6月27日(日)、私の大好きな旧車の2つのミーテングが重なりました。霞ケ浦湖畔行われるチバラギオフと幕張PAで行われるセリカのミーテングです。2つとも見たい車、会いたい人、新たな出会いがあります。幸いにも霞ケ浦は午前中、幕張は午後、ということで欲張りにも両方参加することに決めました。私の家から霞ケ浦は東(北東)に40km、そこから幕張に西(南西)に80km、そこから家まで40km、合わせて160km、車の実力も私の体力も何とかなるだろうと判断し、また、みん友のスープラの鏑木さんもご一緒してくれそうなのでダブルヘッダーを決めました。しかし天気予報は雨、しかも台風と梅雨前線による100%の雨、明日は中止、スマートで午後の幕張だけ参加しようと、前夜遅くまで起きていました。 翌日、朝9:00に起きると、まさかの晴れ、みん友のヤマシ¥太さんも鏑木さんも霞ケ浦に向かったと連絡がありました。起きてから10分後にセリカに乗り、40kmの旅に出かけます。ガソリンの警告ランプがついていましたが、途中で入れればいいだろうと軽い気持ちで出発しました。利根川を越え茨城に入り霞ケ浦を目指す途中、残りのガソリンが3リットルになりました。(XXには残りのガソリン量がでるデジタルパネルがあります)3リットル×燃費7km=21km、やばい、着くことは着くけど、その後動かなくなっちゃう、何とか街中を走りガソリンスタンドを探しますが、ことごとく、閉店、休日、開店前、とロープが張ってあります。そのうちどこを走っているかも分からなくなり、私の車にはナビ、スマホはもちろん地図さえありません。太陽の位置と頭に入った地図と距離感だけが頼りです。残りのガソリンが1リットルをきり、いよいよロードサービスかと思った瞬間、大きなガソリンスタンドを見つけました。リッター168円の高値のハイオクを入れ、場所を聞くと潮来だそうです。和田公園をかなり距離的にも時間的にも過ぎてしまいました。太陽の位置で方角を確認しなんとか和田公園に30分遅れで到着しました。 駐車場でまず目についたのは、みん友のヤマシ¥太さんの黄色いセリカと、鏑木さんの白いスープラです。二台は白井運動公園でも隣に停めていて馴染みの風景です。ヤマシ¥太さんはこの後、東庄町の定食屋に、鏑木さんは私と幕張まで出かけます。 一番入口に近いところに赤いAZー1が停まっていました。かーきさんだと思っていましたら、よく見ると色が違います。ナンバーも栃木ナンバーでした。ツヤのある極上のボディーとホイールのAZー1でした。私の知っているAZー1に比べ車高が高く、シャンとしていて新車っぽく見えました、しかしメーターを見ると600,000km、ビックリしました。話では50万km越えたとか、100万km越えたとか聞いたことありますが、実際のメーターで60万km越えたのは初めて見ました。私の経年劣化のセリカでも、23万km、すごすぎます。 その隣には、やはり極上のツディーが、私の妻が最初に車を買ったのが、もう30年以上前ですが赤のツディーでした。このツディーでいろいろな所に行った思い出の車です。 中2さんは旅行車の水色で来ていました。ブログでバンパーを交換したのを聞いていましたが、バンパーはエストニア製で1万円だそうです。エストニアってどうやって見るけるんだろう?エストニアって物価安いのかな?そもそもエストニアって杉原千畝しか知らないし。と思いました。そのバンパーには鹿笛がしっかりついていました。チバラギオフに参加する車は標準装備しないといけなそうです。 前回、いっしょに走ってくれた240Zさんともお話しできました。80枚にもおよぶ1975年からの英語で書かれた記録簿のファイルを見せてもらい(英語で書かれていたため、まったく分かりませんでしたが)この車の価値、信用性を改めて感じました。外装だけでなく内装にもこだわり、刺繡入りのオリジナルのシートとダッシュボードカバーを見せてもらいました、きれいで色の統一感があります。乗せているボストンバックにも色の統一性があり、とてもオシャレです。お話を聞くと、今後このZは旅行専門の車にするそうです。オーナーは私より10歳くらい年配の方で、私も10年後、極上の旧車を旅行用になんて言ってみたいです。私の10年後の憧れの姿です。 私の車の正面に比較的新しいのに昭和チックなクラウンがありました。フェンダーミラー、内装のシート、毛のはたきと昭和の匂いを放っていました、一番引き付けられたのはウイークエンダーのステッカーでした。中2さんと話が盛り上がり、「シャバダバ、シャバダバ」のオープニングでしたよね。と言うと、それはイレブンPMで「タッタラッターラッター、新聞によりますと」だと言われました。子供のとき、親に隠れて深夜?テレビを見ていた記憶がよみがえります。なんだかんだで時間がたち、12時になりました。鏑木さんと目線で合図し、和田公園を後にしました。これでダブルヘッダーの前半終了、天気はまだまだもちそうです。西に向けて80kmの道を走ります。後半の始まりです。