ヒヨドリ対策(エア抜き)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ヒ~~~ヨ、ヒヨヒヨと鳴く茶色いヒヨドリ。
一年を通してそこら中で鳴いている割にマイナーなのは、あまりにも地味な容姿のせいかも知れません。
最近マダームちゃんに乗ると、まるでヒヨドリをどこかで飼ってるような音が時々聞こえて気になってました。
サンちゃん同様、マダーム姉さんもブレーキ周りを点検・調整していきます。
リアをジャッキアップしてもやっぱり右側が重いんだな、重量配分を考えると本来左ハンドルがバランスが良いんだ、などと考えながら作業開始です。
2
3
というわけで、初めてのブレーキのエア抜きにチャレンジします。
いろいろ買ってきて、ワンマンブリーダーっぽいモノを組み立てていきます。
ブリーダーノズル、ワンウェイバルブ、クリップ、シリコンチューブは内径6㎜・外径8㎜のものを調達しておきました。
4
ワンウェイバルブ、念のために咥えて息を吹いてみると、やはり一方向にしか流れません。
ちょっとホッとします(笑
5
エア抜きなので、オイルタンクはしっかり養生して備えます。
全交換はしないつもりなので、見えているオイルはそのまま。
継ぎ足しオンリーでいきます。
6
左後ろからバラシて右後ろ、左前、右前と、サンちゃん同様に清掃・グリスアップして組み立てます。
キャリパー・シリンダー内に溜まっているだろう「汚れ成分」を撹拌しつつ少しでも排出するために、ピストンは最奥まで押し込みました。
7
組み上げてからキャリパー全体を揺すって、カタカタとわずかに左右に動くことを確認。
けっこう順調に来ていると、我ながら成長を感じております(笑
8
いよいよワンマンブリーダーをセットして、スパナを噛ませます。
この日に備えて、9㎜のフレアナットレンチを用意していたハズでしたが、いくら探しても見つかりません。
たまたま手持ちにあった普通の9㎜スパナで何とかなるだろうと代用しました。
・・・・が、堅い。
チカラを入れたらハズレかかって舐める一歩手前に。。。
♫ナメたらアカン、ナメたらア~カ~ン
天童よしみが脳内リフレインします(涙
あの小さな2つのブラックホールに、いままでの努力が全て吸い込まれそうになってビビり倒しました。
9
仕方ないけど、アストロに行って買い直しです。。。
9㎜サイズのフレアナットは滅多に在庫していないそうで、仕方なく普通の片メガネのコンビレンチに。
母さん、僕のあのレンチどこにいったんでしょうね。夏、碓氷から霧積へ行くみちで 谷底へ落としたあの9㎜フレアナットですよ…
ストウハの謎は解けても、レンチの行方は永遠に彷徨い続けるのでしょう。
10
舐める事無く無事にエア抜き完了です。
そこそこ汚れて色が濃くなったブレーキオイルを回収できました。
抜きながら途中途中ででDOT4を継ぎ足していき、都合500㏄ほど入れ替えました。
右前がいちばん泡が出て、コイツが原因か!も? と。
ヘタレなので、家内からブレーキ踏み助手を務めてもらった事はココだけの話で。。。
はたしてワンマンブリーダーを作った意味は!?(爆
11
先日カインズで調達した、タンク付き空気入れで空気圧を調整して、一連の作業が完了しました。
以前は足踏み式のポンプを使っていましたが、意外と腰に来るので手押しポンプ(米式ヘッド専用)を探していました。
タンク付きなので、スコスコと軽いストロークで充填できます。
12
昨日・今日と仕事がてらに100キロ弱走った感じでは、ヒヨドリは飛び去ったようで快適でした。
今回触ってみて、エンジン排熱の影響が強い右前がエア噛みを誘発している事が判ったので、今後も持病予防とヒヨドリ対策に、時々エア抜きが必要なんだなと思います。
※ブレーキは最重要保安部品です。
できる限りプロにお任せするほうが賢明です。
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