兵とは詭道(きどう)なり。
戦争とは所詮「だましあい」である。
これ、ビジネスにおけても当てはまるし、孫子の解説本を読むと、
自分の軍すらも、
「その気にさせる、あともどりさせない=「おいこむ」ことをすることが「兵隊を動かす」ことに
重要なことでもあると。
だよね。私は今まで素直に上司や他部署のいっていることや、展開された内容を
信じていましたが、この言葉を学んだあと、「ほんとか?」と疑うようになりましたね。
ある意味、用心深くなったというか、みんな自分の都合のいいことしかいわないですからね。
会社なんて、ましてや大企業なんて私利私欲、各部門が自分の部門に対して都合のいい話しかしません。
それを統率するのが経営層であり、横串を指すのがトップマネージメント層なんですけどね。
ま、ただの戯言です。
3冊ほど、孫子の解説本を読みましたが、最初の一冊目はしっくりきましたが、
その後の2冊はどうも・・・と感じていたら
「もっとも忠実に原本を説明している本読んだら?」
とアドバイスをもらい、これがどうもそれらしいと。
薄いけど、中身をちらみしたら「こいつは今まで以上に読めない漢字だらけだ・・」
でも、もう一回、孫子を学びなおしてみようと思う。
なお、3冊目に読んだ孫子の解説本には「第二次世界大戦時、日本軍の中にも孫子を理解している人がいたはずだが、日本式の兵法は、基本的に「欲しがりません勝つまでは」の精神論だと。
この精神論は最後は玉砕しても戦い続けるという、孫子の兵法とは真逆の兵法であり、
当時の日本には孫子の考え方は理解されなかったのでしょう。
(これが、最後は特攻という、海外では考えられない作戦にいきつく・・・)
ただし、その精神論で働き続けた世代の人のおかげで、私たちは今、こうして
平和で便利な世の中で仕事につけ、趣味を謳歌している。
やはり、次の世代に、精神論だけでは、これからの世界とつきあっていけないことを
伝えていかないといけないのであろう。(なんて)
そうそう、今週土曜日は、子供が千葉までレッスンに行くので、
行きは電車で行かせて、帰りは迎えに行こうかなと。
ま、迎えはあくまで口実で、本音は「ドライブ」がてら、ルーテシアを高速で
流そうかなと。
おしまい。
Posted at 2017/06/08 23:04:50 | |
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