さて、そんな訳で車が戻ってきましたので、
元の状態に戻すべく復旧作業を進めていきます。
と言うのも、修理そのものは終わってるんですが、
まだアライメント調整が済んでません。
諸事情によりリアのラテラルリンクをノーマルに戻されちゃってるので、
今の段階で調整しようと思っても調整できない部分があるんですね。
ついでに納車待ちの間に買った部品の中に、
取り付け後にアライメント調整する必要がある物があるので、
修理した工場でアライメント調整できないのは渡りに船でした(笑)
って訳で作業開始ですが、午後から雨が降るという予報が出てたので、
なんとか午前中にラテラルリンクだけでもクスコ製の物に換えられないかと思ってたら…
なんと片側15分で交換できちゃいました。
前回交換した時には小一時間掛ってたんですが、
今回から投入した電動工具のお陰で作業が捗りまくっちゃいました。
そんな訳で時間が余ったので、ついでに合体ハメハメ君も取り付けてみちゃいます。
GRBの時はマルシェのスチール製の奴を使ったんですが、
今回はその半額以下で買えちゃうレイルのジュラルミン製の奴にしてみました。
非常にストレスが掛る部分なのでマルシェの奴はスチール製なのかと思ってましたが、
アルミ製のDなんとかさんの奴でもコレが擦り減って緩んじゃったという話も聞きませんので、
アルミより強度のあるジュラルミン製で半額以下のコレを使ってみる事にしました。
こちらも電動工具のパワー炸裂で20分程で装着できました。
やはり電動工具のパワーは半端じゃなくサクサク作業できちゃいますね。
しかし意外だったのはインパクトドライバ(上の写真の真ん中の奴)は、
足回りの作業では殆ど役に立ちませんでした。
インパクトという名前から、人の手では簡単に緩められないようなボルトを、
いとも簡単に回しちゃうエアツールのイメージを持ってましたが、
実際には人の手でも簡単に回せるようなボルトしか回せません。
足回りの作業ではインパクトレンチ(上の写真の左側の奴)じゃなきゃお話になりませんね。
電動や空動の工具のパワーに頼ろうかと思う場面は、
大抵大トルクで締ったボルトが相手だと思いますので、
これから買う人には、そういう用途なら断然インパクトレンチの方をお勧めします。
また、今回の電動工具導入にあたって職人の友人達に色々相談してみましたが、
現在主流の14.4Vと次世代型の18Vとの比較では、18Vには否定的なようです。
というのも組み合わせるソケットの方が現在の14.4Vで許容範囲一杯なようで、
18Vでも締め付けトルクは僅かにしか上がってません。
電圧を上げたアドバンテージは主にスタミナ方向に使われてるようです。
モーターのトルクは上がってますが打撃力は変えてないので、
小トルクのボルトはネジ切っちゃう癖に、
大トルクが必要なボルトに対しては圧倒的にトルクが少なくて、
扱いづらいというか、扱うのにコツが必要な物のようです。
素人目には14.4Vより18Vの方が凄そうですが、
毎日使ってる人達の意見は興味深いですね。
って訳で、雨が降り出す前に足回りの作業が終わっちゃいましたので、
たまたま納車待ちの間にキャンペーンで安売りされてたステアリングを買ってあったので、
ついでにこちらも交換してみます。
こちらはGRBでも使ってたK2ギアの物ですが、
自動車業界では最近流行りのナッパレザーの物にしてみました。
が…
確かに革のキメが細かいので手触りは良いですが、
キメが細かいが故にグリップ感は低いです。
もっとザックリとしてた方が私の好みなのかな…
運ちゃんが直接手に触れる部分を上質にすると当然上質感が出ますが、
同時に運ちゃんの力をステアリング機構に伝える役割を持つ部分に使うには、
ちょっとお上品すぎちゃうかなという印象です。
こちらは暫く使ってみて違和感があるようなら、
標準レザーの物に買い換えるかもしれません…
そんな訳で、電動工具のお陰で当初の予定より大幅に作業が捗ったりなんかしちゃった訳ですが、
そもそも運ちゃんが壊れたままなので、その能力を発揮するに至りません…
まずは運ちゃんをどうにかしなきゃいけませんね…
Posted at 2015/03/02 01:21:59 | |
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