鷹山のブログ一覧

2016-7月３１日、８月１日　曇り

　利尻島へは北海道に渡った７月３１日が移動日でこの日に一気に島に渡てってしまいました。
　ここまで自走なので、距離は結構あります。稚内からフェリーが出ているので、フェリーふ頭の駐車場に車を停めて人だけ移動しました。車もフェリーに乗せると費用が高くつくので、狭い島に渡るときは、人だけ移動し、レンタカーの方が安いです。

　利尻島では、いくつかの宿がありますが、私が今回選んだのは、マルゼンペンション　レラ モシリ　
さんです。この宿を選んだのは、このPRがHPにあったからです。「北麓野営場（３合目）までの送りは早朝４時～４時半ごろに出発しております（利尻の宿の中で一番早いです！） 」
体力のない我々夫婦にとって、日帰り登山は、早い時間帯からの行動が必要だったからです。

宿の写真は借り物ですが、こんな感じ。食事も海の幸が盛りだくさんで価格に対してたいへん満足のいく宿でした。スタッフの方も、てきぱきと動いて、登山者への対応も的確でした。



翌８月１日は、３時過ぎには起床して、準備を整えます。レラ　シモリさんに２泊したかったのですが、予約が遅かったため取れませんでした。しかし、登山道まで送ってもらい、次の宿泊先まで荷物は配送してくれるとのことなので安心です。利尻は、この宿だけでなく、全体でこのようなサービスをしているようです。

登山口は、北麓野営場（３合目）ですが、人によっては、ここにテント泊して、登山をする人もいるようです。それもいいなぁ～と後から思いました。登山開始は４時半過ぎにスタート!。登山道の入り口はこんな感じ。自分で撮影しはぐってしまったので借り物です。右側の建物がトイレ・炊事場です。



登山に必死であまり写真は撮ってませんが、５合目ぐらいまでは私の足でもスイスイ登れるぐらい、それほど急こう配ではありません。

【NO1】　５合目付近 5:32 分




*うちの奥さんは、普段私より体を動かしていますが、既に５合目でバテバテです。この時は山頂までは無理だろうと思っていました。

【N02】 6合目付近 ? 6:04分


*たぶん6合目あたりだと思いますが、この辺りまで来ると下界が開けます。眼下にあるのはフェリーの船着き場です。天気が曇りで下界は霞んでいます。この時期、北海道の他の地域はほとんど雨です。

【NO3】 6合目付近から山頂を見る 6:06分

*まだかなり先です。

【NO4】 トイレ６:１６分
　
*利尻岳は、こうした簡易トイレがあるので、携帯トイレを持参していけば、安心して用を足せます。
　トイレは、この６．５合目に１か所、９合目手前の避難小屋に１か所、９合目にさらに１か所トイレブースが設置されています。

【NO5】 8合目 8:０１分

*う～ん。山頂の先端がやっと見えてきましたが、雲がかかています。天気はやっと下界が晴れてきた状況ですが、山頂はだめです。ここまではうちの奥さんも私についてきていました。

【NO6】 避難小屋　８．５合目付近 8:26分

*小さな避難小屋です。中は暗いですね。一人でここに泊まるのは勇気が要りそうです。しかし、山頂でのご来光を狙うのであれば、ここに泊まるのが一番と思われます。テント場はありません。トイレだけがあります。

【NO7】　９合目トイレブース　9:00分

*利尻岳の正念場はこの９合目からです。急登が始まります。山頂を見上げると引き返したくなります。ここで、妻は自分のペースで登りたいということで、少し休憩してから上ることにしました。私は一足先に登ることにしました。

【NO8】 山頂にて　１１:１６分

*山頂には、１０時過ぎには到着したと思います。山頂はガスがかかっていて、何も見えないので、先にコーヒーを沸かして妻の到着を待ちます。待つこと約３０分強でやっと死にそうな顔して登ってきました。よく登ったと思います。

【NO9】１１:２１分　山頂にて　

*チシマギキョウだと思います。


*チシマフウロ　だと思います。


*トウゲブキにも似ているけど少し違う気がします。なんという花だかわかりません。


*ハイオトギリだと思います。

高山植物は良く分かりません。違っていたら誰か教えてください。アプリで、画像診断してくれるものがあると便利ですね。

【NO10】　下山途中にて 12:57分

*下山し始めたら、なんと山頂が晴れました。でも、またこの後ガスってしまったので、この間に山頂にいた人はラッキーだったですね。

【NO11】


【NO12】 13:19

*絶景です。利尻岳は、晴天の日にまた登山してみたい山ですね。今度行くとしたら、山小屋に泊まって登山してみたいですね。

【NO13】　16:34分　

*２人揃ってお疲れ様写真です。無事下山できて何よりでした。これを機会に、毎年の夏の旅は登山を定番にする作戦を練りたいと思っています。

参考に利尻岳の概要を記しておきますと、次のとおりです。
■技術度　★★
■体力度 ★★
■標高　１７１９m
■距離　９．４キロ
■登山口からの標高差　１４９５m

以上、つたない写真で失礼しました。
次回に続く..。

8月３日(火)　曇り時々晴れ

　この日は、朝のうち晴れ。日中は曇り時々晴れといった今ひとつはっきりしない天気でした。
　しかし、前日に宿泊したホテルからは旭岳の山頂をはっきりと臨むことができ、登山しようかしまいかと迷っている自分の気持ちを一気に晴らしてくれるに十分な光景でした。

　旭岳は標高２２９1メートルの大雪山系の主峰になっています。この大雪山系は「カムイミンタラ=神々の遊ぶ庭～」とも呼ばれているそうです。

　旭岳ロープウェイには、麓に駐車場があるので、ここに車を停めてロープウェイに乗ることとなります。近くに無料の大駐車場もあるので便利です。
*料金・アクセス等については、関連情報をご覧ください。
　
　
　ロープウェイの降り場である「姿見の駅」から山頂を目指す場合、平均的な登り時間は２時間となっています。しかし、途中で休んだり写真を撮ったりしていると、片道2.5～３時間はかかってしまいます。登山をされる方はその辺を参考にされるといいかもしれません。

　旭岳登山は私の体には結構きつかったですが、富士山登山に比べればどうってことないと言われそうです。体が動くうちに、今しかできないことをできるだけやっておきたいものです。

　登山に当たってリュックに入れたレンズは３本。もちろん、三脚持参だったので、結構肩に食い込みました。それでも、飲料や食料は妻のリュックの中なのでその分の負担は楽でした。

　今回はちと写真の枚数は多いです。さらっと流してみてください。

【NO1　旭岳登山への道】



【NO2】

*妻もまだまだこの辺は元気で私の先を歩いていたのでした。


【NO3】

*ここはまだ頂上ではありません。
*手前左手が「姿見の池」、その先奥がロープウェイ乗り場(姿見駅)

【NO4】



【NO5】



【NO6】

*ここから、NO11までが山頂からの風景です。山頂の証拠写真はスライドショーに入っています。


【NO7】



【NO8】



【NO9】



【NO10】



【NO11】



【NO12】



【NO13】



ここでホッと一息。小さな高山植物がとても綺麗に咲いていたので、１５０mmマクロで撮ってみました。
【NO14】



【NO15】



【NO16】



【NO17　下山途中】

*もうこの方は膝が痛くてここで立ち往生とでした。しばし、風景を眺めながらの休憩です。

【NO18　姿見の池】

*ここは、風もなく天気も良ければ絶景でしょう。秋の季節もいいかもしれません。

すらいどしょ～


いかがだったでしょうか?

もし、気に入った写真がありましたら教えていただけると今後の参考になります。

次回は、留萌とオロロンラインの風景です。