2019-2-3日(日)
2月の3日から5日にかけて、ただひたすら「ぼう~っと」しに山形の温泉に旅してきました。現世離脱の旅..といったところてす。一時的な離脱なので、再び現実の世界に戻らねばならないのですが..。もともとぼうっとしているので、ちこちゃんに怒られますね。
本来であれば、乳頭温泉と銀山温泉とを梯子したかったのですが、どちらも人気の温泉地で、予約が取れなかったため、山形県の瀬見温泉と米沢の奥座敷である小野川温泉に行ってきました。もともと写真を撮る目的ではなかったので、スナップ写真しかありません。あしからず。久しぶりに何もしない旅となりました。
従来ですと、愛車のF36にスタッドレスを履かせてという考えでしたが、GSから車を乗り換えて考えを改めました。スタッドレス+ホイールは高いし、どのみち4WDではないので、そんなところに無駄な投資はやめることとしました。それよりも、スペーシアにスタッドレスを履かせたほうが経済的なのです。あまり遠出はできないし、高速を快適に走行することは期待できないですが、いつかは目的地に着くだろうと思い、今回は軽自動車での長距離遠征です。今後の冬の旅はこのスタイルになるでしょう。
目的の瀬見温泉は、温泉街というところではないので、逆に静かで落ち着くところだと思ってのセレクトです。道中、休憩しながらの旅でしたが、途中でユニークな道の駅を発見。それがこれです。
【No1】
あ・ら・伊達な道の駅
【No2】

*この道の駅は、一目で見て只者ではないと思いました。普通の道の駅は、農産物直売所と食事処、お土産販売コーナーがある程度ですが、店内には、確かにお馴染みのコーナーがありましたが、なんといっても驚いたのが、「ロイズのチョコレート」が販売されていたことです。たまたま通路でニコニコしているおじさんに声を掛けたら、なんと、代表取締役の方だったので、インタビューをしてきました。
Q:ロイズのチョコレートが道の駅で販売しているのは初めて見ましたが、よく販売の許可が下りましたね。
A:ロイズのチョコレートを作っているは北海道の当別町というところですが、こことこの宮城県大崎市は姉妹都市となっているんです。その縁で商品を取り扱わせていただくことをお願いし、了解を得たのです。チョコレートは、年間を通して販売できるし、客単価は高い。この商品のおかげで多くのお客さんが来てくれて他の商品も売れるんです。
とのことでした。なるほど、やはり、商売はアイディアだなぁと思ったところです。さらに驚いたのは、道の駅の中に「クリーニング屋」さんがあったことです。この理由は聞かなかったですが、日常生活に必要な
クリーニング店がこうした観光施設ともいうべき道の駅に入っているのには、二度驚かされたところです。
また、ここでしか手に入らない加工品が盛りだくさんで、これなら遠くからわざわざこの道の駅を目指してやってくるだろうなぁ~と思ったところです。データ的にも、
年間訪問者360万人、年商12億4千万。全国の道の駅でも
売り上げが5位に入るほどの実力とのことです。
超高齢化社会の中で、こうした施設があることは、地元の農家や商人の方にとっては励みとなるでしょうね。たまたま、立ち寄った施設でしたが、あまりにも活気があるので驚いたところです。
ちなみに、ここの代表取締役は、もともと商売人ではないとのことです。立ち上げの頃から関わっていた元議員さんとのことで、最後まで驚かされました。ぶしつけな質問にも、にこにこしながら丁寧に答えてくれる社長さんでした。いろいろと素敵なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
【No3】瀬見温泉

*この写真は借り物ですが、観松館という宿に泊まりました。瀬見温泉の開湯伝説としては、武蔵坊弁慶による発見とされています。源義経の子供、亀若丸の産湯を探していた際、湯気が出ている小国川沿いの岩を長刀で割って温泉を発見したという伝説です。
時間は早く到着したので、マッサージ機にかかったり、ゆったりと温泉につかってぼうっとしていました。
【No4】

*写真は借り物です。
【No5】

*写真は借り物です。
【No6】 夕食の風景

*ここの夕食のメインは、山形牛ですね。ちょっと堅めの肉と思っていましたが、柔らかくておいしかったです。至福の時でした。夕食は、部屋出しなので、ここでも自分たちのペースでゆっくりと食事ができました。仲居さんも地元の若い方でしたが、気さくな人でいろいろ地元のお話を聞かせていただきました。
【No7】
【No8】
【No9】
2月4日(月)
さて、翌日も特に予定はありません。しかし、当初予定していてこれなかった銀山温泉が、次の目的地である小野川温泉の途中にあるため、次に来るときのために立ち寄ることとしました。それがこの写真です。
【No10】 温泉街の入り口にあるお土産屋さん

*地元ならではのお土産・お菓子がたくさん置いてあります。
【No11】 命綱をつけての雪下ろし

*結構な崖の上を雪下ろししていました。命がけですね。
【No12】 温泉街

*一般的に写真で紹介されるのは、こんな風景だと思います。夜に出かければ、幻想的な風景に出会えると思います。
【No13】
【No14】

*銀山温泉は、言わずと知れた宮崎駿監督の「千と千尋の物語」で有名になった温泉宿のモチーフとなった場所ですが、その中でも、「
能登屋」さんはそれに近いのかなぁ? 泊まってみたいですね。
【No15】

*中には、こんなお店もありました。
【No16】
銀山温泉街をぶらぶらした後は、米沢市街にちょっと立ち寄り、早めに宿にチェックインしました。小野川温泉では、
吾妻荘という宿に泊まったのですが、ここには、今から20年ぐらい前に泊まったことがあり、その時に食べた米沢牛のおいしさが忘れられなくて、今度は妻を連れて泊ったという次第です。
以前来たときは、今でいう旧館のみでしたが、今回は、その後にできた新館に泊まりました。最近では、ご多分に漏れず、外国の方が増えてきているようです。
この宿も、食事は部屋食でした。しかも、こたつなので、くつろげました。
【No17】
【No18】

*前日山形牛を食べたばかりで今日は米沢牛でしたが、どちらもおいしくいただきました。それでも、米沢牛のほうが、柔らかく口にとろけるような肉でしたかね。
【No19】

*この日も、食べきれないほどの料理が出て、妻もご満悦でした。私はおなか一杯ですべて食べきれなかった...。妻は、2日連続で完食です。敵いません。
2月5日(火)
【No20】
上杉伯爵邸

*庭のきれいな伯爵邸ですが、冬は雪囲いがあって、やはり訪ねるのであれば、冬以外の時がよさそうです。
【No21】お濠の風景
【No22】檜原湖

*帰り道は、福島経由で帰ってきました。途中檜原湖を通りましたが、湖は凍っており、ワカサギ釣りでしょうか? 氷上に浮かぶテントが目立ちましたね。
あとは、高速を使っての帰路の旅です。
今回初めて、スペーシアでの遠征でしたが、やはり、長距離で軽自動車はもう若くないので、おしりと背中が痛くてたまりませんでした。それでも、ターボ車だけあって、そこそこ走れたと思います。燃費は、結局、エンジンに負荷がかかってしまうので、市街地を走っているのと変わらずでした。
これからの冬シーズンは、これで出かけようと思います。
たまには、こうしたのんびりとした旅もいいもんですね。
以上、冬の旅記録でした。
Posted at 2019/02/21 23:16:25 | |
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