自作シフトブーツ作成（その1）

GRヤリスRSに装着されているシフトブーツを見た時、コレってヤリスクロス（ガソリン車）にも付くんじゃないの？
そう思った方は結構いると思いますが、中でもヤリスHVに乗っておられるYARISさんはすごいです。実際、換装されておられて整備手帳に詳細が載っています。

品名は、「ポジションインジケータ ハウジング ASSY」と言うそうで、一体になっているみたいです。

コネクターの件が未解決になっていますが、これは単に表示用のLED配線だと思います。
シフトノブとシフトポジションが一致している場合には単一照明の2極端子、シフトブーツのせいで表示が小さくなってシフトノブとズレているためポジションを単独に光らせるために10極になっているのだと思います。

おそらくヤリスクロスも単純に照明用の2極端子だと推測されます。

部品を発注して交換すれば済むと思いますが、なるべく分解せずに済む方法を考えました。
（上手くシフトブーツだけを被せる）

シフトパネルの型取りをするのに、シフトノブを外します。

先ず、シフトノブの下パーツを下に下げます。

シフトノブの根元をよく見ると左右にピンが見えるので、左のピンを指で外側に広げてそのまま上に上げて外します。（最初このピンを前方に抜いて外す記事を見てやりましたが、それだと元に戻すのがちょっと厄介です。）
はめる時は上から押さえればカチッとはまります。

シフトパネルの型取りをして、シフトブーツのベース部分の外形を決めて型紙を作りました。

型紙を元にプラスチックの下敷きからハサミで切り出し、サイズおよび位置の確認。

写真のベース部分とシフトノブ下部パーツの外周を計測。
ベース部分からシフトノブまでの高さを計測（単純に高さだけでなく前後に動かせることも考慮）

ハイブリッド車はストレートなゲートなので当然形は変わってくると思いますが、ガソリン車と違ってポジションインジケーターがゲートに近くスペースがないのでちょっと難しそうです。

ハイブリッド車には、ここに後付けするピアノブラックとかカーボンルックのパネルが販売されていますがガソリン車にはありません。
不思議に思ってたんですが、よく見ると右側のスペースがあまりないので無理なんでしょうね。

シフトブーツの素材ですが、フェイクレザーライチのブラックを楽天で購入しました。

シフトブーツだけなら30cm×30cmのお試しサイズでも良かったんですが、アームレストにも貼りたかったので135cm幅を30cm購入。

型紙を作って生地を切ります。
シフトノブの外周12cmベース部分の外周31cm高さ12cmで作成。
左右で分割して縫い合わせるので、外周は半分の寸法、縫い代1cmとして裁断。

いきなりですが、こんな感じになりました。
シフトノブ下部パーツのパーツをはめていますが、接着はしていません。生地が多少伸びるので少しきつめに縫ってはめ込んでいます。

（その2）に続きます。