インジェクターOリング交換

今回は、インジェクター周りにオイル汚れのような跡があるので、インジェクターの接続部のOリングを交換します。

写真は、一番汚れていた4気筒のNo.3のインジェクター付近の状況です。

写真は、少し汚れていたNo.2の状況です。No.1とNo.4は、汚れていませんでした。

汚れの原因は、インジェクターの1次側接続部からのガソリンか2次側からのブローバイガスを含んだ吸気の漏れが考えられますが、どちらもインジェクターOリングの不良（劣化）だと思われます。

漏れているということは、吸い込んでいる可能性もあり、最近、起こっているアイドリング不調の原因かもしれません。

取り外したインジェクターです。

左からNo.1〜です。全体的に真っ黒です。No.2、No.3は、インジェクター本体にも汚れが付いています。

No.4の上のOリングは、外す時に取れてしまいました。だいぶ、固着していました。

インジェクターの先端に付いている樹脂製の保護カバー（写真では汚れて黒色に見えますが緑色のもの）は、割れていました。

BOSCH製のインジェクター1個分の替えのシールキッドです。

Oリングが3つ（うち1つは燃圧レギュレータ用とのこと）
保護カバー（オレンジのもの）
スリーブ（灰色のもの）

一番左は、シール類を交換した状態。残り3個は、シール類を外した状態です。

取り外したOリングは、新品のものより硬いもののカチコチとまでではなかったです。漏れが改善するといいのですが。

スリーブは、新品のものが大きくフィットしなかったので、元のものを使いました。

交換直後は、漏れてないように見えますが、今後、様子を見ていくことにします。

アイドリングは、改善したようですが、これで完治していることを祈ります。