BP5 ハンドルコラム下パネルのクリップステー補修
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
まぁ一応誰の役に立つ整備手帳でもないけど弄った以上投稿するにゃんよ(前期BP乗りに同じ症例の人いないと思ってる挨拶)
【使用工具】
プラスドライバー大きめ
マイナスドライバー小さめ(カプラー外し)
内装剥がし
【部材】
WORK PL16C プラリペア ¥1,260
【適用効果】
写真を見ての通り。コラム下カバーのHな所が見えてしまってます。
ある日エンジンかけようとしたら妙にカバーが斜めってると思ったらご覧の有り様でした。
熱と経年劣化もあるのでしょうが、以前ブーコン付けた時にカバー全体を捻って着けてしまってたのが主要因でしょう。
言うほどバタバタ音が気になるとかはなかったですが、見た目がアレ過ぎますしディーラー点検持ってったら見積もり出されそうなので。
※前オーナーがラゲッジに換気扇追加したスイッチがこのカバー部分に付いてるので単純交換では済まないはずだし。
何かの間違いでコラム下のカバー全部落ちてきて事故とかも洒落にならんのでプラリペアで補修します。
【手順詳細】
タイトル画像の折れちゃってる所を中心に、クリップで止まってる所は手前に引けば外れます。
あとは、下から覗き込んだ位置に右からプラスリベット1本(プラスネジを軽く捻れば外れます)、単純返しが付いてるだけのプラリベが3本(内装剥がしで手前に引けば外れます)。
そして忘れては行けない、一番左の方に目視不可能な金属製プラスビスがいます。
多分ブーコン取り付けた時にここのビスを締めてなくて、位置関係が歪んでたのが破断原因ですね。
これら全部外すと2分割のカバーが外れて中に隠れてた配線類がモロっとでてきます。
左右に合計6本くらいカプラーが刺さってるので、全部引っこ抜いたら摘出できます。
一応全部カプラーの形状は違うので、刺し間違えることはないでしょう。
2
問題のカバーが外れたらプラリペアで補修していきます。
パテ盛りでもいいかなと思ったのですが、思ったより形状複雑なのと、材質的にちゃんと接着してくれるか怪しいと思ったので。
BPに使われてる樹脂素材って、パテや接着剤とアホほど相性の悪いPP材が多いので、部材自体が重合できるプラリペアかなと。
今回はお安めの簡易キットなので、ニードル法を選択。
なんか振りかけ法だと折れた部分まで浸透してくれないような気がしたので。
3
今回綺麗に根本から折れてくれてるので、位置決めはしやすかったですね。
とは言え素材が湾曲した部分なので手で押さえながらプラリペア盛るのは結構苦労しました。
一番の注意事項として、室内でプラリペア作業する時は必ず換気してください。
プラリペアはご存知の通り、母材になるプラの粉末に溶剤を垂らし、溶かしながら部材同士を重合するわけですが、この溶剤がまーキツい。
臭いがシンナー的な臭いじゃなくて、私の経験上一番近いのはデフオイルの臭いです。
たった10分吸っただけで中々の頭痛が来ました。
4
見た目は良くないですが処理後の写真。
ニードル法は先にプラ粉に溶剤を2、3滴垂らしてダマを作る→ダマをニードルで掬って接着部付近に盛る→ニードルから溶剤を分泌して溶かしながら部材に塗りつけるという方法です。
貼り付け部分が凹んでるとか、もう少しガイド的に作用してくれれば良かったですが、シノゴノ言っても仕方ないので大雑把に貼り付けし、周りをプラリペアで盛る感じに整形しました。
そう言えば今回脱脂し忘れてましたが、何も問題なく接着できましたね。さすが重合接着。
溶剤の臭いと戦いながら盛って10分ぐらいで定着完了。
※気温25度条件で5分で硬化らしいので冬場とかはもっと時間取って温めないとまずそう。
初めて使用する部材なので強度が心配でしたが、固まってからは結構強めに叩いてもビクともしません。
綺麗に仕上げるのは至難な感じですが、見えない所を補修する分には何も問題ないです。
5
なんもかんも元に戻して、折れないように祈りながらめしょっと嵌め込み。
変にズレもなくバシッと決まってくれましたね。
6
一応注意点として私が前回ミスしてた所を。
この写真に写ってる所をさらに下から覗き込むと金属製のプラスビスが隠れてます。
ここをカバーの丸穴と一緒に締めておかないと、カバー全体の位置が下がって私と同じHな所が見えちゃうのでご注意を。
ここをちゃんと目視して開け閉めするには人には見せられない姿勢になる必要があります。
オマケに本日の気温はThe猛暑日。
腕から汗が噴出したおっさんが運転席の下に顔突っ込んでブリッジしながらハァハァゴソゴソする必要があります。
目撃者がいなくて幸いでしたが、下手すると一発通報案件なので作業場所には気を使いましょう。
助手席側からもトライしましたが全く見えませんでした。
いっそのことフロントジャッキアップした方が作業しやすいかも。
取り付けだけで軽く1時間汗ドロで作業しましたが、この時期に同じマネする人は熱中症にご注意を。何度か意識飛びそうになりました。
一応この後洗車行ってみましたが、道の上下で折れちゃったりすることもなく無事修理完了みたいですね。
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