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のりっぽ(2号)の"シロ" [スバル フォレスター]

整備手帳

作業日:2023年6月8日

セルボフロント足回り完全リフレッシュ

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 6時間以内
1
足回りのスタビリンク、タイロッドエンド、ロアアーム、アッパーマウント、パンプストッパー兼ブーツを交換しました。
2
左側はECUをブラケットごと外します。
3
この前に、通常のストラット式サスペンションをばらす工程が挟まります。工数が多いので省きますが、必要工具はスプリングコンプレッサーとソケット1式、17mmのインパクト用ディープソケットが必要です。
4
手で押えただけでも隙間開きます。まあ、ね。仕方ないですね、95000km超えてますし。1Gだと10mm近く隙間空いてました。コトコトうっせぇわけだわ。
5
交換後です。ナックル側のボルトは特に気にせず締めます。にきなるようならジャッキでロアアーム持ち上げてあげて、ロアアームが水平になるようにしてから締めるといいと思います。注意点があるので後述します。
6
右側です。真ん中のアッパーマウントとサスペンションダンパーを止めるナットは50Nmです。ただ、普通にやると供回りして止まらないので、17mmのディープソケットの根元に六角が切ってるホイルナット用のディープソケットと、21mmのクローフットレンチ、ロングの6mmのヘックスビットが必要です。
車に取りつける前に締め付けてください。工具がはいるなら、取り付けてからでもいいです。

ソケット、他工具は下リンクです。
ビットはロングなら何でもいいです。
代替130mm以上あった方が作業しやすいです。無難にTONEかKTCですかね。

ちなみに、クローフット使った際のトルク計算は、
【必要トルク=トルクレンチの有効長÷(有効長+クローフットの有効長)×本来のトルク】
で計算します。

今回はSTRAIGHTのクローフット(実測有効長25mm)と東日の有効長250mmのトルクレンチ使ったのでおおよそ0.9掛けで45Nmで締め付けました。

使用工具
17mmヘックス付きソケット
https://amzn.to/3MVg3wG
6mmヘックスロングビットソケット
https://amzn.to/3ChlYqP
クローフットレンチ
https://amzn.to/3OZjd52
7
車体側に固定する2本のスタッドボルトにつけるナットの締め付けトルクは25Nmです。

車下ろしてから1Gでトルク締めします。
8
先述の注意点です。

下側のストラットとナックルを固定するボルトは、ボルト頭に7マークあるのとないのがあります。
ないやつ(旧品番)ですと再利用可能です。
7マーク付いていると摩擦軽減剤が塗布してあるので、再使用不可部品&締め付けトルクも違いますので、お気をつけください。
7マークの場合の締め付けトルクは確か90Nmだったと思いますが、サービスマニュアルを参照してください。
今回は無いものだったので再利用しました。締め付けトルクは110Nmです。ナット側を締め付けてください。
9
出来上がりです。次はタイロッドエンド行きます。
10
タイロッドエンドは両側とも右ネジです。
ロックナットを外してから他バラしてください。
タイロッドエンドの抜き方は色々ありますが、再利用しないので、下からハンマーでぶっ叩いて抜きます。
ブーツの交換だけなどで、再利用するならネジ山潰れるのでやらず、SST使ってください。

純正取付ナットは、クラウンナットに割りピンでした。社外品のGMBさんのものは、ナイロンナットでした。

締め付けトルクがこれだと分からないのでタイロッドエンドの圧入部が入り切るまでインパクトで締め付けます。

タイロッドはテーパーが掛かっていてそれで芯が出るように出来てるのできちんとしめ切ってください。
でもインパクトレンチだと多分オーバートルク。

使用部品はこちらです。
https://amzn.to/43qe3U0
11
外す前に一応ハンドルセンター狂わないように印のタイラップとロックナットの距離計って、同じように取り付けました。

が、結局ズレたので、この工程はやって、そのうえで組み上げたあと走ってみて、ハンドルセンター出してください。

サイドスリップはほぼ確実に狂うので、ディーラーで見てもらってください。

車検に通らないのと、ズレたままだとタイヤが偏磨耗するので危険です。
あと、ハンドルめちゃ重くなります。
セルフステアが効かないので、しんどいです。

今回は9.5°タイヤ前側が内側に入る八の字にズレてました。

9.5°でしたら、ロックナット緩めて、タイロッドを引き込むがわ(時計回り)に90~180°で調整可能です。
回転角度はディーラーの整備士さんに聞きました。
12
交換後のタイロッドエンドです。
グリス漏れてるので、次の車検で確実に指摘されたと思います。あと、ボールジョイントが、指で簡単に動くのでびっくりしました。
新品は動きません。
13
次はロアアームです。外し方はナットとボルト3つ外してあとは知恵の輪です(笑)
外すのはインパクトレンチあった方が確実に楽ちんです。
固着してそうな場合は数日前からラスペネやルーセン、556など掛けといてください。
使用工具は、インパクト用ソケットの17mm、14mmです。
14
ロアアームもグリス漏れてました。ボールジョイントぐにゃぐにゃでした。こいつを外すときはSSTが必要です。
ボールジョイントプーラーやタイロッドエンドプーラーがいります。逆はめる時はショックレスハンマーで叩けば入ります。
15
取り付ける前に、ゴムブッシュをシューグーで強化しときました(笑)
16
つぎ、スタビリンクいきます。
スタビリンクは特筆することは無いです。
部品のついてる順番だけ覚えといてください。

こちらも社外品です。
https://amzn.to/3P1ql0F
17
新品と付いてたものですが、ゴムブッシュが完全に死んでますね。
ここ、ウレタンの強化ブッシュに変えても良かったかもです💦
赤丸の部品がなかったので再利用しました。
こちらもブーツが死んでいてグズグズ、ボールジョイントもぐにゃぐにゃでした。
18
下から見るとこんな感じです。再利用した皿は下側に着けます。
ロアアーム側の締め付けトルクは28Nm
ゴムブッシュが潰れるので延々と締まる感じがしますが、ちゃんと28Nm掛かるまで閉めてください。
スタビリンク側は50Nmですが、トルクレンチが入らないので、検査員の友達にテルクレンチ出やってもらいました(笑)

というわけでこの後タイヤつけて地面に下ろして、各種ボルトをトルク締めして試走します。
特に、ロアアームのしたから止めてる17mmのボルトは1Gで締付けるのが正規手順ですので、守るようにしてください。でないと、ねじれたまま締めることになって、負荷が掛かってしまいます。

試走して、ハンドルセンターが狂ってるようでしたら、タイロッドのロックナットを弛めて、タイロッドを回してハンドルのセンターを出してください。

左右均等に回すようにしてください。
あとは車屋さんでサイドスリップのチェックしてもらって完了です!

所感ですが、ハンドリングに特に変化はありませんでしたが、峠でかなり踏ん張ってくれるようになりました。
ロールが減ったようで、片輪だけタイヤ鳴きするのが減りました。
強化したブッシュのせいなのかスタビリンクを新品に交換したからなのかなんなのか……。

目指せ20万キロ!!重課税対象なんて知るか!!!長く乗る方が確実にエコなんじゃい!!!

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何シテル?   05/04 10:26
のりっぽです。普段は機械関係の設計などなどetc.やってます。離婚して今はシングルファーザーやってます。 以前はスイフトXLとYBR125、ninja1000に...
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