド部分を補強する役割があります。
確かに縁石などに接触したときに
ホイールのリムに傷が付きにくい効果もあるのですが
本来の目的はサイド部分の変形を防ぐ事なんです。
扁平率の低いタイヤは
断面で見ると横幅の割に高さがないという
非常にいびつな形をしているのです。
これはタイヤの構造としてはかなり無理をしているので
タイヤを補強するためのいろいろな工夫がされています。
その一つがこの
リムガードです。
低偏平のタイヤは特に
タイヤの空気圧が減った時に損傷しやすく
しかも運転していて空気圧の低下に気付きにくいという特徴があります。
なので空気圧が減ってきたら
このリムガードがホイールのリム部分に寄りかかるような形になって
タイヤが完全につぶれてしまうのを防ぎます。
ひとつ注意してほしいのは
リムガードはタイヤの損傷を抑えるための補助的なものであって
パンクしたまま走っても大丈夫な仕組みではないということです。
タイヤの空気圧はマメに見ておきたいですね。
(つづく)
by オートウェイ・コールセンター ワッチ (^-^)
Posted at 2012/08/20 17:27:19 | |
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