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鷹山のブログ一覧

2015年11月14日 イイね!

南アルプスの盟主へ挑戦  ~頂に立つ~

2015年8月10日

 登山3日目。いよいよ最終日です。

 朝3時起床。身支度を整え、テントはそのままにして軽装で北岳山頂を目指します。
まだ、登り始めている人は少なかったですね。辺りは真っ暗なので、ヘッドライトをつけて注意深く登山を開始します。

 4時前には、山頂手前の小高い山に到着です。そこから夜明けを待ち撮影開始です。



【No1】  月とオリオン


 ■前山から撮影

【No2】 山頂の人たち



【No3】 夜明けの時


【No4】 


【No5】 霊峰富士






【No6】  登山者たちの休息地






【No7】 頬染める甲斐駒ケ岳






【No8】 山頂制覇



ここからは、山頂からの風景です。先ほどまではその手前の山から撮ったものです。



【No9】






【No10】 天空の投影






【No11】 間ノ岳に続く稜線





【No12】






【No13】






【No14】 






【No15】 鳳凰山






【No16】







【No17】 


 人が立っているところが、夜明けの撮影場所です。



【No18】 登山者たち







【No19】 空を舞う命つなぐ糧


 テント場へ戻ると、山小屋へ食料等の補給のためのヘリがやってきていました。数えてないけど、地上から何度もピストン輸送をしているようですね。



【No20】 山への別れの挨拶


 最後に北岳を振り返っての1枚。この山はまたコースを変えて登ってみたい山でした。北岳は実に魅力的な山でした。深田久弥は北岳の魅力を次のように評しています。
 
 前文略

 三山のうちの最高峰が、一番北に位置する北岳であって、昔から甲斐駒ケ根という名前は、この峰にあてられていた「甲斐国志」に「この山 本州第一の高山にして、西方に鎮めたり、国風に詠ずるところの甲斐駒ケ根これにして」とあり、その頂上に日の神を祀ったという記載があるから、少なくとも2百年以上前から北岳の存在は歴として認められていたのである。

 そんなに古くから名の聞こえた山であり、わが国第二高峰でありながら、あまり人に知られていないのは、一つにはこの山が謙虚だからである。どうだおれは、といったような、抜きんでて人の眼を惹こうとするところがない。奇矯な形態で、その存在を誇ろうとするところもない。それでいて、高い気品をそなえている。いつも前山のうしろに、つつましく、しかし凛とした気概をもって立っている奥ゆかしい山である。

 この北岳の高潔な気品は、本当は山を見ることが好きな人だけが知っていよう。白峰三山の中でも、北岳は形がスッキリしていて、清秀な高山のおもかげがある。南の間ノ岳や農鳥岳から見ても立派であるが、少し近すぎる。むしろ、北の駒ケ岳やアサヨ峰まで退いて望んだ時の北岳の姿は、まさに絶品である。屹っと天を突くような鋭い頭をあげ、颯爽として軽薄でなく、ピラミッドでありながら俗っぽくない。惚れ惚れとするぐらい高等な美しさである。富士山の大通俗に対して、こちらは哲人的である。

 以下略

 私には、こんな表現はできないので、文章を借りました。


百名山を目標に登るのもいいけど、一度登っただけではその魅力を味わいきれない山はもう一度登ってみたいところです。
 これからは、体力と時間との勝負になるでしょう。先は長い...。

 コメントは、事情があって、まだ閉じていますが、来月には、復活したいと思っています。

 
 次回からやっと秋の風景に入ります。













Posted at 2015/11/15 09:18:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 百名山 南アルプス | 日記
2015年11月12日 イイね!

南アルプスの盟主へ挑戦 ~天空に生きる~ NO2

2015年8月9日 晴れ

 登山2日目。4時起床。登山の朝は早い。というより、やることないし、疲れているので早く寝るので、目の覚めるのも早い。

 この時間になると、みなさんガサゴソと身支度で動き出します。私も5時半には、テントを撤収して出発です。

 今日の目標は北岳肩ノ小屋です。肩ノ小屋は、標高3010mに位置する山小屋です。白根御池小屋との標高差は774m。山頂との標高差は183mと、もう目と鼻の先です。

 標高が3000mを超えるので、森林限界も当然超え、見渡す限りの風景はまさに天空の世界です。また、視線を注意深く足元に移すと、この天空の地においても、しっかりと生きる高原の花たちの姿が可憐で美しく、疲れた体を癒してくれます。





【No1】


 北岳肩ノ小屋を目前に控え、途中で一休みです。ここを過ぎると、ほぼ森林限界を超えます。
 カメラがリュックの中なので、途中で撮った写真は休憩時のみです。途中で写真を撮る心余裕はありませんでした。


【NO2】 


 肩ノ小屋到着です。最初に目に飛び込むのが、なんといっても富士山の風景。
 


【NO3】 


 正面に見えるのが、鳳凰三山(地蔵岳・観音岳・薬師岳)です。鳳凰山も百名山です。標高が最も高い観音岳で2840m。




【NO4】 


 テント場から見えるこの山が山頂...と思っていたら、山頂は、さらにこの先です。





【NO5】 


 仙丈ヶ岳。これも百名山の一つで標高3033m。





【NO6】 






【NO7】 


 甲斐駒ヶ岳。これも百名山で標高2967m。




【NO8】 


 トウヤクリンドウ。北岳から塩見岳の縦走路など、高山帯の風衝草原に生える。茎の先に淡い黄色の花が2~3個つく。夏の終わりを告げる花。



【NO9】 


 コバノコゴメグサ(小葉小米草) ゴマノハグサ科 コゴメグサ属
名の由来は、白く小さな花の形状を米粒に見立てたことから。




【NO10】 


チシマギキョウ
北岳から間ノ岳の岩場の割れ目や風衝地を好む。萼や花弁に長い毛があり、イワギキョウは毛がない。花は横向き。花期は7月~8月。




【NO11】


タカネツメクサ

白峰三山の縦走路の砂礫地を好む。茎の先に1cmほどの白い花をつけ、団塊上に密生する。花の先端が鋸歯状。7月中旬に咲く。



【NO12】 






【NO13】 


ミヤマキンバイ

北岳、中白峰など高山帯の岩の隙間や砂礫地に生える。7月上旬に咲き始めて盛夏まで花を見ることができる。花径は1.5~2cmほど。


【NO14】 






【NO15】 






【NO16】


 登山者。夏山は標高3000mを超えても暑い。紫外線対策もしなければなりません。



【NO17】


 チングルマの綿毛。



【NO18】


 星がきれいだった。きれいに撮れなかったけど...。



【感 想】
 今回の登山では、山小屋があるところは、無理して自炊せず、小屋で食事をとることとしました。荷物とごみを減らすためです。肩ノ小屋の食事はおいしかったですね。お薦めです。


 翌日は、いよいよ早起きして山頂へアタックです。
 
Posted at 2015/11/12 06:50:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 百名山 南アルプス | 趣味
2015年11月05日 イイね!

南アルプスの盟主へ挑戦 NO1

2015年8月8日(土)

 今年の登山は、昨年からこの山に登ると決めていました。
 そう、南アルプスの盟主と言われている「北岳」登山です。
 ご存じのとおり、日本で一番高い山は「富士山」ですが、二番目がこの北岳です。
 標高3193mです。すぐお隣が同率三位の間ノ岳です。体力に自信があればこの2つの山と農鳥岳白峰三山を縦走したいところですが、初めて北岳にチャレンジするので、今回は北岳のみの登山です。

 車で登山口まではいけないので、まずは南アルプス市芦安駐車場に車を停めます。始発バスが朝5時15分なので、4時過ぎに駐車場に到着しましたが、既に駐車場は大混雑。それでも、なんとか始発のバスに乗り、ここから広河原登山口までなんと1時間もバスに乗って行きます。

 バスターミナルで身支度を整え、出発です。登山口で出迎えてくれるのはこの案内看板です。






【No1】


 地図見ていただければわかりますが、広河原(1529m)を出発し、白根御池小屋(2236m)でテント泊します。標高差707m。非力な私は無理はしません。
 2日目は、白根御池小屋を後にし、草すべりという急な斜面を登り、小太郎尾根分岐点を通過して北岳肩ノ小屋(標高で2泊目を迎えます。
 翌日、夜明け前にテント場から北岳山頂を目指します。山頂を制覇した後は、再びテント場に戻り、朝食を採って、テントを撤収し、一気に広河原まで下山するというコースです。





【No2】


 はるか遠くに見えるのが、北岳かな。





【No3】






【No4】


 ここが、北岳肩の小屋ルートと北岳山荘へ向かうルートの分岐点です。実は、最初にこの分岐点の看板を見過ごして左ルートへ進んでしまい、後で気が付いて戻る羽目になってしまいました。間違いに気が付いたのは、スマホアプリの「YAMAP」のおかげです。その他にも、標高の分かるアプリもダウンロードしていったので、これも役に立ちました。便利な世の中になったものです。



【No5】






【No6】






【No7】


私のテントです。

【No8】


 8.9の花は「ミヤマシシウド」と思われます。


【No9】 白根御池小屋


ここのソフトクリームが美味しかった。山小屋でソフトクリームを食べられると生き返りますね。


【No10】





【No11】




【No12】



 今回は、プロローグなので、写真は少なめです。




 




Posted at 2015/11/06 17:29:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 百名山 南アルプス | 趣味

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