今回、勝手に映画レビューするのは
「キャッシュ トラック」
【注・ネタバレ有り】
ワンコも逃げ出す爆光ヘッドのジェイソン・ステイサム新時代というフレ込みの作品です。
…が、いや、何が新時代???
寡黙なキラーマシーンぶりで敵を殲滅していくのはイツモ通りなのだがどういう事だ⁉(笑)
内容紹介
2004年のフランス映画「ブルー・レクイエム」 をガイ・ リッチー監督、ジェイソン・ステイサム主演で英語リメイクしたクライム・アクション。
危険な現金輸送専門 の警備会社に雇われた寡黙な新人警備員の謎に包まれ た目的とその正体がスリリングに描かれていく。
LAに ある現金輸送専門の武装警備会社フォーティコ・セキュ リティ社に、ヨーロッパの倒産した警備会社で働いてい たパトリック・ヒル、通称“H” が新人警備員として雇わ れる。
ある日、Hの乗った現金輸送車が強盗に襲われる と、彼は驚異的な戦闘スキルで犯人たちを皆殺しにして しまう。
数ヵ月後、今度はHの顔を見た強盗犯が何も盗 らずにその場から逃げ出してしまった。
次第に同僚たちも彼が何者なのか訝るようになっていくのだったが・・・。
監督は期待値は高目だが、時々ヤラかすガイ・リッチー。
出演は主演を含め、そこそこ豪華な顔ぶれです。
「バーン・ノーティス」のジェフリー・ドノヴァンや、クリントの息子スコット・イーストウッド等が脇を固めています。
シナリオは、過去から現在、過去から現在と切り替えながら進むので、とある因果関係が後から解る流れです。
タイムリープ物っぽい構成ですが、時間異動は致しません(笑)
個人的には全体のスピード感を殺してる気がしました。
↑冒頭の襲撃事件。
現金輸送車(キャッシュトラック)の後部席からのアングルで、道路上で交通整理員に停止させられる。
この襲撃事件、アングルの外から音声等で聴こえるだけの出来事が、後から違うアングルで何が起こったかがわかる映像で入ります。
ストーリー的に重要な話を敢えて後出しな構成。
ステイサムは、出自を偽って現金輸送の警備会社に就職。
とある目的の為なのは、後で判明します。
…しかし、映画とはいえ、現金収集の面接としては採用が簡単過ぎる😅
警備会社内部で他の社員達と過ごすシーンとか有るが、かなり浮いている(笑)
勤務期間はトータル数カ月経過していく。
警備会社の車庫の受け入れ管理をしている責任者?。
警備会社に地下車庫が有り、現金持ち込み管理もしている。
ソレナリに厳重って事にはなってる設定だが…
ある日ある現金収集の同中、ステイサムが乗る輸送車襲撃事件が発生。
仲間が人質になりますが…
ステイサムが機転?でスキを作り、大反撃。
容赦なく襲撃犯に逆襲します💨
完全なキラーマシーン。
まあ、期待通りというかイツモ通りだな(笑)
一人、生き残った犯人を追い詰めて、不自然な質問をする…
「なんで??」って感じ。
ストーリーが数カ月ほど過去に戻り、知り合い?のFBI職員と密談した時のシーン。
暴れる黙認と、怪しいヤツラのリストをゲットしる。
FBI的には、アホらが減れば、まあヨシって事らしい…
イーストウッドは目尻に傷跡が有る男役。
ステイサムの息子を殺した、ザ・悪党を熱演。
犯人組織の中では、隊長の言う事を聞かん、プチ問題児。
冒頭の現金輸送車襲撃シーンの裏で起こっていた事柄を別アングルで再生
偶然、襲撃現場付近でステイサムが戻るのを待っていた息子。
目撃者としてだが、ほぼ遊び心でイーストウッドに射殺される。
戻ってきたステイサムも銃撃されるが、一命は取りとめて復習の為に犯人探しを始めるというストーリー
この引っ張るストーリー構成、良いのか悪いのか微妙…
実はステイサムは反社組織のボス。
犯人探しの激を飛ばすが、犯人は見付からず。
リストに載っていた悪党を片っ端から襲撃していきますが…
怪しい組織やリストに載っていたヤツラを襲ったが、息子の仇には当たらず。
普通?の裏社会に仇が居ないので、警備会社内部に目をつけて潜入の為、就職するって話でした。
実は犯人グループは軍人崩れ。
隊長は元CIA工作員(バーン・ノーティスでね)ジェフリー・ドノヴァン(笑)
隊長と部下が集まってたグループが、犯罪を重ね、立派な犯罪組織と化していく😅
問題児イーストウッドは、ヤラかすって程ではないが、ヤバい。
早目に切っておく人間だが…
俳優が豪華なのでコレだけで一本映画が作れそう(笑)
マンネリ打破?で、最後の襲撃計画を行う
ラストゲームは現金収集の現場ではなく、ある日、大量の現金が集まる会社車庫そのものを襲撃する。
襲撃当日の収集基地戻り中に、ステイサムは、犯人組織とはグルの相方に、死ぬか、見てみぬフリの協力かの選択を強要される。
協力に同意するしかなく、犯人を集金車に乗せて、警備会社の収集車庫まで連れて行かされる。
タイミング的に準備とか不可能で、心構えだけですな〜ウマいわ。
犯人グループは防弾鎧のフル装備で、警備会社の車庫の制圧を目指す。
警備員も激しく応戦するが…
一旦、縛られていたステイサムも、スキをみて暴れる。
しかし、犯人側の相方が、抵抗する警備員を仲間のフリで制圧していく。
悪いヤツだ…
奮戦叶わず、ステイサムにも銃弾が…
襲撃犯にも死人負傷者は出るが、頃合いで現場から撤収していく
現場の収集車に現金を乗せて、集まってきた警察を突破してSWATが来る前に離脱する計画。
倒れたステイサムと、息子の仇が邂逅
撤収していくキャッシュトラックを目で追っていく…
包囲する警察を予定通り突破して、廃地下道を抜ける作戦。
無事なのはイーストウッドと元相方警備員。
負傷した隊長はイーストウッドに…
悪党の末路はオキマリ?
殺ろうとするが、先にヤられる愚か者。
強奪金を独り占めで自宅で寛ぐイーストウッド。
しかし、現金袋の中に入っていたスマホに着信アリ💧
通話オンにするか逡巡…
「出ないのか?」
と、後ろからゴルゴに声を掛けられカタマる(笑)
…終わってるな😅
本作、セリフの在る方は、あらかたお亡くなりなので、続編が有るとしたら、全く違う話になるのかも?
イツモのステイサム暴れ劇場が見たい方にはオススメ致します~✋
お付き合い有難うございました✨