鷹山のブログ一覧

7月16日（土）　晴れ

　富士山シリーズ3回目。


　山小屋ご来光館を夜中の1：30に起床。

　ほとんど寝ていない。いや、寝られなかった。

　
　

　
　宿で朝食弁当をもらい、2：00に出発。

　自分の体力では山頂に4時前に到着するにはこのくらいの時間は必要だろうと推測。





　実際、八合五勺から山頂までかなりしんどかった。昨日からの高山病が回復せず、頭痛と息ぎれ

　れのなか、一歩、一歩前に進みやっと山頂に到着したのが予定通り　4時　だった。





　
　もう、空は薄ら明るい。

　山頂の鳥居をくぐったあたりは人、人、人で、既に三脚を立てる場所はなし。

　




　これは無理かと思ってどんどん先に進むと、須走口の下山道付近の山の頂は比較的人が少なく、一

　直線にご来光を拝める位置と踏み、三脚のセッティングをする。

　この時は、既に頭痛もどこかにすっ飛んでいた。

　踊る心を抑え、レンズを明るくなってきた空に向ける。


　







　そこには未だかつてない感動のドラマが待っていた。




















下にスクロール。
＊面倒ですね。広告の上に写真が載ればいいんですけどね。


























































【Ｎｏ1】





【Ｎｏ2】







【Ｎｏ3】







【Ｎｏ4】






【Ｎｏ5】






【Ｎｏ6】ご来光を待つ人々







【Ｎｏ7】







【Ｎｏ8】






【Ｎｏ9】






【Ｎｏ10】

＊ＨＤＲ加工






【Ｎｏ11】　日が昇る瞬間






【Ｎｏ12】






【Ｎｏ13】






【Ｎｏ14】






【Ｎｏ15】

＊朝焼けがきれいだったので、焼ける雲に焦点。





【Ｎｏ16】縦構図でもう一度






【Ｎｏ17】






【Ｎｏ18】






【Ｎｏ19】






【Ｎｏ20】




..とまあ、ご来光の瞬間でした。ここまで日が昇ると、太陽はもう撮れませんね。




ご来光を山頂で迎えると、皆そこにいる人は、共通の苦しみを体験してきたせいか、全くの他人なのに

妙な一体感を覚えるものである。実はこんなできごとがご来光の後にあった。




赤いふんどし1枚の素っ裸の男がいきなり登場。

すると...。

「ご来光を一緒に拝んだみなさ～ん。私はこのたび○○さんと結婚しま～す。」

「みなさん、私たちのことを祝福してください」
....だったかなぁ？

....と叫んでいた。




みんな明るい気持ちになって

「おめでとう！、かっこいいぞぉ～」

という声と拍手で富士山頂がまるでライブステージ化していた。

これも、富士山頂ならではのできごとだろう。


私もなんか嬉しくなり、「いいぞぉ～」と叫んで大きな拍手をしていた。

なんか心が温かくなる光景だっなぁ～。




次号に続く..。


次はご来光後の山頂の風景です。



　

７月１５日(金) 晴れ

長文なので、関心ない人は写真までスクロールしてくださいまし。

【出　発】
　　さて、須走の夜明けの撮影を終えた後、しばらく駐車場で朝寝をしていたいところであったが、ジム

通いをしていたといっても、基本的に体力に自信はないので、朝６時に駐車場を出発。最初に案内所が

あって、ここで親切なおじさんが登山マップをくれた。簡単な地図しかもっていなかったので助かった。

ここを通過すると最初に出てくるのが　菊屋　さんを始めとした休憩所&お土産さん。

もちろん、歩き始めなので、ここは素通りである。

　次に古御岳神社が見えてくる。ここでお参りをして登山の無事を祈願する。


【登山道】
　ここから、樹林帯の中を登っていく。富士山登山ルートの中でも須走コースは山の中腹まで樹

林帯を登っていくので、太陽の直射日光を浴びなくて済むので、多少は体力の消耗をしなくて済む。こ

れが他のルートではそうはいかないようだ。次の山小屋までは時間がかかるので、途中で一人脇道に

それて、朝食をとる。

　朝食をとりながら眼下の風景をしばし眺めていたが、やはり言葉が出ないほどの美しさ、スケール感

に感動しきりであった。写真がなくてごめんなさい。


【山小屋】
　登山をしていてホッと一息できるのが山小屋である。須走コースには以下の山小屋があって、ほとん

どの山小屋で時間の差はあっても休憩させていただいた。以下の掲げるのがその山小屋。

■新6合目　長田山荘　標高　2420ｍ
＊ここで、飲み干してしまったＣＣレモンを補充する。300円だったかな？？　（500ｍｍ）　運搬費がかかりますからね、食べ物も飲み物もそれ相応です。


■　6合目　瀬戸館　標高　2630ｍ　
＊ここはあまり記憶ないなぁ？？　


■　7合目　太陽館　標高2920ｍ
＊ここは、RYU!さんがいつもお世話になっている山小屋だったような...。そんなことを思いながら休憩させてもらった。


■本7合目　見晴館　標高3140ｍ　奇跡の遭遇場所



＊実はこの見晴館にはちょっと大きめな休憩する縁台のようなものがある。

私はここまでくると大分へばってしまったので、昼食をここで食べて、縁台で昼寝をしていた。

少しは体も落ち着いたのでさらに上を目指そうと思って荷づくりをし、「さぁ、出発だ！」と思って立ち上

がろうとしたまさにその時。

「いや～○○さんじゃないのぉぉ～」

人違いじゃない？？....と思って呼ばれたほうに顔を向けると...

「ゲッ、何であんたがここにいるの？？」

そう、ありえない話であるが、この写真は、職場の同僚2人である。セクションは違いますよ。

同じに日に休暇を取り、同じコースを選び、同じ休憩所で遭遇したのである。

私は背筋が凍りつく思いだった。

この女子社員？は、職場でも ○○.の人たちで恐い存在である。たぶん、うちの職場では他の女子社

員は誰も登山などしないと思うけど...。

これだから人生浮気なんかしてもすぐばれますね。まあ、私にはそんな才覚ないけど...（汗

なんでも、この2人も今日を目指してジム通いをしていたというから二度びっくり、そして、さらに来年は

違うコースでまた富士山に登るというのだから、平身低頭するしかない。

私はしばしここで会話して、冷や汗が引くのを待って次を目指した。

■8合目　江戸屋　標高　3270メートル
＊ここは、皇太子殿下が宿泊されたことがあるそうです。ここまでくると、いままでと違い明らかに酸素
が薄くなっている。頭も次第に痛くなって、携帯酸素を吸うようになる。


■本8合目　胸突き江戸屋　標高3360ｍ
＊ここまでくると、やっと本日の目標地点である御来光館が間近に見えてくる。しかし、この距離が超苦
しかった。


■到着　御来光館　富士山八合五勺（標高3,450ｍ）
＊ここに到着したのは夕方の4時前だったと思う。なので、実に9時間以上かけて登ったことになる。超
スローペース。普通の人が普通の荷物ではガイドブックによると7時間から8時間といったところのよう。

＊山小屋に着いてまず自分の寝るところを案内されたが、ちょっとびっくりした。寝るスペースがほぼ枕
の幅しかないのである。これで寝るのは難しいと思った。実際寝れなかったけど。なので、夕方仮眠し
ておいて良かった。これはコツですね。早く宿について、夕飯前に寝ておく。この時間はあまり床に人
がいないので、気兼ねなく寝れるし、第一、人のいびきに悩まされることはない。

＊私もちょっとだけ仮眠し、その後は八合五勺からの夕景撮影三昧である。流石に夕方の標高3450ｍ
寒かった。

それでは、長くなったけど、地上に伸びる富士の姿をご覧ください。


【Ｎｏ1】

＊宇宙から見た地球のよう...。



【Ｎｏ2】

＊下に見えるのが江戸屋さん



【Ｎｏ3】




【Ｎｏ4】

＊まだ、雪が残っている。


【Ｎｏ5】




【Ｎｏ6】




【Ｎｏ7】




【Ｎｏ8】




【Ｎｏ9】




【Ｎｏ10】




【Ｎｏ11】 雲上の月

＊同じような写真ばかりで失礼しました。


＊結局この日は夕食の後、することもないのですぐに床に就いたが、頭が痛くて寝るどころではなかっ

た。それに加えて、鼾の合掌と暑苦しさでたいへんだった。これが山小屋の生活なんだと初めて知り、

その意味ではいい経験となった。さて、ひっぱってすみませんが、次回は山頂でのご来光とお鉢めぐり

です。



















　

7月15日(金) 晴れ




【きっかけ】

　2011年の自分の大きな目標として、富士山への登山を昨年から考えてい

た。2011年は自分にとっても人生の節目となるし、体を鍛え、登れる時に登

ろうと考えていた。以前の自分なら、到底無理! と考えていたが、お友達の

　NR さんを始め、RYU!さんのブログを拝見して、日本人なら一度は登ろう

と考えるようになった。　そのため、昨年からジムにも通い少しづつ体

を鍛えてきた。
　





【いよいよその時】

　7月14日(金)の仕事が終わった後、夜自宅を出発し、東名を飛ばして15

日へと日付が変わる前に今回の富士登山のルートの入り口である須走5

合目へと向かった。 須走口を選んだのは、雑誌からの情報とお友達の

　RYU!　さんのアドバイスによるものだ。RYU!さんありがとう。
　
　



【須走口到着】
 
　須走口は、15日からマイカー規制になるということだったので、14日中に辿

り着きたかった。流石、富士山だけあって、５合目といっても走り応えがあった。途

中鹿がお出迎えしてくれたりもした。駐車場に到着すると、入り口で交通整理をして

いる方がいた。夜遅く、しかも寒い中をほんと頭の下がる思いである。

　


【就　寝】
　
　駐車場に到着すると、翌朝の大事に備えてすぐに寝ることとした。もちろ

ん、例によって車中泊である。今回は、疲れていたせいか難なく熟睡して

しまった。




【いよいよ登山日】

　そして、15日の朝、もう4時ごろになると周囲ではガタガタゴソゴソと始ま

る。そう、みなさん5合目からの夜明けを見たいのと、登山を始める人でざ

わめき出すのである。

　


【須走の夜明け】

　私も、せっかくの機会なので、保険は何重にもかけておこうと思い、撮影

機材をリュックから取り出し、準備に取り掛かる。一眼で三脚を立てて撮っ

ているのは珍しく私だけだった。
　
　ここからの風景は、やはりお友達の　じょのれんさん　の写真が心に強く

残っていた。同じ場所に立って撮影できたことに理屈抜きの嬉しさがあっ

た。










*下へスクロールしてください。










【No1】 夜明け前

*朝も4時ぐらいになるとダークブルーの空にイエロー&オレンジラインが入ってくる。


*広告と被るので大きいサイズで...。




【No2】

*５合目で眼下に雲海の風景。流石富士山。スケール感が違う。





【No3】






【No4】夜明けの始まり






【No5】太陽が少し顔を出す






【No6】絵にかいたように空が焼けてくる






【No7】





【No8】





【No9】感動の風景

*この風景でもう満足してしまった。見る人によっては、この写真はレタッチで作った風景じゃないの?と思われるかもしれないが、どの写真も微調整しかしていません。もともとレタッチ技術も乏しいしね。





【No10】





【No11】いよいよ登山開始だ!



次号へと続く...。

7月3日(日) 晴れ

　まだ今月行ったばかりなのにもう遠い過去のように感じる八丈島の風景です。

　でも、区切りをつけるために最後の写真です。

　夏シーズンは写真をアップ前に他に出かけてしまいますね。なかなか編集もできずに身の回りに追

　われている今日この頃です。遊びも忙しいが、仕事も忙しい....当然か...(汗

　それでは、八丈島の最後の風景をご覧ください。











【No1】ふるさと村界隈の石垣の風景

大里地区の玉石積みというものです。規則正しく並んでいます。お互いを支えあって強固なものとなっているみたいですね。

*しかし、この広告本当に邪魔ですね。いじめに近いです。広告を消せないまでも上に被せられないものでしょうか?　誰かいい方法を知っていたら教えてください。










【No2】

ここの風景はモノクロが似合うかなぁ??と思いました。










【No3】苔生す玉石

*結構こうゆう風景も好きですね。










【No4】玉石の隙間に息づく小さな花　可憐だなぁ～。











【No5】黒砂砂丘

*写真で見えているところまでです。この先は絶壁なので、間違ってもダンボールをお尻に敷いて滑り台などはしないほうがいいですね。下は次のような写真になっています。まぁ、そうゆう人はいないと思うけど...。











【No6】絶壁!!

*この写真は顔を出して覗く勇気がなかったので、カメラだけ腕を伸ばしてオート撮影です。良い子は真似をしないでくださいね。








【No7】絶壁の砂丘










【No8】海に飛び込む子供たち

*ここは海水浴場で、たぶん地元の子供たちと思われますが、男の子だけでなく、写真のように女の子も次から次へとザブーンと入り江の海に飛び込んでいました。おじさんたちは、皆黙って自分たちの少年時代を思い出していたことでしょう???






八丈島の旅の風景は以上です。

次はいよいよ日本一の山　Mt Fuji　の登山にアタック!!です。

前回の続きです。

　八丈島は標高の高い山はないのですが、それでも山の頂上は雲がかかっていて、期待していた八丈

富士を見ることはできませんでした。

　代わって八丈島に近い小島(無人島)をフレームに入れた夕景などを撮影したりしました。この島はな

んても、映画=バトルロワイヤルの撮影舞台ともなったと聞いています。

　また、夜は、八丈島に生息している夜光茸の撮影に出かけました。現地のボランティアの方の案内で

したが、撮影はOKですが、三脚はNGということで、ピンボケ写真になってしまいましたが、あしからずで

す。私たちおじさん軍団は地元のNPOの方たちが案内してくれるコースでしたが、有料のホタル・夜光

茸・夜光虫のコースもあり、こちらのコースだとゆっくり撮影できたのかもしれません。でも、一晩に3箇

所は忙しいと思うのですが...。


ちなみに、同宿していた女性のグループは有料コースでしたが、写真は全滅で夜光虫は見れな

かったとのことでした。



【NO1】

*この小島が映画=バトルロワイヤルの舞台となった島だそうです。基本的に無人島とのことです。雲がかかっていてよく見れませんでしたね。撮影した場所は八丈富士の中腹からです。八丈富士の頂上は滞在期間中はずっとガスがかかっていて、何も見れませんでした。



【NO2】




【NO3】



【NO4】

*HDR画像



【NO5】

*夕日を狙っていたのですが、最終的には雲に隠れてしまってきれいな夕日には恵まれませんでした。


【NO6】

*この写真が夜光茸です。実際に見たほうがよほど神秘的です。写真は何枚か撮りましたが、団体で見学すると共に、三脚禁止の中での撮影は厳しいです。もちろん、周囲に灯りはありませんので..。
でも、たまには心のシャッターを切るのもいいもんですね。一見の価値があります。


さらに続く...。