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猫仙人の愛車 [SYM RV125EFI]

整備手帳

作業日:2010年1月30日

バルブクリアランスの点検調整 SYM RV125 Efi

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
バルブクリアランスは、3000kmごとに点検調整するように、サービスマニュアルには書いてあります。
購入してから3年を越えたところですが、走行距離は8700kmになりました。
一年目と二年目には、12ヶ月点検を正規代理店で受けたのだけれど、バルブクリアランスを調整したことは一度もありません...というか必要だとはお店も認識してなかったみたいで、やっていないのですね。

今回は、サービスマニュアルを確認して、本当はやっておかないといけないと気づいたと言う理由と、このところ、信号待ちなどでアイドリングが続いた後に発進しようとすると、エンストしてしまうという事態に何度も遭っていたので、その改善の期待を込めて点検することにしました。

エンジン周りを点検できるように、シート&ラッゲージボックスをはずします。(ナット3箇所、ボルト2箇所)
センターカバー(エンジンの前を覆っている)をはずします。(ビス6本)
2
左側にスパークプラグがあるので、はずします。

プラグをはずしておかないと、このあとピストンを上死点に動かすときに、圧縮がかかってしまい、うまく回せないのです。
3
プラグの状態は悪くないみたい。
まだまだ使えそうですね。

サービスマニュアルによれば、スパークプラグは、3000kmごとに点検清掃調整、6000kmごとに交換となっています。
でも、1万kmくらいイケそうな感じですね。

ちなみに、ギャップは0.8〜0.9mmが正しいのですが、シックネスゲージを入れてみると0.7mmでした。
なので、0.8mmに調整しました。

本当は、イリジウムのプラグを用意していたのだけど、まだ大丈夫そうなのと、バルブクリアランスを調整した結果を確認する為に、他の要素を変えないようにプラグは変えないでおくことにしました。
4
ピストンを上死点におくるために、タイミングマークを見えるようにします。

エンジンのサイドカバーをはずします。(ボルト2本)
カムチェーンとスプロケットが見えます。

スプロケットにタイミングマークが付けてあるので、エンジンケース外周部にあるマークに合わせます。
スプロケットの固定ボルトにレンチを掛けて回すと、回しやすいです。
スプロケットのタイミングマークは見にくいので、鏡(歯医者さんで使うような奥を覗く小さいミラー)を使って、覗きながら位置を合わせました。
サイドカバーをはずしたら、見やすいかもしれませんが、面倒なので試していません。

-- 2010年10月22日 -- 追記 --
2010年10月16日付の記事(下記の関連情報URL)に、タイミングマークの写真と注意事項を入れたので参照してください。
5
シックネスゲージを使って、バルブクリアランスを測りながら、調整します。
整備管理値は、どのバルブも 0.12mm ±0.2mm です。

初期状態を測定してみると、
INTAKE:0.14、0.15 mm
EXAUST:0.14、0.15 mm
でした。(どっちも2バルブなので、数値も2つ)
ギリギリですが、アウトですね。
6
エンジンの上側にある2つのバルブがINTAKE側です。
EXAUST側のバルブは、エンジンの下側の対称的な位置にありますが、写真には撮りにくい角度なので、EXAUST側の写真はありません。

どちらも同じようにして、調整します。
なお、EXAUST側の調整には、フロアの下側に有るアンダーカバー(ボルト4本)をはずした方が、ゲージやレンチを下から差し込みやすくなるようです。
7
調整できたら、上記の逆の手順で組み付けて完成です。

なお、4つのバルブを全て0.12mmに調整したところ、排気ガスの匂いが変わりました。
今までは、鼻にツンとくるような刺激臭があり、吹き溜まりなどに駐車したときに息苦しく感じることがあったのですが、調整後はそれほど刺激を感じない程度になりました。
ただし、運転してみると、低回転では安定して回る感じでこれならエンストしなくなるかも、と思ったのですが、中高域ではトルクが少し細くなった感じで、やや力不足になったような気がしました。
シャシーダイナモで測ったわけではなく、感覚的なものですから、断言はしにくいのですが、上り坂の加速に不満を感じて、すぐに再調整しました。

4つのバルブとも、0.14mm(調整の上限値)に調整し直したところ、トルクの感じは新車の時から慣れた感じに戻りました。
もしかしたら、調整前よりも少し良くなったかも、とも思いますが、感覚的なものなのでなんとも決め手がありません。
排気ガスの匂いも刺激の有る匂いに戻りました。

匂いが違うということは、ガスの成分が変わっているということなのでしょうが、排ガス規制に関わるような成分については計器がないのでわかりません。
刺激臭というのも、果たして良いのかどうかと思いますが、4輪の排気ガスの匂いにも同じ刺激臭を感じる車種もあるので(日産のNAPSという表示の有るクルマや、マツダの一部車種の排気ガス臭に似ている)、どっちが良いのだかはなんとも...

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この記事へのコメント

2019年9月18日 2:47
結局[クリアランス=0.14mm]のままになったという事で、エンジンストールは改善されたのでしょうか?
はたまた別の原因だったのでしょうか?

※私自身のRV125iも[信号待ちなど]で何度もエンジンストールが起きますので、
 調整を試みようと思っております。
コメントへの返答
2019年9月18日 22:38
バルブクリアランスを規定値内に納めれば、エンストは起きなくなりました。
0.15mmでは、宜しくないのでしょう。
ネジを締めるときの力加減でも、バルブクリアランスは変わるようなので、0.01mmの違いは微妙です。
個体差もあるでしょうから、数値は目安程度に捉えて、調子よくエンジンが回るところまで調整を追い込むのが現実的だと思います。
2020年6月8日 14:57
先日、バルブクリアランス調整(吸・排気)に挑戦したのですが。
排気側だけがどうしても工具等が入らずに泣くなく断念してしまいましたが、
どうやって排気側のクリアランス調整できたのでしょうか?
どうかご指導お願い致します。
コメントへの返答
2020年6月8日 22:29
お読みいただき、ありがとうございます。
工具が入らないということですが、工具というのはタペットアジャストレンチでしょうか?
私の場合は上側の方にタペットアジャストレンチが入らなくて、数種類のレンチを買って試した記憶があります。パーツレビューに載せてあるので、参考にしていただければと思います。
メガネレンチやシックネスゲージは、下側は見えにくいですが、入れられたと記憶しています。
2020年6月9日 4:32
早速のご連絡ありがとうございました。
当方のは特に”アジャストレンチ”は使用せずに8mmのメガネレンチとプライヤなどを使いました。
吸気側は「見易くてそれなりに調整」できましたが、[排気側]は猫仙人様と同じように”点検用ミラー”を使用しての作業をしたのですが、とにかく”フレームが邪魔”で8mmナットは何とか入りましたが。
肝心の「タペット・スクリュー」が色々な工具でチャレンジしてもフレームが邪魔で調整できませんでした・・・。
ジャッキなどで車体自体をアップして下からの作業であれば何とかなるのでは・・・?
と思いながらも歳のせいか体力が持ちませんでした・・・(;_;)
コメントへの返答
2020年6月9日 11:52
タペットスクリューをプライヤーで廻していると、頭が潰れてきて回せなくなる可能性があります。タペットレンチを使ったほうが良いと思います。パーツレビューに載せたヤマハの「タペット アジャスティング 90890-01311」は安価にもかかわらず良く使えました。
あと、上の手順6にも書いてますが、アンダーフロアカバー(と言うのかな?)外さないと下側は難しいと思いますが、外してますか?
2020年6月10日 3:05
ご指導ありがとうございます。
「タペットレンチ」早速手配してみます。
※商品名に”YAMAHA純正”とありますが問題はなかったでしょうか?(RV125i)

また、アンダーカバーまでは外さずに作業してました。
コメントへの返答
2020年6月10日 8:32
タペットレンチですが、SYMの純正指定工具を取り寄せるのは面倒だと思います。噛みあわせが合えば、何処のでも構わないと思います。
パーツレビューに載せたストレートのレンチは使いやすいのですが、上側にはフレームが邪魔になって使えませんでした。
2020年6月10日 13:36
ありがとうございます。

【質問】
写真2において「プラグをはずしておかないと、このあとピストンを上死点に動かすときに、圧縮がかかってしまい、うまく回せない」とは、何がうまく回せなかったのでしょうか?(クランクの上死点・合わせ?)
コメントへの返答
2020年6月10日 18:40
ご賢察のとおり、クランクシャフトを上死点で止めるのが難しいです。
2020年6月17日 17:39
猫仙人さま

度々、申し訳ございません。
また一つ気になった点がございまして、ご教示お願いいたします。

タペット調整の際にクランクを”圧力上死点”にしても[ロッカーアームとバルブ]にクリアランスができず、接触したままです。

但し、ロッカーアームを手で持ち上げると”クリアランス”ができます。

はたして、どの状態で”クリアランス調整”するのが正解なのでしょうか?

よろしくお願いいたします。
コメントへの返答
2020年6月17日 22:08
う〜ん、なんだか変ですね。
もしかして、排気行程の上死点になっていませんか?
排気行程の上死点だと、ロッカーアームは排気バルブを押している最中ですから、隙間は無いですよね。
4サイクルエンジンの圧縮上死点は、2回転に1回訪れる訳で、タイミングマークが合っていれば間違いないのですけれど。
確認してみてください。
2020年6月18日 16:02
猫仙人さまの”写真4”と同じく[エンジンケース外周部にある△マーク]に[スプロケットのタイミングマーク(うっすらと見えるケガキ線)]を合わせるように”スプロケット”を回して合わせての状態です。

実際に猫仙人さまのRVではこの状態の時に[ロッカーアームとバルブ]にギャップである”クリアランス”はあるのでしょうか?
この時に”ロッカーアーム”を手で持ち上げても動かなかったのでしょうか?

小生のRVでは”ロッカーアームを手で持ち上げて調整”してしまったせいか、
エンジン始動中は”カチッカチッ”とタペット音がでてしまってます。
コメントへの返答
2020年6月18日 19:38
タイミングマークが合っていれば、シックネスゲージの入る隙間がある訳なんですが。。。
そうでないとギャップを測れないですから。
タペット音がするということは、隙間が小さいということでしょうかね?
う〜む、実物見ないとなんとも解らないですね。スミマセン。

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