トルクロッド交換

先日のロアアーム交換時に発見したトルクロッドのブッシュ亀裂、プルダウンロッドとセットで交換しました。
メンバーのこの部分です。18ミリのボルトを抜きます。

抜きました。
丸い部分のブッシュに亀裂が入っています。
ここもネジロックがびっしりでした…本当はボルトも交換した方が良いのでしょうが再利用します。

社外の強化品を用意しました。
ちなみにキューブ用のマウント11360-ET000が互換流用出来るようですが、社外品との金額差が1000円程度、車重の違いもあるので無難に社外互換品にしました。

新品を取り付けてボルトを締めたら

完了です。

78492キロ。Dレンジでの停車中の振動が減りました。
エンジン上側のマウントもセットで交換すると良いのでしょうが、目視で亀裂が認められなかったのとそこそこの金額なので今回は見送ります。

…と、結果だけ書くと簡単なのですが実は心配通りの罠が潜んでいました。^^;
ロアアームのボルト交換の手帳にも書きましたが、勘違いから一度交換を断念し、翌日に再度ジャッキアップ、交換する事になりました。
日曜の21時近くにマウントが届き、交換を開始しました。真っ暗な中、慌てて新しいマウントを取り付けようとしたところ…入りません。
連日のジャッキアップでメンバーが凹んだようです…

真っ暗な中、両サイドの21ミリを緩める事にしました。これでメンバーが下りて隙間が出来るはず！と、無茶苦茶硬いボルトを今週も気合いで緩めました。ところがボルトナットになっているため1発目が緩んだ後は共回りして一向に緩みません。一度考えます。
あ！これボックス形状になってるからボルト緩めても隙間は広がらないじゃん！！！
ここで作業中断。翌日作業に回しました。

翌朝、引退したはずのアイで通勤しました。3速までならなんら問題なく走り、ますます未練が募ります^^;

結局またしても力技、バールで無理矢理メンバーの箱部分を広げてトルクロッドをぶち込みました。
緩めた21ミリのボルトはせまーい隙間に手を差し込んで、なんとかタイヤ用の21ミリロングソケットを手探りでセット、1/2のハンドルをどうにか差し込んで共締めしました。
非常に無駄な体力を消耗しました^^;

ジャッキアップポイントがご覧のようにメンバーになっており、回数を重ねる事によってメンバーのボックス形状が潰れてしまうようですね。
前の晩にウマから下ろす時になんとなく嫌な予感はしました…
なにはともあれ今回も気合いと執念でなんとかなりました。これでしばらくセレナの整備はする事がないでしょう。めでたしめでたし。