リストラした中折れシャックルをショート化して再利用できないか考えてみる
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
https://youtu.be/nVBHNCBmVTg
↑先日見学に行ったDaジムニーではガチ勢は「車高を下げる」「着座位置を下げる」という方向性でセッティングが施されていました。
見掛け倒しで車高を上げたジムニーではロールセンターが高くて難コースをクリアする事は出来ません。
それにシャックルを長くして車高を上げると、リーフのスパンにもよりますがシャックルの角度が垂直に近くなってサスペンションの動きが悪くなります。ですのでシャックルには丁度良い長さというものがあり、「0.5mm刻みでテストして一番動きの良い長さを決めた」というタニグチのファイナルシャックルはほぼ純正長です(細かいことは失念しましたので気になる人は調べてみてください)。
うちのジムニーは購入時から前後に画像の中折れシャックルが入っていました。ご覧の様に110mmもあり、純正と比べると約2インチUP。
7.50タイヤ装着に必要なのかとそのまま乗ってましたが、昨年の車検の際に純正シャックルにしてもサイドシル切ってあれば当たらなかったんですよね。しかも純正シャックルだと乗り心地がとても良くなりました。その後20mmロングのスペシャックルに交換。リアも今後テラフレックスのリボルバーシャックルに交換予定で前後とも完全にリストラ予定だったのですが、Daジムニーでは多くの車両がフロントに中折れシャックルを使っていました。
ただし、車高が上がると不利になるので中折れシャックルのピン間が狭くなる様に加工しているようでした。
私も前々から車高を抑えてタイヤを大きく(いや、今以上大きくするつもりは無いんですが)という方向性で考えていて、錆退治も兼ねてリアフェンダーアーチの切り上げなんかもしていましたので、リストラした中折れシャックルを純正より20mmロングのスペシャックルよりも短く加工してしまおうかなと。
何ならついでに穴をベアリングが入る様に加工して「中折れスペシャックル化」も検討してみましょうか。普通の社外シャックルではベアリングを内蔵できる程の厚みはありませんがこの中折れスペシャックルは厚さが10mm程度あり充分ベアリングが入ります。
2
専門の工場に依頼することも視野に入れてはいますが、何しろ予算を掛けたくないので「サンダーで削れないかな?」という視点で進めます。
ジョイント部はこのように噛み合うようになっています。超慎重に削ればディスクグラインダーで加工することも不可能では無さそうですね。
ただ削り過ぎてしまうと強度が不安なので本当にちょっとずつ削らないと💧
3
こんな感じで縮める予定です。
ただし、プレートがそこそこ長い為に上下のプレートを同じ長さのままピン間を縮めると、内向きに装着した場合はサスが縮むとリーフに接触しそうですし、外向きに装着したら上に向きすぎてブサイクですし、装着予定のしし狩りバンパーに接触します。
トライアル競技では当然接地しないように内向きに装着してます。で、上側のプレートが短くてサスが縮んでもシャックルとリーフが接触しない(しづらい)ようになっていました。
なのでこのシャックルも片側は今のネジ穴辺りで切断して穴を開け直しですね。
シャックルを短く加工することで、車高が下がりロールセンターが低くなることで走りが良くなり、シャックルがやや寝る事で脚が良く動くようになるという事が期待できます(理論上はそうなる)
うちのジムニーのリーフはペニーレイン製品で純正と同じ長さ。ペニーレインの代表は純正シャックルで開発したみたいな事をおっしゃっていたと思いますし、同社のデモカーのシャックルは純正より10mmロング程度だった気がします(どちらも不確かです💧)し、タニグチのファイナルシャックルなども同理論により開発されているので、ファイナルシャックルくらいのピン間になるように削りたいですね。
ただ、リアはテラフレックスのリボルバーシャックルを入れる予定なので、極端に前下がりにならないようにバランスは考えるつもりです(リボルバーシャックルも計測しないと…)
とりあえず加工するラインを決めるにしても、さすがにいつもみたいに目見当でやるわけにはいかないので治具を作らないといけませんね。
まぁそんなに本格的なものではなく、汎用ステーにM12のボルトを固定すれば良いかなと。
ただ加工は最低でも8箇所を均等に削らないといけないので、本当なら工作機械のある工場に依頼したいです💧
とりあえずスペシャックル化する穴加工について電話で簡単な見積をお願いしたところ1箇所3000円くらいと言われてしまいました。フロントの左右で8箇所、24000円+税…つらい
一応現物見た上で作業が簡単そうなら値引き可能ということなのでそのうち中折れシャックルを工場へ持ち込む予定です。
ただ、20mmロングのスペシャックルを使っていて純正シャックルと比べて乗り心地がどうなのかと考えて微妙なんですよね。中折れシャックル→純正シャックル→中折れシャックル→スペシャックルという順番で変遷しているし、その間に他のセッティング変更や修理を行っていますので。
なのであまり加工費用が高額になるようならベアリング内蔵は諦めようかなぁと。
それと、今回上側のプレートを切断して穴をあけ直すわけですが、これもさすがにハンドドリルであけるわけにもいきません💧
どこかでボール盤を借りるか外注に出さないといけませんね💧
それかまぁ気合いでハンドドリルか、安いボール盤を購入してしまうか…
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