こんばんは🌛
今回、勝手に映画レビューするのは
「マトリックス レザレクションズ」
【注 ネタバレ有り】
話題作なので既に観賞済みの方も多いと思いますが、皆様、ついて行けましたでしょうか?
大概の方は
「よくわからない所も有るがソレナリには観れて、可もなく不可もないような続編だ」
みたいな感想で終了かと思われます。
前作からの設定の説明が無いので難解気味のストーリーだけでもヤバげですが、セリフ回しが風刺絡みなので余計に意味不明にさせている(笑)
今作、監督様の人生、作品そのものの制作背景や現代の時事ネタからも深読みすると、凄まじくメッセージ色が強い…
ソコの理解度上げると本作の見方がガラリと変わって来たりしますね😅
オマケ動画も、よくカットせずに公開できたなって感じです💧
まだ観てない方、そこそこ複雑?なストーリーだけでも理解したいなら、事前にオサライとかシリーズ再観賞をオススメ致します。
私はBOXを何度も観てたので油断してたらイマイチ君😅
考えたら最後に観てから十年以上経過してました(笑)
本作、満を持してのシリーズ復活なのかと思ったら、ラナ・ウォシャウスキー監督が、相ついで亡くなった両親の死を紛らわす為に単発で作ったと言われています。
「ん?ラナ??、ウォシャウスキー「兄弟」じゃないの?」
…と思ったら、性転換して姉妹となり改名してたとは知りませんでした😅
今作は姉妹での制作ではなく、ラナ単独なのが
姉「以前に参加した事に逆戻りするのは魅力的ではないから」という
今後、またタッグを組むかは分からないそうで…
真偽不明ですが、姉妹感知外の所で勝手にリブートされる前に自分で作ったとかナントカ…また大人の事情かハリウッド…?
とりま意味が解れば爆発気味にメッセージが込められた映画なんですが…ココではウワツラ程度しか書きません😅
【Resurrection(s) レザレクション(リザレクション)とは、「復活、復興、キリストの復活、(最後の審判日における)全人類の復活」という意味です。revival(リヴァイヴァル)よりもお堅いニュアンスで使用する単語】
サイバーパンク系のSF映画ですが、タイトルといいシナリオのメシア主導など、意外に宗教色の強いシリーズですよね〜
ストーリーの流れは前シリーズを一本に纏めて見せられている様な感じ
マトリックス(仮想現実世界)の「7周目」を新シリーズとして、前作シナリオを確り踏襲した上でブラッシュアップされた続編とは言えるかも
内容紹介
キアヌ・リーヴスの代表作にして、 世界的に社会現象を 巻き起こした傑作SFアクション 「マトリックス」シリー ズの18年ぶりとなる待望の第4弾。
キアヌ・リーヴスとキャリー=アン・モスが再びタッグを組み、 ネオとトリニティーの新たな物語を描き出す。
共演はヤーヤ・アブドゥ ル=マティーン二世、 ジェシカ・ヘンウィック、ジョナサ ン・グロフ、 ジェイダ・ピンケット=スミス。
監督は過去3作すべてを手掛け、 本作がシリーズ初の単独監督作とな るラナ・ウォシャウスキー。
AIが作り出した仮想世界“マ トリックス”に支配されていることを知らずに生活していたネオはやがて覚醒し、 “マトリックス”に囚われているトリニティーと人類を救い出すために、 新たな戦いへと身を投じていく…
日本や香港のワイヤーアクションや殺陣を取り入れ、「マトリ避け」とか呼ばれるシーンその他で使われたバレットタイムによる撮影手法を、当時の最新技術で復活させて「映像革命」と呼ばれたシリーズの最新作ですね。
【バレットタイム 1870年代に考案された撮影手法。複数のカメラで被写体を同時、または連続撮影し、アングルの変化から目的の効果に合わせた撮影を行う手法】
↑バレットタイム復活?撮影の「マトリックス避け」
マトリックスでは、カメラ120台を使用したが不足であった為、間のコマはCGで補完したらしい。
続編のリローデッド以後では撮影手法を変更、モーションキャプチャーやモーフィング等のCG技術の向上で進化が伺えます。
バレットタイムを使ったシーンでは、大友克洋の「AKIRA」や「マッハGO GO GO」からインスピレーションを貰ったといいます。
流石にマッハ号オープニングは覚えてませんが😅
そういえば、この兄弟、マッハ号のリメイク映画作ってましたね〜
ストーリー
冒頭から、マトリックス(仮想現実システム)に囚われているトリニティーを開放させる作戦のシーンから始まりますが…
↑コチラ、現役のゲットバッカーズ様(笑)
つか、なんで囚われてんだ?って感じなんですが😅
↑同じく、今回、活躍?する現役の奪還屋オネー様…別に儲けてませんが😅
冒頭からトバシ気味です💨
マトリックス内で、ネオはノンキにゲームプログラマーをやってます。
前、マトリックスでは6人目の救世主って事だったが、何で生きてんの?ってのは後で概要が判るストーリー
今作では、前マトリックスの話が自分のプログラムしたゲームって事になっています
↑映画ジョン・ウィックシリーズから外観変化ナシのキアヌ様。
個人的には、髭剃り散髪にお腹絞って出直して欲しかった(笑)
作品に合わせた役作り(体作り)とかはしない役者様なんだと単純に思ったけど、マトリックスも現代も時間経過の変化、進化をシテルって事も表現しているとかナントカ…
ソコにも意味が有るって解釈するとか、ワカランしな〜
↑中央が今作ラスボスのアナリスト(分析者 前作のアーキテクト(建築、設計者)的役柄)
序盤はネオのカウンセラーです
前マトリックスでは、覚醒兆候者はエージェントが排除していたが、今周回のマトリックスでは兆候者が噴火する前に洗脳?、修正する手法を採っている模様。
↑モーフィアスも出てきますが自己紹介されんとワカラン(笑)
彼だけではなく誰もカレも「あんた誰ッ⁉」って感じで、配役からも20年経過が感じられます
今作のマトリックス内も現代と同じく電話BOXは無い(笑)
マトリックスも時代は流れてるって話ですね。
今作は鏡の中のアリスか…
↑人間の地下都市ザイオン?今作ではアイオ?
ザイオンは消え、ナイオビ達が機械共生のアイオを作ったと解釈されている模様。
とりまバッカーズ(とは言ってません)の活躍でネオはなんとか開放され、コチラに連れられます。
メシア本来?の力は戻らずみたいだが…
ナイオビ(元仲間のオネー様)は今作では年月を重ねて将軍様に出世?
引き続き、トリニティーの救出ですが…
前シリーズで敵役のエージェント・スミス。
だから誰よ?って感じ(笑)言われんとワカラン🌀
元の役者様は撮影バッティングで出演不能だったらしい。
今作では、ハカイダーみたいなダークヒーロー扱いになってます。
(例えが古いw)
↑某009の加速装置を搭載してると思われるラスボス(笑)
映像では主観的表現なので周りがスローモーションです。
ほぼ無敵?
↑将軍様と作戦班の面々。
勝手に出撃して怒られ中
トリニティー奪還の最終戦では大量の敵と大暴れ〜
↑「アーイーヤァッ(バーチャ)」で吹っ飛ばしシーンはお約束
アクションシーンは更に密度が濃くド派手演出だが、現代映画では標準装備?
トリニティーは終盤まで仮想世界で虜囚の身。
旦那様と子供がいる設定で生活中。
今作の評価で「未だアクション出来る女優だ!」との声も聞くが、言う程の大したアクションはしていないと思われる…
あ、エビ反りキックは出ましたが(笑)
↑暴れるが、大量の敵に追い詰められてビル屋上からダイブの二人。
ネオは本来の力を取り戻して跳べるのか…⁉
ココのシーンや、ラストのアナリストをイワす所とかセリフ、強烈な社会風刺というか願望?となってオリマスのは皆様、理解出来ましたでしょうか?
【ミソジニスト(女性蔑視思考の人間等)で、女性を手段、道具としてしかみられないとか性的パワハラな問題はハリウッドでは数年前、日本でも最近、脚本家とか連名提起して改めて問題になってオリマスね。女性の社会的自立関連とか】
虹がどうのとか出てくるが、性的マイノリティーの象徴って?
メッセージ色がディープ過ぎる💧
日本じゃその辺りの一般認知度は低いと思われるので、過度なセリフに過激な暴力、イミフなセリフ回しだな〜って感じで終わりな気がするラストでした…
個人的にはメッセージ抜きかソコソコの感じで新作を楽しみたかった感じ😅
映像革命から約20年。
その後、多数の凝った映像が大量生産されてきたからか、今作、映像面では唸るような新しい革命は私の中では起こりませんでした💔
期待し過ぎてたかな…
黒ニャー(アナリスト飼い?デジャヴ様)は今作も出て来ます〜
エンドロール後の「キャットリクス」も、普通は意味不明とかですが~🌀
「Love is the genesis of everything.」
(愛はすべての起源)
…ズォーダー大帝かと思った(笑)
とりま私的には映像や演出なりイミフ台詞回し等による情報量過多でパンク気味
チョッと見で、どうのこうの考察する余裕とかがねぇなっ、てなりましたw
あ〜もういいですか?って感じなんで今回ディスクは買いません(笑)
関係無いが、ココでは時々、ワザと詳しく書ききらないスタンスなのはご理解下さいね〜✋
以上、今回も長文お付き合い、有り難うございました✨