タブレットの車載ホルダー作成その2

前回作った試作品のCDケースを使ったタブレットホルダーも使えるのですが、耐久性に不安あるのと、せっかく材料が届いたのでアルミL型で再制作です。

ブックエンドを加工しようかとも思いましたが、加工の難しさが予想され除外。加工の容易さと強度からアルミを選択しました。
使った材料はアルミL板 LAシリーズ（タカチ電気工業）95*10*1*200
この形状の金属板を探し出すのに苦労しました。

買った材料は長さが200㎜ですので、差し込める長さ（17㎝程度）に金切鋸でカット
L型の折り返し部分も10㎜から半分程度にカットしました。
アルミなので切断は容易ですが、金切り鋸はもう少し大きいほうがよかったです。
カット後サンドペーパーでバリや角を落として滑らかにし、染Qの黒で塗装しました。（こちらも見えるとこだけ）

で、完成形がこれです。やはり見えないところは雑！縁がパネルなどにこすれて傷付けないようテープを張って養生しました。

差し込むとこんな感じです。染めQの黒、もっと艶ありかと思いましたが艶があまりありませんでした。でも何となく馴染んでるのでヨシとしてます。

タブレットを取り付けるとこんなんです。ちなみにタブレットは車載用に中古品を￥7500で購入。アカウントを別途取得し車載専用機にしています。その他材料も含めて１万円程度で完成しました。
こうなると、USBケーブルがウザい。
で、パネルの内側を通すことにしました。タブを取り外したときケーブルが残ってしまいますが、専用機ですのでほぼ取り付けたままにするためUSBケーブル埋め込みです。

エアコン吹き出しのパネルを外して、硬いと評判のアッパーパネルの取り外しです。諸先輩方の整備手帳を参考にロープをかけて一気に引っ張ると割とあっさり外れてくれました。AVパネルと一体のまま外れてきます。

外れたパネルの裏側です。アッパーのパネルはAVパネルとネジ2か所、クリップ３か所でくっ付いてます。正直これを分割するのが大変で腕が３本欲しくなります。順番に青いクリップをラジペンで挟みながら押し込ん外していくのですが、真ん中を外そうとするとサイドのクリップが又はまり込むの繰り返し・・指を挟んでやっと分割

AVパネルの右上の角に穴開けしケーブルを通すことにしました。

傷付けぬようテープでしっかり養生し、
木工用の安っいヤスリで削っていきます。

AVパネル穴あけ完了です。

ACC電源から直接マイクロUSBに給電する物が無かったので、マイクロUSBケーブルにエーモンのUSB電源ポートを繋ぎました。
これでナビ裏からACC電源を取り出しタブに給電します。

アッパーパネルも穴をあけケーブルを通し、分割したパネルを組み合わせて準備完了。

ナビを引き出し内張剥しを突っ込み作業スペース確保。
ACCと書かれたタグがご丁寧に張られているのでここから分岐させます。

で、分岐のギボシ端子を使ってUSB電源ポートを接続。ナビの固定ネジにアースをとって後はナビ、パネルを戻していきます。

組み付け完了。
タブ外した状態だとスッキリしませんが

タブ取り付けるとケーブルスッキリ。
一体感出ました。
ハードの改良はこれで完了ですが、タブを車載で使うので、今度はタブレットの設定、ソフト面の改良です。
その３に続きます。