サスペンション考察
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
皆さんリヤサスペンションの選定に悩まされてる方も多いんじゃないでしょうか?
自分もその1人で、いろいろ試した結果を記事にしたいと思います。
ZC33Sのフロントはともかく、リヤサスペンションのストロークが車高を下げて行くと足りなくなってしまうのが悩みだと思います。
車高は下げたい、でも下げるとストロークが足りなくなってしまう。そんな感じではないでしょうか?
じゃあバネレートを下げて自由長を長くすればいいのか?
と、言ってもそんな簡単なことではないと思います。
自分の場合、J-LINEアクスルビームが入ってそれだけで3cm下がっているので参考にならないかもしれませんが、サスペンション選びの参考になればと思い備忘録として残しておきます。
ただし、このレビューはあくまでもストリートと峠をメインにしてる当方の感想であって、全てのステージに当てはまるものではありません。路面状況変化の多い峠やストリートでの路面追従性や乗り心地などをレビューしたものです。
2
HKS SP付属のバネです。
さすがパーツメーカー純正だけあって乗り心地とロール量を考えた万人受けのサスペンションだと思います。公称5kgとありましたが感じ的にはもう少し柔らかく感じました。樽型で初期のレートの立ち上がりをゆっくりで奥で踏ん張るような感じでしたが、途中のレート変化に違和感を感じてすぐに直巻スプリングに交換することに。ちなみに写真は0G状態で車高は全上げで640mm
3
次に入れたのがアールズの車高調キットのフロントに付いていたものをリヤに取り付け。
レートは8kg7インチ、自由長は175mmくらい。HKSのバネとは違い直巻バネらしくレートの立ち上がりが速くロール量は一気に減りましたが、街乗りで若干跳ねることに。マウントはアッパーはHKSアジャスターのみ、ロアはYZ SPORTSさんのインシュレーター。
車高は地面から640mm
写真は1G状態
4
次に入れたのがApexiの7インチ7kg
こちらは先の8kgに比べ多少ロール感は増えましたが乗り心地が良くなりしばらくこれを使うことに。このサスペンションからフロント10kgに変更。10kgとの相性も良き。巻き数や自由長が長いのでマイルドでコシのある感じは言うまでもないですが。
車高は633mmで写真は1G状態。
5
次に入れたのが、HALの低反発6インチ9kg
さすがに9kg7インチだと車高が上がりすぎてしまうので6インチにし、下がった分アジャスターを追加で車高は630mm。
フロント10kgに対しリヤが9kgなのでリヤを軸に回頭して行く感じ。リヤの踏ん張り感がすごい。初期のレートの立ち上がりが若干緩い傾向。ちょっと樽っぽい形が影響してるのか。低反発が原因なのかはわからない。けど7kgに比べインチ数が減りレートが上がったのでリバウンドストロークは減り、街中の乗り心地は悪化したのは否めない。写真は0G状態
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これが現在の仕様でサスペンションプラスさんのUC-01の7インチ8kg。
このままだと車高が640mmになってしまうので少し下げたくアッパーにもYZ SPORTSさんのインシュレーターに交換。HKSのアジャスターに比べ5mm薄いのですが、個体差もあり、車高は636mm。
低反発なだけにマイルドでコシのあるサスペンション。
数値通りHALの9kgとApexi7kgのちょうどいいとこ取りみたいな感じでリヤの踏ん張り感は残しつつ、乗り心地はしなやかで上質な感じで、満足いく仕上がりとなりました。
写真は1G状態。
総評
あくまでも個人的な考えですが、リヤは軽い分硬いサスペンションを入れるとリバウンドストロークが減り乗り心地が悪化する方向に。個人差にもよりますが、ある程度の段差などある峠や街乗りを全開で踏み抜くには8kg辺りが限界かなと。長めの自由長で低反発のサスペンションって条件付きですが。
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