
優先道路を右側から走ってきた小型車は、何事も無く僕の前を横切って行った。
さ、横断開始っ!
正面に停止していた、白いミニバンもゆる~りと発進。
その白いミニバン、ゆる~りと近付いてくるなぁ…と思いながらも、無視して横断続行…。
うっ、ちょっと…お前、止まらへんのん?と心配になる。
間合い的には…、 頭のネジが3つほど外れた兄ちゃんが、ぶつけないんだけど、ギリギリまで詰め寄って、歩行者に恐怖感を与えることで自らの欲求を満たす…あの、間合いだ。
こいつマジか!と思って、運転席を睨んだ瞬間、加速しやがった。
ドンっ!
咄嗟に、両手をついて、ボンネットに乗った。(自分の意志ではなく、自然と結果的に)
僕の身体と白いミニバンの位置関係としては、右手が運転席正面のボンネット辺り、左手が右フロントフェンダ、右ヘッドライトがお腹の辺り、右膝がフロントグリル右側、左膝が右フロントタイヤ辺り、な感じ。
おそらく、ボンネットに乗って運ばれたのは数m程度かな。
車は急停止して、僕はボンネットから離れ、両足で着地。
撥ねられるまでの車の動きに殺意を感じた事は否めない。
けど、本当に殺意があれば、そんなに直ぐに止まる訳ないし…
出てきたのはおばはんやった。
お「ごめんなさい、お身体大丈夫ですか、救急車呼びますか、※▲?%◆…」
ちょっとパニック気味。
でも、ちゃんと低姿勢で、謝罪の意志は伝わって来た。
…あの一言をを除けば…
お「いやぁ、黒い服で黒いカバン(ギターケースやけど)持ってはるから見えへんかった…」
なんぢゃそりゃ。
知ってる人も居るかと思うけど、僕は結構小心者で怖がりなので、ギターケースにはリフレクタ(反射帯)を巻きつけてる。
正に、こういう事故を防ぐ為に…
しかもこの道路は街灯が整備されてて、見えないなんて事は…┐(´-`)┌
脇見でしょ? 保身か…
イ「警察呼んでくれる?」
お「分かりました。直ぐ呼びます」
と、言いながら、白いミニバンを 止まれ の位置までバックさせようと…。
こいつ、逃亡か…
2009年11月の ヤ な記憶が蘇ってくる。
当然、プレートナンバをチェック。
希望ナンバだったので、語呂も良く、直ぐ覚えられた。
待ってられないんで、自分で110番。
電話が繋がったら、電話の向こうからの質問を無視してプレートナンバを何回か告げる…これ基本だと思う。
向こうの質問に答えてる間に、プレートナンバをど忘れしたら(間違えたら)全てが終わるから。
プレートナンバを伝え終わって(録音させて)から、ゆっくり向こうの質問に答えればOK。
帰省先で住所聞かれてもなぁ… ねぇ。┐(´-`)┌
今回の警察は、来るの早かったなぁ。
電話でいろいろ話してる間に第一陣が来た。
都合、1ボックスの警察車両、単車2台、警官4,5名だったかな。
まあ、お巡りさん、優しい、優しい。
僕の身体の事を凄く心配してくれる。
何度、救急車呼ばなくて良いか確認された事か。
今は何ともなくとも、数日後に痛みがでる事があるから、安直に考えるなとか。
つづく…
(その1)へ…
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この物語は、事実に基づかないフィクションです。
こんな話、現実にある訳がないっ!(^-^)b
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DBA-SH5 FORESTER | 日記
Posted at
2013/08/23 08:31:18