(ステアリングホイール交換と)パドルシフト有効化 後編

ステアリングホイールの交換は前編にてどうぞ。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3276789/car/3322532/8016493/note.aspx

内部設定の変更でパドルシフトを有効化します。
コーディングが必要なので機材を用意します。
以前は GAP IIDTool G4 ではできませんでしたが今は可能です。

まずG4のファームウェアを更新する必要があります。
リリース版の B0098 ではTCMの初期化ができないのでだめでした。
どうやってもOperation Failedになるので問い合わせたら修正した新しいファームウェアを提供してくれました。

はじめは「TCMとか普通いじらんけど何やりたいねん」くらいのこと言われましたが、懇切丁寧に状況を説明したら即新しいファームウェア出してくれてこれでうまくいきました。

設定項目は
"MultiCAN-537 SWSGearSelectors"
を "Fitted" に変更。
"MultiCAN-536 GearboxPaddlesInDrive" というのもありますが、こちらはたぶん最初から "Active in Drive" になってるのでそのまま。

車両とPiViProを再起動したら車両の設定メニューにパドルシフトの項目が出てきます。

パドルシフトの動作をスポーツモードのみに制限するか、ドライブモードでも可能にするかどうかを選べます。

「ドライブ」および「スポーツ」にすればパドルシフトはDモードでも操作可能になります。

D2とか表示されるのはパドルシフトで操作しているときだけかな。

ところが実はこれ微妙でして、Dでマニュアル操作するとオートに戻すために一旦Sに入れて、再びDに戻さなくてはなりません。

結局シフトノブに触れる必要があるならパドルは「スポーツのみ」にしてたほうがうっかりDで操作しちゃうこともないし良いのではというのが私の意見です。

と、思っていたんですがコメントをいただき、参考にEVOQUEの説明書をみたらこのような記載がありました。

記載の通り右パドルを引きっぱなしにすればオートに戻りました。
DEFENDERの説明書にはこのような記載無いんですよね、V8用の説明書というのも無いみたいだし。
Dでパドル有効にしておいても良さそうだと気持ちを改めました。

というわけでパドルシフトの有効化でした。

パドルシフトはエンジンブレーキ使うときに便利です…以上です…。