ルーテシアを三重県唯一のルノーディーラーである、ルノー四日市に入庫後、
Upaさんと別れ、いざ神奈川へ。
ルノー四日市でも充電したが、たいして入らなかったので、
刈谷SAで充電をすることに。
ここで10分ほど待ち、充電。
次は浜松あたりかなって想像しながら、30分の充電を完了。
その後、出発し順調に走っていると、
まさかのオーバーヒートカメ登場。
おいおい、自分のリーフでも登場してこなかったのに、なぜレンタカーで登場するか??
こりゃ次のSAまで持たないなと。
このまま高速走り続けたら、本当に不動車修理に出しに来て、不動車をつくりあげてしまう。
走行しながら、もうこりゃ次のSAは無理!と判断し、一番近い出口で高速を降りる。そこから一番近い日産Dに駆け込む。
この時のバッテリー状態はこちら。
あーあ、完全レッドゾーン入り。
もうこうなると、バッテリー保護回路が働き、充電しても入らない。
30分入れて、たったの30㎞分だけ。こりゃきついわ。
バッテリーに負荷をかけないで先に進むには、高速走行はだめで、もう一般道路で行くしかない。
次に立ち寄ったのが、どこの店舗だかわかりませんが、中速充電。
充電中は何していたか?
持ってきたDVDをひたすら見まくる。。今回の復路で3作品くらいみたかな。
しばらく走って、残量が20%台になったら充電スポットを検索し、充電。
ここもどこの日産の店だかわからん。でも24時間充電可能なのは、ほとんど日産Dのみ。でもこれがあるから、私は帰宅できたようなもの。。
充電→走行→冷却→充電・・いよいよ三島という表示がでてきて、
もうすぐだと。

三島という地名がでてきたら、あとは箱根を登って下るのみ。
そう、いつものテストコースを走れば帰れると。
三島→箱根→箱根新道→小田厚・・・
「じゃあ、最後は大磯PAで充電して帰れば、明日の朝は50%くらいあるだろ」
と、大磯PAで充電。
もうこの時点で日曜日の午前0時。。四日市を出て、8時間経過。。。
そして無事に自宅に着いたのが、午前1時45分。
こうなっちまったのは、最初に鈴鹿に着いた時に残量を1%まで追い込んでしまったことが、すべての始まり。
やはり、今の充電インフラ環境下においては、40kwhリーフの場合、残量を50%以上に保った状態で、継ぎ足し充電を行い、
かつ高温にならないように、高速は100㎞/h以下での走行がマストかな。
翌朝、返却前に荷物を全部おろし、清掃。
なじみのスタンドで最後の充電。
あれだけあばれる君だったバッテリー温度も、ようやくおとなしくなってくれた。
返却期限の10分前に、返却完了。
ホームセンターの駐車場が、貸し出す場所でもあり、返す場所でもある。
もちろん、無人です。
金曜日の夜から日曜日の朝まで、約740㎞走行。
行った急速充電の回数、11回。結局70㎞ごとに一回充電していたようなものか。
巷で聞いた、真夏のZE1は発熱によって急速充電ができなくなるという話は、
こういうことだったのね。確かに「入らない」。
まぁ今回はあえてガソリン車並みに過酷な条件で走らせた結果、
自分が過酷な環境に叩き落されるという、自業自得な週末でした。
でも、ZE1の走行性能、動力性能は素晴らしい。
半面、自然冷却バッテリーの限界がここにあるのか、それとも62kwhは
自然空冷だけどその課題を克服したのか。
次は62kwhで同じように、鈴鹿ドライブをしてみたいものです。
動力性能が優れていた反面、気になったのは操作系。
自分が古い人間なのか、
私は自動車の運転席周りの「スイッチ」は、基本的にブラインドタッチができることが前提であると思っている。
機能が複雑になり、操作する項目が増えると、おのずとスイッチも増える。
今回ZE1で感じたのは、ZE0でブラインドタッチができたことが、できなくなっていること。いちいち見ないとわからない。
インスト右横のスイッチ類。
私にはとっても使いにくかった。
ステアリングスイッチと、トリップ&オドメータスイッチを汎用化した影響なのでしょうが、私には使いにくい。
チャージポートリッドすら、毎回あけるとき目視が必要。
ZE0はブラインドタッチで可能。
ナビも各種操作がZE0より1アクション増えている。
例えば、地図の拡大縮小はZE0は画面表示に拡大と縮小ボタンが常に表示されているのに、ZE0はスケールボタンを押さないと、拡大縮小ができない。

画面はきれいだし、モニターもたくさん表示項目が増えているのはわかる。
だが、
本当に運転中のドライバーに必要な情報が必要な時にすぐみれるようになっているのか?クルマだけじゃないけど、乗り物の計器類って、運転者に常に必要な情報が見れる状態にしておかないといけないのでは?
なんか常に表示しておくべき情報と、そうでない情報を一緒くたにして
同じロジック出ないと見れなくしている気がする。
使い慣れているせいもあると思いますが、ZE0のメーターは、とっても見やすいし、必要な情報が常に見れる。スイッチ類も完璧じゃないけど、
一生懸命考えた結果だと、私は感じる。
確かに専用品ばかりだから、コスト的には×なのかもしれない。
でも、なんのための装備品なのかな。
ま、欧州車もどんどんブラインドタッチどころか、何も触れなくなってきているから、今後はすべてボイスコントロールか、それこそオペレーターに接続して「操作してください」っていうのかもしれませんね。
おしまい。