燃圧の取り出しアダプターを加工する
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
はい「燃圧レギュレターって何?」状態からインジェクター流用の実験が始まりましたが、まぁ要はポンプはガソリンを送り続けてるのを、ここで圧力を調整して余ったガソリンはタンクへ戻す、そんな部品です。
アクセル全開付近で燃料が足りてない気がする&純正壊れる前に社外ポンプの実験はしたい→大容量ポンプにしたら燃圧が上がって燃調がおかしくなる→調整式の燃圧レギュレターに交換しよう
で、そこからが色々と面倒臭かった。セコく中華通販を利用して部品を1つ1つ入手しては確認していたのでめちゃくちゃ時間が掛かりました。
とりあえず取り出しアダプターはトヨタ用。しかも穴が変な長穴加工された汎用品。日産用も自分で長穴加工すれば使えそうでしたが(日産用はねじ穴の間隔が32mmしかない)
さて、画像を見ればわかる通り、JA11は燃圧レギュレターの前にサーモケースとラジエターのアッパーホースがあるので、ストレートのアダプターだとスペースがありませんので、エルボーのアダプターを別途購入しました。
2
ところが相性が悪くてねじ込めません(アダプター本体とエルボーは別々に入手)
エルボーはちゃんと1/8と記載があるものを買いましたし、他の1/8のパーツとの相性も普通です。
3
取り出しアダプターとセットの赤いアダプターはピッタリです(8mmの差し込みとAN6メスが付属します)
何でこんな中途半端なサイズで作るかなぁ💧
ちゃんと1/8規格で作れば良いのに
4
で、試しに赤いアダプターを燃圧レギュレターの穴に挿してみると、回さなくても半分くらいズボッと入りました。
この穴に先ほどの黒いエルボーを差し込むと普通にピッタリです。
つまり、燃圧の取り出しアダプターの寸法が規格の1/8とズレがあるということです。
買い直そうかと中華通販をチェックしますが、どこのセラーの商品もこの黒赤の同じ部品の画像です。たぶん作ってる工場が同じなんじゃないかと?勿論見た目同じでもきちんとしたネジ加工した製品が届く可能性は0ではありませんが…
5
仕方がないのでネットでタップを検索したらアストロプロダクツに売ってる事がわかったので一昨日もタップ買いに行ったアストロにまた行きました…
こんな特殊なタップが安価で手に入るんだから喜ぶべきなんでしょうが…
6
んで、油を注してグリグリと。
下穴の形状のせいか途中で止まってしまいましたが、ある程度掘れたのでOKとします。
7
8mmくらいでしょうか、とりあえずけっこうしっかり入るようになりました。
あとはシールテープを巻いて巻き加減で締まり具合とエルボーの角度の調整をすればアダプターは完成でしょう。
ちなみにネットで「シールテープはテフロンのじゃないとガソリンに負ける」的な記述を見かけましたが、気になって検索したら一般的な水道用のシールテープはテフロン製でした(テフロン製じゃない水道用もあるのかも知れませんが)
なので自宅に転がってるシールテープを使ってもたぶん大丈夫でしょう。
ただ、もしかしたらこのアダプターがデリバリーパイプの穴にスポッと素直に入らないなんてオチも無くはないんで最後まで安心はできません
8
装着イメージはこんな感じに。
使用するホースはガソリンに強い黒いPTFE(テフロン)で、フィッティングは画像の赤青の他に黒も取り寄せてあります。
赤い燃圧レギュレターを買ったら結構派手でホースとフィッティングを黒にしても浮くので今回は赤青のフィッティングにします。ホースも本当はシルバーのステンメッシュの方が良かったかも?
とりあえずウッカリ日産用注文して、トヨタ用買い直して、エルボーのコネクター注文して、そろそろ組むかと思ったらねじ込めなくて、タップを買ってきました。
中華通販なのでその都度最低10日は掛かります💧
あと、アルミのフィッティングのアルマイトを傷付けずに作業する為のアルミのモンキーレンチを注文していましたが、2回もセラーにキャンセルされました💧
サイズ的にはインチサイズなので、KTCやTONEから販売されているオープンレンチやコンビネーションレンチが国内で買えるのですが、当然クロームバナジウム系の鉄ですから、フィッティング側に多少傷が入りそうです。
ちなみに中華通販でアルミのモンキーレンチ買うと2・3千円ですが、日本国内で同じ物を買うと9千とかします。
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