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black frogのブログ一覧

2022年12月08日 イイね!

ゴールド免許証の呪い

ゴールド免許証の呪い今年も残すところあと僅かとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?さて、本日は数年毎に必ずやってくる苦行=免許証の更新に行って参りました(疲)。平日であるにも関わらず、そしてコロナ禍第8波真っただ中であるにも関わらず、老若男女を問わず大変多くの方がお布施のために聖地巡礼に訪れていました。私はこの4年8か月ほど無事故無違反で過ごして来ましたが、その直前に軽微な違反をやらかしたため、無念のブルー免許証となりました。

実は私、運転免許証を取得してから30年になりますが、この間ゴールド免許証を取得したことはたったの2回しかありません。ゴールド免許証制度が導入されたのが1992年ですから、ちょうど免許証を取得した年にこの制度が制定されたことになり、運命を感じます。さて、ゴールド免許証というのはご存じの通り、基準日から5年間無事故無違反である「優良運転者」にご褒美としてもらえるありがたい免許証です。そのご利益はいくつかあって、たとえば更新時の講習は最寄りの警察署で、30分のビデオ講習を受けるだけで更新出来たり、はたまた加入している任意保険料が値引きになったりします。そして、車好きの集まりに行けばどんなにお金持ちでも平伏すという素晴らしいアイテムです(個人的にはブラックカードよりも価値があると思っていますw)。

で、上で述べた通り、人生で2回このゴールド免許証のご利益に肖った事があるワケですが、実は2回とも取得後1年以内に免停を食らうという憂き目に遭っています(悲)。いずれも軽微な違反の合わせ技一本ですが、ゴールド免許証の呪いと言わざるを得ません。そんなワケなので、ゴールド免許証を2回連続で更新出来たことがありません。今回も起算日から4年8か月で更新=ブルー免許証という悔しい状況でした。というか、普通に考えてゴールド免許証2連チャンということは、無事故無違反を10年続けるということになりますので、どんなに気を付けていても、よほどラッキーな星の下に生まれているか、ペーパードライバーでもない限りほぼ実現不可能なのではないか、と思っています。もし2回連続ゴールド免許証をお取りになった、という稀有な方がいらしたらぜひ自慢レスしていただきたいと思いますw。

・・ここからは愚痴になりますが、そもそもこの免許証更新制度、私は非常に無駄だと思っております。理由としましては、各都道府県に設置されている交通安全協会というのは皆さんご存じの通り、警察組織の天下り団体です。この利権を保持するための免許証更新制度といっても過言ではないくらい、とにかく理不尽かつ非効率的極まりないと感じています。もちろん、何かしらの更新システムは必要だと思います。しかし、こんなに短いスパンで更新する必要が本当にあるのでしょうか?100歩譲って、最寄りの医療機関で視力・聴力検査を行い、健康証明書を取得し、e-ラーニング等で講習を受けて、設問に適切に答えられればあとはオンラインで免許証の更新出来るくらいの効率性があって然るべきです。でもそれだと警察のお偉方の天下り先が無くなっちゃいますもんねぇ?

一方で、高齢者ドライバーへの審査はもっと厳しくしても良いと思います。それこそ1年毎に実技も含めた試験にパスするか、自動ブレーキシステムを搭載したクルマでないと更新できないようにするとか。高齢者ばかりをやり玉に挙げるワケではありませんが、実際運転していてもヒヤリハットを経験するのは圧倒的に高齢者が対象ということが多いです(あとは暴走チャリンコ、暴走原付)。これは身体能力の衰え等を考えれば、当然のことだと思います。なので、こうした高齢者ドライバーには重大事故を防止する意味でもある程度更新を厳格化するのは必要なことかと思います(私自身、もし75歳を超えても運転するようなことがあれば、厳格な更新制度は甘んじて受け入れるつもりです)。さて、12月は交通事故が増える時期だそうです。お互い安全運転に努めましょう♪
Posted at 2022/12/08 22:12:53 | コメント(7) | 四方山話 | クルマ
2022年11月16日 イイね!

速さの中身

速さの中身本日はスポーツカーの速さと愉しさについて一考したいと思います。エンスーのみなさんにとって、スポーツカーの「速さの定義」は何でしょうか?0-100km/hのタイム?最高速度??ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェのラップタイム???まあ人に拠って様々だと思いますが、私は「速さ」はスポーツカーにとっては飽くまで「一要素」に過ぎないと考えています。

たとえば、単純に速さだけに焦点を絞れば新幹線だって、飛行機だって速いワケですが、そこに愉しさはありません。速さというものは、速度変化量で感じるものなので、どれだけ短時間で速度変化が起きるかの方が遥かに重要です。しかし、それでいうならたとえばテスラのモデルSは0-100km/hを2秒でこなしますが、運転していて愉しいかと言われれば個人的には愉しいとは思えません。血の気が引くほど速いのは間違いありませんが、これが愉しさに繋がるかというと、また別問題・・。相対的に断然遅いマツダ・ロードスターの方がよほどfun to driveです。すなわち、単純に速さではスポーツカーの愉しさを測る事は出来ません。このfunな要素を私は勝手に「動的質感」と呼んでいますが、スポーツカーにとってはどれだけ動的質感が濃密か、が最も重要だと考えます。



今から15年以上前、初めてR35GT-Rに乗った時の衝撃は今でも忘れる事が出来ません。それまで体験したどんなスポーツカーよりも圧倒的に速かったですし、全身の毛が逆立つような加速感はこの時生まれて初めて体験しました。しかし今日に至るまで、一度もR35GT-Rを欲しいと思った事はなく・・これはやはりポルシェなどと比べると圧倒的に動的質感が欠落しているからだと個人的には思います(注:年次改良で、今はGT-Rもかなりfun to driveになった、と聞きます)。実は、ランボルギーニ・ウラカンや、アウディ・R8も同様の理由で惹かれません。これらのスーパーカーは速いことは速いのですが、とにかく無機質に速いだけで、driver's involvementがあまりにも希薄なんですね。運転している、というよりは運転させられている感覚といえば伝わるでしょうか?



先日「何してる?」でメルセデスAMG ONEのニュル市販車最速ラップタイム樹立というニュースに触れましたが、PHEVながら僅か1.6Lの小排気量ターボ車がこの偉大な記録を打ち立てた事は正にスポーツカー新時代の到来を予感させる大きな出来事だと思います。問題は、AMG ONEに我々が望むような動的質感の高さ、濃密なドライビング・エクスペリエンスが備わっているか、です。もちろん3.5億円もするようなクルマを運転するような機会などあるハズもなく・・想像するしかないわけですが。こうしたハイパーカーは今後、パワーユニットの構成がどうあれ、エンスーを唸らせるような動的質感を纏っているかどうか、が重要なポイントになってくると思います。



で、価格はAMG ONEの1/8にも満たないワケですが、技術的に極めて近い立ち位置にある296にはこの動的質感、fun to driveが間違いなく宿っています。私が過去に運転したどんなクルマよりも濃密なdriving experienceをもたらしてくれ、なおかつ圧倒的なパフォーマンスも身に着けています。先日海外のYouTubeチャンネルですが、マクラーレン・アルトゥーラとのサーキット走行比較動画が上がっていましたが、驚くなかれ296の方が運転していて愉しい、と評されていました。アルトゥーラのパッケージング(カーボンモノコックシャシー、車重の軽さ)を考えれば逆の結果となっても何ら不思議ではありませんが、結果は296の勝利。いかにマラネッロのエンジニアが真面目に、真面目に296のfun to driveを創り上げたかが伝わります。



正直言って、私の中では今までポルシェこそ最高のドライバースカーであり、フェラーリだのランボだのマクラーレンだのは「ビラカシ要素が強めのクルマ」、という穿った見方をしていました。動的質感という点に於いて、ポルシェの右に出るものは無いだろう、と。しかし、296に乗ってビックリ!コイツは極めて理詰め真面目に造られたドライバーズマシンでした。往年のフェラリスタの中にはV6にダウンサイジング?したことや、あろうことかPHEV化されたことに落胆を禁じ得ない方も一部おられるようですが、そんな嘆き節を一蹴するだけの実力を秘めています。むしろ、真摯に走りと向き合っている方にこそ296は受け入れられやすいと思いますし、ハードコアなポルシェ乗りにこそ、ぜひおすすめしたい新時代のスーパーカーだと思います。

Posted at 2022/11/16 14:00:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 四方山話 | クルマ
2022年10月17日 イイね!

参考になるレビュー、ならないレビュー

参考になるレビュー、ならないレビュー情報過多社会において、ネットリテラシーってとても重要だと日々感じております。根拠や裏付けもないまま情報をリツイートするような「無責任行為」が問題となって久しいワケですが、やはりこれだけ玉石混交の情報が氾濫していると、自分にとって有益な情報とそうでない情報を限られた時間の中で取捨選択するのって難しいです。若くて人生経験が少ない人なら猶更、ですよね。

そんな中、ネット媒体、紙媒体、プロ、アマを問わず、やはり常に質の高い情報を発信し続けて居る人というのはいて、内容ももちろん大事ですが、まずは発信者が自分と近い感性を持っていることが何より重要だと思います。私ももう30年近くクルマを趣味とさせてもらっていますが、それこそ数多のレビュー記事を拝読させていただきました。で、結論から言うと私が参考にしたいと積極的に考えるプロのジャーナリストは2、3名、同様に素人ブロガー(YouTuber含む)も2、3名ですね。

まあ具体的に誰が・・というのはステマを疑われるのも嫌なので、控えさせていただきますが、こうした「信用できるソース」がいくつかあると情報の整理は物凄く楽になりますし、提灯記事に惑わされることも無くなります。ちなみに海外のブロガーやモトブロガーにも驚くほど造詣が深く、参考になる人が居て、国境を越えても同じような感性を持っている人がいるのだな、と感慨深くなります。いずれにせよ、広告ページと記事のページ数が半々のような雑誌の記事はそれこそ「話半分」で見ておく必要がありますねw。
Posted at 2022/10/17 14:20:53 | コメント(2) | 四方山話 | クルマ
2022年09月16日 イイね!

スポーツカー(ポルシェ)は若いうちに乗れ!

スポーツカー(ポルシェ)は若いうちに乗れ!久々にゴルフを始めて、体力の低下を自覚する日々です。コロナ禍の少し前から色々忙しくなってしまい、すっかりゴルフから遠のいていました。かつては恥ずかしくない程度のスコアで回れるようになり、クラブも中上級者向けのスチールシャフトアイアンなんぞを使ってましたが、先日久々に練習に行ったらクラブの重たい事、重たい事w。100球も打たないうちに音を上げてしまいました。

で、結局クラブを全部Rフレックスのカーボンシャフトに買い替え、体力作りから仕切り直し、といった状況で、来月のゴルフコンペまでに間に合うか冷や冷やしております。私ももう不惑の歳を過ぎて久しいワケですが、とにかく最近著しく体力の衰えを感じるようになりました。夏場、猫の額ほどの庭がボーボーになってしまったため、草むしりをしたら腱鞘炎になるわ、腰は痛くなるわ。久々にゴルフすれば全身の筋肉痛に加え手にマメが出来まくりました。健康増進のために、と思って夏前にクロスバイクを買ったのですが、縁石にタイヤを取られ大転倒、両膝を擦りむき、また歳のせいか完治するのに2カ月近くかかりました。もう生活のあらゆる場面で感じる過労、疲労。先の人生が不安になるレベルです。

で、何が言いたいかと言うと、表題の通りスポーツカー、とりわけポルシェは若いうちに乗っておいた方が良いよ!という事です。私は幸せな事に、30代前半をポルシェと一緒に過ごすことが出来ました。ツーリングもたくさんしましたし、サーキットにもたくさん行きました。しかし、今同じようなカーライフを楽しめるかと問われれば、恐らく難しいと思います。まず反射神経、筋力が落ちています。サーキット遊びはモーター「スポーツ」ですし、「スポーツ」カーは操作系が重たいので、何をするにも体力が要ります。サーキットまでの往復の運転も、渋滞にハマれば重たいクラッチで左足が攣りそうになるのを耐えながら運転する必要があります。愉しい以上に苦痛であることが予想されます。

ストリートで走る分にはそこまで体力は要りませんが、クルマからの振動が腰に来ます。ペダルもハンドルも重たいです。今はまだそれでもやせ我慢して乗っていられますが、5年後、10年後に愉しめている自信が私にはありません。昔、人生の先輩方が旦那仕様のスポーツカーもどき(失礼!)に乗っておられるのを見るにつけ、「お金があってクルマ好きならスポーツカーに乗ったら良いのに!」と思ったものですが、今となってはオジサマ方のお気持ちが痛いほどよく分かります。というか、私がオジサマそのものですw。で、やはりスポーツカーという乗り物は身体が自由に動くうちに、若いうちに乗っておくべき、と強く思います。ただ、難しいのが・・若い時は体力はあっても、残念ながら普通の人はそこまでの経済力は持てないんですよね。

ある程度歳を取って、貯金も出来て、子供も手を離れて、やっと意中のクルマを手に入れられるようになった頃にはもう乗るだけの体力も気力も残っていない、というジレンマですね。なのでアラフィフを超えてもサーキット遊びを楽しんでいらっしゃる諸先輩方は本当にスゴイと思いますし、純粋にリスペクトします。少し前に、人生アガリのクルマはマクラーレン!などとのたまっておりましたが、すっかり自信を無くしてしまいました・・。内燃機関がその長い歴史の終末期を迎えるという中で、安楽で、速くて、ちょっぴりセクシーなフェラーリ・ローマ辺りがもしかしたら人生最後の趣味車の落としどころとしては妥当なところなのかもしれません。
Posted at 2022/09/16 14:22:15 | コメント(6) | 四方山話 | クルマ
2022年06月08日 イイね!

日常と非日常の狭間で

日常と非日常の狭間でポルシェ911を評する言葉の一つに「日常的に使えるスポーツカー」というものがあります。実際、週末の特別な時にのみ乗る日本のエンスージアストと違い、海外エグゼクティブの多くはいわゆる日常の足として911を利用しています。雨の日も、風の日も乗れて、そこそこの積載性もあり、サーキット走行や高速クルージングはもちろんのこと、低速域でもニヤリとさせてくれる懐の深さが911の魅力だと思います。

翻って、ほんの僅かな期間しか所有出来ませんでしたが、私にとってフェラーリは日常性とはかけ離れた正にスーパーカーでした。中古のF1マチックの360モデナでさえ、私にとっては十二分にスーパーな存在でしたが、ましてや最新の3000万円を大幅に超えるような高級スーパーカーは憧れはするものの手に入れたとしても持て余す可能性大です。クルマに対するアプローチは人それぞれだと思いますが、私はやはり眺めているだけでは不満が募ります。特にスポーツカーは乗ってナンボだと思っていますので、車庫の肥やしとするだけの度量を私は持ち合わせていません。そういう意味で、もちろんポルシェからランボやフェラーリに乗り換えて、スーパーな世界を堪能される方も大勢いらっしゃいますし、これらのスーパーカーがもたらしてくれる非日常性の魅力は理解出来ますが、私の性分には合わないな・・と思ってしまいます(貧乏性なので、いざ乗るとなるとそれだけで気疲れしてしまいます)。

一方、たとえば現在所有しているRS4も十分パフォーマンス的には素晴らしい性能を持った高性能車ですが、911のような非日常性はありません。目線は高いですし、車重も重いので、速い事は速いのですが、スポーツカーとしてはどうしても物足りなく感じてしまいます。むしろ、スポーツカー度で言ったら圧倒的にスピードの遅いマツダ・ロードスターの方がよほどスポーツカー濃度は濃いと感じます。しかしながらロードスターは雨の日も風の日もというワケには行きませんし、荷物もほとんど積めません。そういう意味ではやはり911の+2という稀有なレイアウトはそれだけで価値があると個人的には思います。とどのつまり、日常性と非日常性のバランスの取り方と言いますか、ちょうどその狭間の領域高い次元で愉しめるというところに911の魅力と価値があるのではないか、と思います。まさに日常の中にちょっとした非日常をもたらしてくれる911は、私を含め多くのファンにとって唯一無二の特別な存在なのです。
Posted at 2022/06/08 14:29:30 | コメント(3) | 四方山話 | クルマ

プロフィール

「@Area-KAZ さん、私は歴代フェラーリの中では296が一番好きという捻くれ者なので、今の相場はちょっと納得出来ません💢。皆さん、食わず嫌いなんじゃない?と思わずにはいられません!パワー、サウンド、ドライバビリティ、どれを取っても超一級品なのに、これでは報われません🥺」
何シテル?   10/14 22:39
Ohne Porsche kann ich nicht leben. 趣味車:991GT3TP(2018年式 左MT) アシ車:GR86“リッジグリーン...
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