しょうさまのブログ一覧

たまにはこんなのも。

ここんとこWin2008ServerR2の構築に奮闘してます。

「いまさら」って感じかもしれませんが、Win2003のサポート期限が近くなったので

やくなくです。

サーバーとしては正常進化をしてるのですが、あまりにもインターフェイスが違うので迷います。

それでも、その辺は勘でなんとかなるのですが、困ったことにコマンドの動作が微妙に違う。

オプションの動きも違う。

何故かVBScriptがBatから起動しない。

手動実行とタスク実行で動きが違う。

古いLinux（Samba）との連携ができない　etc　etc・・・・・

ま～いっぱいある。

当初１・２日の予定がまる1週間に・・・

ま、そんな事もあるでしょ。

そんな中で、バックアップの所については参考になるのではないかと思うので記載します。


「ROBOCOPY」

XPやWin2003ではリソースキットの中にあったんですが、2008では標準になりました。
※VistaやWin７も入ってるっぽい

これをバッチファイルにして実行するだけで、指定した先に同じ構成でミラーができる。

しかも元・先見比べて更新や追加のあったものだけコピーするすぐれもの。

これをタスクマネージャーでキックしてやれば、下手なフリーソフトより素敵な物が出来上がります。

オプションも結構豊富ですが、基本は　/MIR　でいけるでしょう。

コピー元の方が古くなる可能性が有る場合は　/XO　や/PURGE　なんかを組み合わせて作るのがよいでしょう。

ここで一つ、バックアップなのですからPCの外に書き出す事も多いでしょう。

ここで問題。

ファイルシステムによってはタイムスタンプを精緻に取れないものがあります。

結果的にどう言う事かというと、更新の無い物は読み飛ばすという機能が、不完全になってしまい、その結果バックアップに時間がかかります。

この現象はFATで確認されていたので、対応のオプション　/FFT　が存在します。

しかもこれ、安価なNASにも対応できます。

簡単かつ最低限の記載はこんな感じ

C:>ROBOCOPY /MIR /FFT "バックアップ対象フォルダへのパス" "バックアップ先へのパス"

オプションでLogファイルも作れるんで遊んで見て下さい。