バイクに長時間乗るとお尻が痛くなりやすい、おケツが小さめの私ですが、クロスカブJA45のシートで痛くなったことは一度もありません。
先日の片道150kmツーリングでも全く痛くない。
では、痛くなければベストなのか?を考えてみる。実は4000km乗って、最近感じることはJA45のシートは少し柔らかすぎるかも、ということでした。フカフカするので、ポジジョンが落ち着かず、結果、スポーティーな乗り心地を悪くしている面があるのでは? また、フワフワするので安定させるためについ速度を出したくなってしまい、低中速でトコトコ走る楽しさもスポイルしてしまっているのでは?ということです。
見た目以上にスポーツライディングのできるクロスカブ。タンクでニーグリップできない代わりに、シートでのグリップが重要になるはずです。
実は先代JA10のシートはやや固めだったようで、恐らくお尻痛い人々のリクエストやより大衆向けにシフトさせるべくHONDAさんはJA45では柔らかくせざるを得なかったのでは?と想像します。確かにJA10のシート表皮は本革的なシボ(凹凸)があり、グリップを意識して作られている感があります。
クロスカブのシートは車体に比べてかなり大きいですよね。
そして、より柔らかい前側の方に座ることが多いことに気づきます。
後ろ側に座る方が座面が大きく堅めなのでお尻も落ち着くしトルクも感じやすく、コントロールもしやすそうですが、身長が173cmあってもやや胴長手短な私は少々運転しづらくなってしまう。。
ふーん、そうか。今の状態ではどっち付かずだということに気づきました。
ハンドルがもっと手前にあれば、シートの後ろ側に座れて、解決しそう。
そして、クロスカブはバーハンドルなので、簡単に調整ができます。
ということで早速、調整してみました。ハンドルバーが1cm弱手前に来るあたり。
上から見るとフラット目のルックスに。
横から見るとボディのラインに沿っていますね。高さは少し低くなりました。
そして、試乗すると、
もう、ハッキリと乗りやすい!
・ハンドルがやや手前に来るので、腕周りが楽になります。
・ハンドルがやや下るので、自然と脇が締まり、押し付け状態になって安定感もアップ。
・デフォルトでシートの後方に座ることができ、ドッシリ乗ることができる。全身と車体の一体感(人馬一体)が増した感覚というのでしょうか。
・また、エンジンの鼓動や振動、排気音もより感じやすくなりました。
峠道通勤もより面白くなりました!
もう暫くはこれで、様子を見てみたいと思います。
Posted at 2020/08/19 18:52:45 | |
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調整でカスタム | 日記