BP5 CUSCO フロントロワアームバー Ver2取付
1
年内の弄りはもうないって言ったのに…
年末オクでCUSCOロワアームバーが三角板つきで御安めに出ていたのでついつい落札しました。
【狙い】
リアスタビ交換から若干リアの反応にフロント側が負けている気がしたので、フロントスタビ入れ替え前に中間地点の補強として導入です。
⇒狙い通りの効果が出たと思います。
【必要工具】
工具的にはジャッキとトルクレンチ、17mm、19mmディープソケットに17mmコンビかメガネがあればいけます。
【難易度・厄介部分】
・ロアアームをジャッキで支えての1G締めが必要です。その際、ロアアームとの共締め部と三角板フロント側との位置調整が必要になります。事前に複数の先輩方の記事で勉強するほか、現物を見てそこそこに判断できる経験も必要と思われます。
・三角板の底辺ボルトのトルクが150Nmと高めなので下回りを弄るという気迫は必要です。
2点踏まえて、多少なりとも下周りを弄った経験は必要だと思います。
2
ちなみに今回、気づかず作業しましたが微熱があったようで、各所写真がひどいことになってますが見逃してください。
まずは三角板交換から。
フロントをジャッキアップしてアンダーカバーを外して潜り込むと写真の純正三角板が見えるので外します。
リア側2本がボルトで150Nm
フロント側1本(ロアアームと共締め)がナットで110Nm
両方とも対応ソケットは19mmです。
リアメンバーサポートボルトを替えた時のような170Nmクラスよりはマシとしても結構なトルクです。
ボルトをなめないようにしっかりソケットで捉えてグイっと行きましょう。不安な方は大人しくインパクトか工場推奨です。
アンダーカバーを外さなくても目標地点は見えますが、体を踏ん張る空間も必要になるのでおとなしく外した方がいいでしょう。
フロント側のナットは奥の方に入ってるのでディープソケットじゃないと対応できないと思います。
大抵のトルクレンチに入ってるソケットはディープだと思うので問題ないと思いますが。
3
ここで想定外発生です。
三角版のリア側ボルト2本はなぜか150Nmとは思えないレベルの柔さだったので難なく外せたのですが、フロント側のナットを外そうとするとナットにつられて三角板が共回り始めます。
そのまま力づくでも行けそうではありましたが、
ロアアームのブッシュとこすれてもの凄い嫌な感触なので、ブッシュ保護のためにもジャッキでロアアームを少し支えてあげて外しました。
多分1年前にロアアームのブッシュ打ち換えをしてるので、ブッシュが若すぎるとこういうことになるんだと思います。
4
外した三角板の新旧比較です。
左:純正
右:CUSCO製
例によって厚みにCUSCOの間違いなさがにじみ出てます。
底辺2つのボルトは車いじりで初めて出会うタイプの短さと太さのバランスだったので、取り外し直後に思わず「へぇー!」って変な声出してました。
こんなに短くても150Nmを受け止められるんですね。
5
次はロアアーム前方内側にあるボルト・ナットを外すんですが、その前にとりあえず1G締めのためにロアアームを持ち上げられるかジャッキをあてがったところ…
ホイールが邪魔でロアアーム持ち上げるスペースがない…
タイヤ接地で角度を稼ごうにもこれ以上車高を下げるとウマが入らない…
横着は厳禁ということでホイール外しました。
ロアアームへの負担を考えてもホイールは外した方がいいと思います。
6
ホイール外してロアアーム外側を水平になるまで持ち上げてアーム内側のボルト・ナットを外してます。
が、実はこれ締結の時にやるべき1G状態なので間違いです。
このままボルトを抜き取るととロアアームのブッシュとメンバーのボルト穴の位置がズレます。そして、ロアアームに力が加わってるので素手では穴位置が調整できません。
慌ててジャッキ降ろしたら素手で穴位置補正できるようになったのでホッとしました。
トルクは95Nmで、対応ソケットは17mm。
ナットも同サイズで出来れば角度の付いたメガネで支えた方が楽だと思います。
トルク的には全然大したこと無いのですんなり外せると思います。
ナットが外れたら、ロアアーム側を素手で持ち上げながらボルトを引っ張ると抜き取れます。
7
ここまできたら
①新三角板を挿入してリア側2本のボルトを素手で締められるところまで仮締め
②ロワアームバーリア側をを三角板フロント側に差し込む(この時点ではまだ位置を調整するのでナット締めない)
③ロワアームバーフロント側をロアアーム共締め部にセットして、三角板フロント側と位置合わせ。
④位置が決まったら三角板フロント側のナットを仮締め→ロワアームバーフロント側にボルト挿入・ナット仮締め
⑤ホイールの外れたロアアーム外側をジャッキで水平になるまで持ち上げて1G状態で各ボルト・ナットを本締め。
※たぶん順番的には共締め部を先に締めて、三角板リア側の固定ボルトを後にした方が各パーツへの負担が少ないと思います。
三角板リア側の2本ボルトは緩める時は楽でしたが締める時は結構な力が必要です。体制にも気を使います。
ホイール外していれば車体サイドからのアプローチの方が力が入れやすいでしょう。
ただ、私はサイドからアプローチした際、ブレーキローターにしこたま手をぶつけてケガしましたので皆さんお気を付けください…
また、トルクかけるところまで潜り込んだ姿勢でねじ回しを続けるのがしんどいです。
トルクレンチは重いし柄も長いので、小さ目のソケットレンチがあるとかなり時間短縮できると思います。
インプレッションはまたパーツレビューでやりたいと思いますが、ちょろっと走ってみただけでもいい感触です。
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