フロントロアアーム メンテナンス MINI R50
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
30分以内 |
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サブフレームを下ろした状態で、ロアアーム左右のインナーボールジョイントとロアアームコントロールブッシュを交換しました。まずはロアアーム先端に差し込まれているコントロールブッシュをブライバーで外します。
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コントロールブッシュは六角状のアーム先端に挿入されています。コントロールブッシュが劣化するとアライメントが狂いやすいと聞き、確かに内側タイヤの偏摩耗が生じていたので替え時なんだと思いました。
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コントロールアームブッシュは、前回交換時に採用したMYLE製の筐体にパワーフレックスを圧入しました。
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パワーフレックスはスリーブとブッシュの2種類で構成さえれています。
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既存ブッシュは、バイスで固定した状態でメタルソーで切り目を入れてその後に油圧プレスで撃ち抜きました。
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MYLEは強化版をうたっていますがスリーブ寸法はどうやら純正品と変わらないようで助かりました。
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新しいスリーブはオークションで購入した油圧プレスを使って挿入することができました。シグナスSV用に購入した46mmソケットが役に立ちました。
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インナーボールジョイントはロアアーム側はジョイント部の1点留め、サブフレーム側は2点留めです。左はタイロッドエンドリムーバーで簡単にパキッと音を立てて外れてくれました。
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右のインナーボールジョイントは、、、外す事ができませんでした。アストロのリムーバーが負けて変形する始末で、どうしたら良いかわからなくなりました。みなさんご経験に基づきコンクリートに叩きつけ作戦に出ようと考えましたが、ナットのねじ山が死んでいて、叩きつけたらフリーになって飛んでいくことが心配になり、安全な場所探しもみつからず断念。結局ネットで新品を購入しました。ナットのネジ山は作業前から死んでおり、前回7年くらい前に部品持ち込みで作業をお願いした際に、穴が合わないとの連絡があったことを思い出しました。当時は部品の良し悪しで作業難易度が変わるという経験がなかったので正直ピンと来ていませんでしたが、おそらく当時の作業は相当苦労されたんじゃないかと思い、部品持ち込みの作業依頼はやめようと思いました。
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左右の準備が揃ったところでサブフレームにロアアームを固定します。インナーボールジョイント2箇所をボルト締めです。
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ここでまさかのトラブル発生。規定トルク95N?で締め付ける途中、インナーボールジョイント用M12ボルトが折れました。こういうのってどうすれば良いかわからないくらい焦りますし、気持ちも凹んじゃうんですよね。。
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さてと。気を取り直してホームセンターへ行き逆タッピングでレスキュー作戦を遂行。幸いにも差し込み部のサブフレーム側は貫通タイプだったので、折れたネジタップ用下穴を2.5ハイス鋼ドリルで開けようとしたところ、タップを立てる事なくネジが貫通部に届きました。こうなれば、あとはコブラプライヤーで先端を掴んで下に抜けば良いわけで、事なきを得ました。
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新品ボルトも到着し、締め付け完了です。まぁ、直しているのか壊しているのか分かりませんがコトコト音は解消しましたので良かったです。
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