ギアオイル交換&検証
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
約30000キロ使用の純正ギアオイル
使用環境は街乗りですが、高回転使いまくりです。
鉄粉は全くでていません。
拍子抜けするくらいキレイです。
これなら40000キロ余裕ですね。
もったいない(泣)
おそらくこれだけ鉄粉でないのは、同時に入れているMT-10のおかげです。
いれてないときはそれなりに鉄粉でてましたし。
2
馴れれば左ホイール外すだけでアクセスできるので楽です。
さて今回はいろいろ思う所があり、一度オイル換えてみます。
果たして純正オイルが一番なのか?
社外オイルでもっとフリクションがないようなフィーリングが得られるものがあるのか?
一度試してみたくなりました。
3
ということで、定番のオメガ+MT-10の組み合わせで入れてみました。
実は以前、純正ギアオイルが廃盤でなかったとき、スノコとこちらのオメガを入れたことはあるのですが、当時は新品ミッションで慣らしみたいな形でしか使ってません。その後すぐ純正ギアオイル復活したんで、印象がありません。
ただ以前はなかったミネラルの文字、鉱物油に変わったんでしょうか?
4
まずこれにしたのは、以前の実験で圧倒的に低粘度であったからです。
上の赤がオメガ
真ん中 純正
下がスノコ75w90です。
低粘度=フリクションが少なくて一番パワーを感じられるんではないかと思ったからです。
5
検証のため300キロほど走行。
ギアの入りはかなり軽いですね。
純正は以外と固めでしっかり入る感じ
こちらは軽くスコッと入る感じです
期待していたパワー感ですが、
これが正直微妙…
純正ギアオイルのように高回転までキレイに軽く回ってくれません。
鉱物油っぽいザラザラした感覚と摩擦係数が高い感覚。
4000回転より上がいかにも苦しそうで回したくない感じ。
前こんなだったかな?
鉱物油になったからか!?
これ同じことが以前エンジンオイルでもあったなぁ。
低粘度鉱物油より粘度高めでも化学合成やエステル系の低フリクションオイルの方が圧倒的にパワーの向上を得られたこと。
あと気になるのが、やはり純正よりかなり低粘度であるということ。これはスポーツ走行やサーキットでは不安材料になりますね。
少なくとも純正粘度でしょう。
純正はよく低粘度だと言われますが、個人的にそうは思いません。
これは上の実験画像で、純正とオメガのゲトラグ専用では相当差が開いてるのに、75w90のスノコではそこまで差が開いてません
そのことから、純正は75w85くらいではなかろうかとおもうのです。
個人的に純正ギアオイルのギアの入りは硬いと感じます。
6
純正のG-1は全合成油でかなりハイスペックなのではと思いました。
オメガはやはり鉱物油がネックだと思います。
オメガ使ってから改めて純正の良さを再認識しました。
純正ももう少し粘度やオイルグレード等表記があれば代替品を見つけやすいと思うのですが…
このまま純正に戻ってもよいのですが、今回は純正がなくなったときの代替品を探す名目もあるので、もう一つだけ買ってみました。
7
こちらのニューテックUW-75です。
もし純正を越える性能があるならもうエステル系しかないと思いました。
そしてニューテックでも明確にゲトラグに使えると書いてあるのはこのUW-75.76だけです。
そして純正に近いであろう75w85
GLの表記はありません。
コルトではなぜかあまり使われてない様子
これで駄目だったら大人しく純正に戻りたいと思います。
来週換えるんで、またレポートしたいと思います。
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