当て逃げ被害顛末記 その２

２月１２日。休暇を取り、午前中は自分が契約している保険会社と相手側の保険会社、それぞれと折衝。

双方とも丁寧な対応で、こちら側は過失０で手続きしてもらえるとの事。無事に進展して安心する。

午後は、いつもお世話になっている神戸マツダへ。整備担当の方へ事情を話し、修理代の見積りをお願いする。

しばらくして見積りが出た。総額１５万４０００円だった。結構な金額だ。修理代は向こう持ちで修理期間中の代車も出るとの事。

昔、弟が当て逃げ被害にあった時は１２万円弱だったと聞いた。ただ、弟の場合は犯人は見つからず、自腹を切って修理する羽目になった。購入して半年も経たないうちだったので、よく覚えている。

自分の場合は、本当に運が良いだけなのかもしれない。もし、犯人が特定出来ない場合は自腹を切る羽目になっていた可能性もあったのだ・・・。そう考えるとゾッとする。

保険会社との交渉をお願いし、店を後にした。

１４時半頃に電話があり、代車が１４日に用意できるとの事。ただ、都合がつくのがデミオしかないそうな。

車格は下がるが、別の車に試乗できるチャンスだと思い、二つ返事で了承した。たまには他の車に乗るのも気分が変わって良い。ものは考えようだ。

デミオはレンタカーを借りていた時分に、ディーゼル車を一度借りた事がある。ディーゼル特有の分厚いトルクと、軽快な身のこなしが好印象だった。

まだ車の運転が拙い頃に、レンタカーで丹波から北摂にかけて走り回っていたのを思い出す。そこで運転の楽しみを覚え、それが今の愛車の購入に繋がる訳だ。

とはいえ、得意だとは思っていない。今でも先輩方になじられる始末である。精進せねば・・・。

代車の詳細は分からないそうだが、楽しみである。

そして、２月１４日。代車を取りにディーラーへ。

ディーラーに到着。代車が準備できるまでの間に、営業担当の方に事故の被害の説明をする。相手方の傷の写真を見てもらった。

担当の方曰く、身体が衰えて反応速度が遅れたりする事はあっても、車幅感覚が衰えたりするケースはこれまで見た事は無いと言う。他に担当しているオーナーに高齢の方はいるが、この様な傷の付け方は初めてだとの事。

確かに、相手方の車は左側にのみ擦り傷がついていて、運転席側にはほとんど無かった。単純に車幅感覚の無い人なのかも知れない。

自分も下手くそなので、あまり人の事は言えないが・・・。

代車の準備ができたとの事なので、駐車場へ向かう。

代車は1500ccのディーゼルだった。レンタカーにしては傷も少なく、非常に状態も良いのがやってきた。取り扱い方の説明を受けて店を後にした。

少なくとも、修理完了は２週間以上後になるとの事。ソウルレッドプレミアムメタリックは塗装が難しい為、この位掛かるそうだ。まあ、待つしかあるまい・・・。

何はともあれ、一段落である。しばらくはこのデミオが相棒になる訳だ。デミオの乗り心地とかは、ブログに書いてみようと思う。

また進展があれば書く事にする。早く綺麗になって戻ってきますように。