こんばんは🌛
先日、録画していた「旅するためのイタリア語」(NHK第2)という番組を見ていました。
番組の中のコーナーで、「お仕事拝見」というのが有りました。
俳優の田辺誠一氏とイタリア人のナントカ講師が、ジュジャーロの工房を見学させて貰うという、いちコーナーとしては信じられない贅沢?な内容です。
イタリア語繋がりですが、語学番組らしからぬ内容でした。
おかしいだろ(笑)
二人、トリノに有るジョルジェット・ジュジャーロ工房を探訪。
テロップによると2018年に一度放送してたみたいですが。
関係無いが、昔は「ジウジアーロ」とか表記されていましたが、近年は、より発音に近い「ジュジャーロ」と表記されています。
未だにジウジアーロって書いてる記者はニワカジャーナリストって話?
田辺「アレじゃないですか?」
講師「会社に見えない…」
外国では家(屋敷?)みたいな社屋って時々有りますよね
日本でも有るけど(笑)
ここは恐らく、GFG工房かな??
コチラがジョルジェット・ジュジャーロ様御本人です。
本人は「ジュジャーロです」と言っていました
(「です」は言わないが 笑)
まずは展示室に案内されます。
名車がズラリ
画像中央のイエロー車、カッコいいんですが、個人的には奥の赤いシザースドアの車に注目していた…
イエロー車の車名が判る方、教えて下さい😅
田辺氏は、M1が好きらしい。
生産台数、400台程の、何かとイワク付きの車両ですね。
私的には、その隣りの…
コチラ、フォルクスワーゲンW12ナルド。
VW自慢の超狭角V型エンジンを更にV字配置するW型エンジン💨
昔、よく乗ってました💨
(グランツ4?で😅)
何年も開発してたが生産には至らず残念。
壁面に飾られている実物大のデザイン画
昔は結構な数でプレゼン用画を描いたとの事だが、殆んどが所在不明らしい。
個人の執務室に案内されます。
雰囲気に関心する一同
まあ古風というかアナログ。
ドローイングスタンドを見て
「立って描いたりするんですか?」
ナイスなコメントに、サービスしてくれるジュジャーロ。
「チョッと描いてみましょう」
サッ、サッっとスケールを動かして線を引く
捌きが完全にプロだ(笑)
タイヤの円を描いてホイールベースを設定
仮想地面の下に円が抜けてるのは荷重変形って事ね?
プロ💦
簡単に説明を入れながら製図
ステアリングの位置から着座位置へ
なるほど、な順番。
…ザ・プロ💧
フリーハンドで導線
雲形定規を使って本線と、みるみる仕上げていきます。
殆んど迷いが無い😓
まず側面図がアッと言う間に完成
続いて上面、各ポイントに対応するラインを落としていきます。
雲形定規を使い分けてスイスイ描く
早過ぎる💦
この雲型定規って自作した定規??
続けて前面
トレッドからじゃないのか…
サクサクと車になる(笑)
前面図の窓からドアの厚みを測って、上面図の窓枠位置を合わせていきます。
この手法なら、確かに正確な図面になるよな~
取り敢えず、ザザッと描いて終わり。
いちいち説明しまくりながらで、ものの数分でココまで仕上げる。
プロフェッショナル✨
「特別な手法ではなく、デザイナーなら誰もが同様の描き方を擦るのです」
本人的には当たり前な事らしいが、素人から見れば神レベルです💧
イタリア語が早口に感じるし、凄くヨクしゃべるジュジャーロ氏。
クチから産まれたに違いない😓
放送では編集されているが、仕上げまで、恐らく十数分?くらいだろうか?
大量の数をこなしてきたであろう技を感じられました…
プレゼン用の、小さい図面の箱にモデル。
アルファー??
昔はよく作ったらしい。
ナレーションのバックで画像だけ出てた試作室?
特に説明は無かったが、コンセプトカーのシビラですね。
ガングリップハンドルに全面モニターのダッシュ。
エレクトリックカーです。
パッと見、量産車並みの仕上がりは流石デスね…
イタリア人のデザイン志向について語っています。
(クダリ全文はブログ末尾に記載)
車だけではなく、芸術関係でも時々聴くクダリ…
デ・トマソ マングスタ。
コチラも生産台数は400台程らしい。
今、見ると、側面だけは超カッコいいですね✨
乗ると、入口アンダー、出口オーバーの極悪ハンドリングな模様😅
御老体、今でも愛車らしいが危ないぞ(笑)
アイスケース?ボデー後半が酷い(笑)
リヤウインドウが2枚構成なのは、カウルが左右分割のガルウイング開きになってるからというヤリ過ぎデザイン😅
タイムトラベルは出来ない方のデロリアン。
個人的にはイタルデザインの新型復活に期待値は高い。
この方、ガルウイング好きだな~
(クライアントの要望かもだけど)
出所不明の新型デロリアン??
ディザーデザインとはイメージが違う様な…
フェラーリGG50
(番組外だが)
そういえばフェラーリも有ったんですね~
個人的には、この角度「だけ」がいい(笑)
番組ラスト
ガレージ?でマングスタのモータースタートする。
アメリカンV8がドバンと掛かる
迫力に「おお〜」とか言ってる田辺氏一同(笑)
「このマシンはイツ見せてもハッタリが効くぜ」
(言ってません💦)
超、ニッコニコでスタート
🚗🎶💨
フォードエンジンをデロデロいわして、どっかに旅立つ御老体。
スタッフ放置でドチラへ⁉(笑)
…現場終了です。
…あと、偽スバリストとしては外せないアルシオーネ。
調べてみると、現在でも中古車売ってますね〜。
まだ価格暴騰してない希少車レベルの値段だったので購入するなら今。
しかし、100パーのイタルデザインじゃ無かったらしいが、よく売ったなコレ。
考えてみると、昔はアリストその他とか、日本車とも関わり深かった方でしたね~
仕事もそうですが、絵を描くのが、兎に角、好きなんだそうです。
今、空き時間に描いてる物をスマホで見せてくれてました。
当たり前に上手い(笑)
ソッチでも食えたに違いない😅
恐らく、ゴルゴダの丘のワンシーンかな?
2018年の話だから、既に完成してるかも。
教会に寄贈する予定なのだそうで、さすがカトリックお膝元って感じ
5m✕4mの大作らしい💦
「イタリア人はルネッサンスの時代から(美意識を高める)機会に恵まれていたと言えますね
ルネッサンスの絵画から始まり 僕達の社会は発展してきた
その結果 個の能力が花開いたのです
よくデザインとは“創造力が全て”のような言葉として使われていますが
デザインとは 人が使用する物の“技術的な創造”なのです
美的感覚だけでなく(機能的な)発明でもあるのです」
ジョルジェット
・ジュジャーロ
以上、お付き合い有難うございました✨
Posted at 2022/05/11 21:40:54 | |
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