嬬恋方面から毛無峠、渋峠を巡るドライブ
★動機★
フォレスター全国オフ2019 【SJ&SK】で会った方々とお話の際に、毛無峠の話題が出たので、久々に行きたくなったのがきっかけ。
天気予報は芳しくないものでしたが、同地は一度訪れたことがあり、当時は雲一つない好天に恵まれました。そのため、悪天候の様子も気になったので、天候は問わずに出発することにしました。
■駒寄PA
埼玉から毛無峠を目指す場合、ざっくり二通りのルートがあります。
一つは、長野県内(須坂方面)を進むルート。もう一つは、群馬県内(嬬恋方面)を進むルートです。
前者のルートは前回訪れた際に通ったルートだったので、今回は後者のルートを選択しました。この場合、関越道を渋川伊香保ICまで進み、そこから先は下道となります。
関越道を降りる前に、直前の駒寄PAでトイレ休憩。
■八ッ場大橋
渋川伊香保ICを降りたら、県道35号~国道145号を進みます。途中、道の駅あがつま峡に続いて、八ッ場大橋に寄り道。
↓橋のど真ん中からのバンジージャンプ。
↓こういう構造物を間近で眺めるのが好きだったりします。
■浅間白根火山ルート
三原大橋を右折後は浅間白根火山ルートです。通行料金1,070円支払って料金所を通過した直後、強烈な濃霧に見舞われました。
EyeSightが仕事放棄するレベルの濃霧です。
■行き止まりの青看板
ここまで来たら、毛無峠へはあと4km弱です。この地点でようやく、須坂方面からのルートと合流します。
行き止まりの青看板は須坂方面を向いているので、嬬恋方面から登ってきて、この青看板を拝みたい場合は注意が必要です。
この青看板の裏面もまた、別の内容を表示した青看板です。
こちら到着時点で一瞬晴れ間が見えましたが、2ルート合流後区間に入って間もなく、再び濃霧に見舞われました。さすが、山の天気は変わりやすい。。。
■毛無峠
残り4km弱の区間は離合困難な幅員の道が続きますが、ところどころ退避スペースがあるのでそれほど気を遣う必要はありません。ただし、しばらく走るとガードレールがなくなり、道路の橋を示す紅白ポールがポツンポツンと立つのみとなります。そうなったらいよいよゴールは目前。
未舗装となったらゴールです。
私が到着した時点で、他に3台くらい車が停まっていて、バイクや車が入れ替わり立ち替わりで来てましたが、悪天候ということもあり、のんびりしていてふと気づくと、私以外誰もいませんでした。
↓青看板~峠の4km区間はこんな感じでした。
■道の駅北信州やまのうち
毛無峠の後は完全ノープランだったのですが、twitterで渋峠の話題を振られたので、向かうことにしました。
その前に、てんぷらそばを昼食でいただきました。
■平床大噴泉
渋峠を目指し、国道292号を駆け上る傍ら、道路わきで白煙が勢いよく上がっていたので寄ってみました。
白煙の正体は温泉。目の前で噴泉が噴き出す様子は迫力満点ですが、硫黄臭がきついので長居は禁物。
■渋峠
「日本国道最高地点 標高2,172m」の石碑です。
付近のホテルで、
国道最高地点到達証明書なるものを有料ながら発行してもらえるという話を聞いたのですが、わずかながら営業時間を過ぎてしまいゲットならず。
しかし、ハイドラのアプリにて
国道 最高地点 渋峠のバッジを獲得できたのでよしとします。
■志賀草津高原ルート通行規制区間
国道最高地点の石碑のやや手前で一旦停車させられ、もらった紙。
草津白根山が噴火警戒レベル2となっている影響による、通行規制を知らせる紙です。確かにこの区間は異様な風景が広がっていました。
つい最近そこに落下してきたということが容易に想像できる、風化の進んでいない岩石の数々、それを避けるためのシェルター、厳重に封鎖された駐車スペース、すぐそこで複数個所から黄色く噴き出す硫黄のガス。。。あまりに現実離れした風景に圧倒されました。
一つ一つ写真に収めたところでしたが、通行規制区間(駐停車禁止)のために叶わず。この時初めて、車載動画を録る設備が欲しいと思いました。
そんな中でも道路補修を行う工事関係者の方々、片側通行の交通整理をする方々がいて、頭が上がりませんでした。
★総括★
Web上ではネタとして扱われがちな毛無峠ですが、その名前が示すとおり周囲に高い樹木がないため、晴れていれば絶景が360度広がり、かつて鉱山だったことを示す遺構を見ることもできます。前回訪れた際は、ラジコン飛行機を飛ばして遊ぶ中年の方々の姿も見られました。
こういった絶景スポットはなかなかないと思うので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。。。と、言いたいところですが、天気が変わりやすく、悪天候ともなると一寸先も見えないような濃霧に包まれるうえ、峠付近は道幅が狭く、崖下との境界にガードレールがない箇所もありますので、お出かけの際はくれぐれも超安全運転でお願いします。
渋峠のほうはガードレール等の整備が行き届いているので運転しやすいです。紅葉シーズンとなるこれからがドライブスポットとして最適と思われます。
総走行距離434.5km
Posted at 2019/10/05 12:54:42 | |
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