3RSの時に、リス園メカ同様、散々世話になったディーラーさん。
ここは旧日産プリンス系販売店が経営を行っている店舗で、
数少ないルノージャポン発足後から生き残っている店舗の一つ。
今から7年前に、2号の車検時にお世話になったのをきっかけに、
純正部品の調達を中心にお世話になっていました。
今回はカングー2のオイルフィルター購入と、一旦3RSから降りることを伝えにお世話になっているメカを訪問。
またまた新しい形状のオイルフィルター。。。我が家のクルマはみんな違う形。
店内には新型カングーとキャプチャーが展示されていましたが、
この新型カングー、デカいを通り越して、もはや完全なミニバンですな。これを商用車で使っている現地の人って、結構大変なんじゃないの?って思うくらい、巨大。
ぱっと見のイメージは、ハイエースやキャラバンのワイド&ハイルーフに鼻先を追加した感じ。
でも、ドアヒンジ、スライドドアのレール、キャッチ部分の作りとか、ドアハンドル部分とか、バックドアヒンジ周りとか、頻繁に動かす部分の剛性がものすごくアップしていると感じました。
カングー初心者が感じたのは2に比べて「圧倒的じゃないか・・」と。
でも、ここでいつもの夢想癖が頭をよぎり、これって・・・
超憶測ですが、カングーってメルセデスに「シタン」としてOEM供給している関係上、今回のモデルチェンジに当たり、猛烈に「品質向上」を突き付けられたのではなかろうか。
あっという間に販売中止となったXクラスのピックアップトラックみたいに、
某社との作り分けなんかRenaultがするはずはないので・・・、
ルノー用を2並みに、ベンツ用はそれ相応になんて。。。そんな無駄なことはしない。
あ、某N社へのOEMもあるようです。
メルセデスとN社、どの会社が一番ルノーに「口と金を出したか」、
想像すると、おもしろい・・・か?
結局、ボディ骨格やドアヒンジ、スライドドアの構造等を共用する以上、メルセデスの要求スペックに合ったボディになったのでは。
なので、カングー3は「猛烈にレベルアップした」「強烈に価格アップした」って言われているんだけど、それってカングーをレベルアップするのが主目的ではなく、副産物としてレベルアップ「させられた」のではなかろうか。
だって、OEMビジネスって、相当儲かるらしいですからね。
財務状況が苦しいルノーなら、儲かる手段をみすみす手放すようなことはしないでしょう。
メルセデスの要求仕様を遵守した結果、
メルセデス向けの台数が未達で
メルセデス側から生産中止を要求されたとしても、
その時点で相当な違約金、メルセデスの要求スペックを作るために必要な投資分を全額返金してもらうような契約を結んでおけばいい話。
(どういう按分になるかは知りませんが)
「こっちはそんなハイスペックなボディはいらないんだけどねぇ。
メルセデス様が求めているから、こういう構造が必要になっただけだし、
この契約条件がいやなら、契約しなくて結構だよ」っていえば済む話。
なんかカングー3を見ると、そんな妄想が頭をよぎってしまいましたが、
そんなギスギスした世界はおいといて、これからはMINI,アバルトとともにカングー2を可愛がっていこうかなと。
覚悟はしていましたが、カングー2のソリッドカラーのペイントの「色あせ」は強烈で、原因はクリア塗装がもともとされていないことからくるらしいです。
なので、カングー2オーナーの中には、全塗装する人が結構多いとか。
ならば、どうせなら思いっきり色あせさせて、ズタボロになったらレストア兼ねて全塗装ですかね。
(3RSの3号車は別として)このカングー2が終いのクルマかなぁ。。
わんこたちも気に入っているようだし。。
おしまい。
Posted at 2024/10/06 13:26:41 | |
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