ナックルオーバーホール

このジムニーがうちに来てから、ナックルオーバーホールしたことがなくて、ジャダーも出てないから大丈夫だと思うんですが、納車してから、4〜5年経過してるんでそろそろかと思い、面倒臭いんですが、ナックルのオーバーホールしました。
予防整備です。
あまり写真はなくてすいません。
1枚目から外しちゃってますが。

キングピンベアリングも、汚いですがまだ使えそうですね。
キングベアリングを交換するときは、ベアリングに付属しているスリーブも交換する必要があります。
スリーブが外れないからと、再利用するのはダメですよ！
古いスリーブに新しいベアリングを組み込むと、負荷がかかって、かえってダメージがありますから。

スリーブを抜く前に、中のグリースを綺麗に掃除です。
掃除するときは、100均とかで売ってるゴムヘラ(料理用とかのやつ)、ペラペラのやつじゃなくて、しっかりと厚みのあるやつが便利です。

どうしてもスリーブが抜けない！って人はコレ便利ですよ！
アストロプロダクツのプッシングドライバーセット
コレ便利ですよ！
アストロプロダクツのまわしものじゃありません(笑)

プッシングドライバーの大きさを見ながらセッティングして、金槌でプッシングするだけで外れます。
マイナスドライバーで叩かなくてもOK！
マイナスドライバーで叩くと何気に神経使って疲れるんですよね(^◇^;)

ナックルシールは、pistonワークスさんの、「キングピンベアリング補修キット」を使用しました。
このキット、あの高いワコーズのタフグリース400gもセットになってて、便利ですよ！
このグリースは、水分や熱が加わるところでも潤滑性能を維持してくれるみたいなので、ナックルにピッタリじゃないですかね。(ワコーズのタフグリースって緑色なんですね)
グリースは1本しか入ってませんが、効率的に使用すると1本で足ります。

組み込んだ写真はありませんが、各部のトルク値は以下の通りです。

キングピン　ボルト　トルク　: ２５Ｎ・m
ナックルシール　ボルト　トルク　: 10N・m
タイロッド　トルク　: 85N・m
ブレーキマウンティングプレート　: 85N・m
ブレーキスライドピンボルト　: 22N・m
エアーロッキングハブカバー　トルクス　: 48N・m

作業が終了したら試運転して問題がないことを確認して終了！
ステアリングがしっかりした感じになりました。

ただ、助手席側のブレーキのスライドピンのブーツが切れてた(T-T)
注文しなきゃ(ToT)